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BLADE of ARCANA
〜 いつか帰る日のために 〜

シーン6来襲
シーンタロット 【 アングルス 】−正位置−
GM
シーンプレイヤーはフェイム。重要なシーンだから、出たい人は出てくれていい。
レイン
では私が(コロコロ)登場成功。
ヴァルト
登場失敗。仕方ないから [物忌み]。
GM
君達が各々の場所で休んでいると、カンカンカンッと鐘の音が聞こえる。どうやら北狄の来襲を告げる合図のようだね。それとともに、北狄が雪崩を打って攻め寄せてくる。勢いづいた闇の生物どもは、次々と“ジーゲンブルグ”の住民達を打ち殺してゆく。
フェイム
急いで向かおう。
レイン
私達は一騎当千なので、二千人までなら葬れます(笑)。
フェイム
すいません、五百にまけておいてください(一同笑う)。
GM
そして、怒号と悲鳴が辺り一帯を支配する。その光景を見た人には [悪徳] を配ろう。レインには【グラディウス】の逆位置。フェイムには【フィニス】の逆位置。
ヴァルト
両方とも私のアルカナ……私、今回シーン効果使えないかも(笑)。
シーン7殺戮の騎士
シーンタロット 【 フルキフェル 】−正位置−
GM
舞台は続けて“ジーゲンブルグ”。やってきた北狄を応戦しているシーンだ。シナリオにプレイヤーの指示がないからラックのシーン。できれば全員登場が望ましいね。
レイン
『同行者』で登場。
ヴァルト
登場(コロコロ)成功。
フェイム
(コロコロ)登場成功。
GM
乱戦になってきたね。君達も、北狄の猛攻の前に決して軽くはない傷を負ってしまっている。長期戦は不利だと感じるね。
ヴァルト
うん。
GM
そこで突然、戦場の空気が一変する。ギルガイン卿の咆哮とともに。
レイン
師匠?
GM
目を赤く輝かせたギルガイン卿が、北狄を次々と血祭りに上げていく。捻り、引き裂き、踏み砕く。それは、この世ならぬ“何か”の姿であった。
レイン
凍り付いてましょう。
フェイム
“踏み砕く”って何だよ(笑)。
レイン
踏んで叩き潰したんだろうよ(笑)。
ラック
“グチャッ”って。
GM
北狄は戦意を喪失し、撤退を始める。だが、騎士は殺戮の手を休めない。北狄の死骸を片手で持ち上げ、逃げて行く者達に猛烈な勢いでぶん投げる(一同爆笑)。
ラック
何者だぁこいつはぁ!!(爆笑)。
GM
命中した死骸とともに、幾人もの北狄が破裂する(一同大爆笑)。
フェイム
はれつぅぅぅぅ!?(爆笑)。
レイン
ち、近寄りがたいよ!!(爆笑)。
ヴァルト
つーか近寄れないよ(笑)。
ラック
さすが殺戮者、凄い事をやってくれる(笑)。
レイン
「し、師匠? 師匠!?」と叫んで駆け寄ろう(笑)。
GM
残念だが反応はない。これも [悪徳] ね(一同爆笑)。
レイン
しぃぃぃぃしょ〜〜〜〜〜!!」(一同爆笑)。
GM
じゃあ [悪徳] を配るよ(全員に配布する)。
レイン
……なぜ、捨てたばかりの【ウェントス】が帰ってくるんだぁぁぁ!(一同爆笑)。
ヴァルト
気に入られてるんだよ(笑)。
ラック
では、レインを探し出して近くに降り立つぞ。
レイン
インパクト強かったので、衝撃のあまり固まってますよ。
ラック
「どうだい、俺の言葉を信じる気になったかい?」
レイン
ラックの襟首に掴みかかって「お前が! お前が師匠をああしたのか!」と揺さぶるよ。
ヴァルト
ここで争わないで!(笑)。
ラック
その手をパシッと払う。「言いがかりだなぁ……。」
レイン
素直に払われるよ。
ラック
「君には嫌でも戦ってもらう事になるんだ。今はせいぜい苦悩してるがいいさ……。」
ヴァルト
お前の方が殺戮者に見えるよ(一同笑う)。
フェイム
まるで悪魔の囁きだな(笑)。
レイン
その場に膝をつてうなだれる。
ラック
「“ペナンス”の持ち主に脆弱な精神力はいらないんだよ。」と言って空へ舞い上がるよ。目に付くオークに片っ端から <元力:虚> だ。
GM
オークは撤退を始めているが、まだ戦っている者もいるからね。
ヴァルト
レインに声をかけますが?
レイン
反応できませんね。
シーン8北狄を統べる者
シーンタロット 【 アクア 】−正位置−
GM
[鎖] はどうなっている?
フェイム
俺だけ一枚足りない。
GM
じゃあフェイムのシーン。当たり前だが舞台は戦場。北狄と切り結びながら前進していく君は、ひときわ巨大なオークを発見する。周囲を圧倒する気迫から、数多いオークの部族長の中でも、奴がかなり高位に位置するであろうことは間違いない。
フェイム
そらもう斬りかかるわ。
ラック
『同行者』ででるよ?
GM
構わんよ。
レイン
私も出るが、ヴァルトは大丈夫か?
ヴァルト
ラックが出たから2個振れる。(コロコロ)『3』で成功。
GM
接近する君に気がつくと、奴は手近に生えていた巨木を片手で引き抜いた。
ラック
ぬぉぉ(笑)。
フェイム
ギルガインと良い勝負だ(笑)。
レイン
イメージは“ベルセルク”の使途だな(笑)。
GM
そんな感じだ。
バドゥハー
「非力な、取るに足らない人間どもが、数を集めて何をしに来たか。このバドゥハーの贄となりに来たか!!」
レイン
バ、バドゥハーって言った?
GM
バドゥハーだよ(笑)。
フェイム
格好良い名前だな(笑)。
GM
奴が現われると、ギルガイン卿がやってくるよ。当然カトラが傍らにいるね。
ラック
おっとボスが出てきたか。休憩で取っていたレーション(保存食)を片付けるぞ。
レイン
私も手を休めてそっちに向かいますよ。
ギルガイン
「奴が今回の襲撃を企てた張本人だろう。私が片付けようと思うが……それとも君達がやるか?」
レイン
「当然、私達が。」
ラック
ひゅ〜っと降りてくる。
フェイム
来た来た(笑)。
ラック
「レイン、ちょっとこっちへ来てくれ。」
レイン
「嫌だ、私は何も見ていないぞ!」(笑)。
ラック
いいから来い。」と引きずっていく。
ヴァルト
あ〜あ。「気を強く持ってね!」
レイン
……あわわあわわあわわ(一同笑う)。
ラック
「いいかいレイン。今ここで君が傷を負ったら、奴を倒す際に支障が生じる。分かるだろう? ギルガインに戦わせるのが一番なんだよ……。」
レイン
「嫌だ、私はこれ以上、師匠の戦いを見たくない。」
ラック
「納得しろ、レイン。」
レイン
「出来ない! 余計な敵は私が倒してくる!」
ラック
この野郎、<空中浮遊> で宙吊りにしてやろうか(一同笑う)。
レイン
うぁぁぁぁ!(笑)……ん? それって俺の自由に動けるんじゃないのか?
ラック
あああそうだった!(爆笑)。
レイン
「ラックが援護してくれた。」とか思っちゃうよ(一同笑う)。
ラック
駄目だ(笑)。「……分からず屋め。だがしかし、どう足掻こうとギルガインとはいずれ戦う事になるんだからな。」
ギルガイン
「では君達に任せよう。私はあたりの者どもを叩くとしよう。」
フェイム
あの続きが(笑)。
GM
カトラも、ギルガイン卿に付いて行くね。
 
戦闘経過
 オーク族長バドゥハーの <悪臭> にてこずるものの、一瞬にしてカタが付いた。止めを刺したのは、今まで日の光を浴びれなかったあの男!

vs バドゥハー 詳しい戦闘経過
ヴァルト
戦況を確認するよ。
GM
あたりはギルガインとカトラが殲滅してしまっているね。何より、大将が倒された事によって完全に士気が崩壊している。
レイン
師匠の姿を探します。
GM
ギルガインだが、数いるオーク達を……(うつむいて笑いを堪える)。
ヴァルト
何が起こったのかな〜(笑)。
フェイム
また凄い描写が(笑)。
ラック
どうでもいい、早く、早くその描写を聞かせてくれ!(一同笑う)。早くッッッ!!(笑)。
ヴァルト
何を興奮してるんだよ(笑)。
ラック
凄く楽しみじゃないか!(一同笑う)。
GM
ギルガイン卿は数いるオークの集団に突っ込んでいったかと思うと、剣を地面に突き刺して大破壊(ラヴェイジ) 拡大(アンプリフィケイション)を使用する(一同爆笑)。
ラック
うっはははは!(大爆笑)。
フェイム
拡大(アンプリフィケイション)って、範囲を広くするんだっけ?
ラック
そうだ。これだとシーン全体に攻撃できるな(笑)。
フェイム
俺らも?
GM
うん(笑)。
ラック
えっ? 俺らも?
GM
そうだよ(笑)。
ラック
のあぁぁぁぁ!!(爆笑)。
フェイム
なにやってんの!(爆笑)。
ラック
「馬鹿な、自分まで巻き込んでやる気かっ!?」
レイン
「師匠ー!」(笑)。
GM
あたりは業火に包まれるね。ダメージは(コロコロ)『12』点。
ラック
残り『4』!
ヴァルト
住民は大丈夫なの?
ラック
全滅じゃないか?
GM
大丈夫だよ。今まで住民の描写はなかったから焼けとらん。
ラック
そうか、住民はシーンに登場してなかったか(一同笑う)。
ヴァルト
よかったー(笑)。
レイン
北狄はギルガインが無理矢理登場させたんだな(笑)。
GM
その通り。業火が過ぎ去った後、ケシズミになったオークの死体が辺り一帯に転がっているね。
レイン
死屍累々。凄い匂いだろうな。血を吐きながら師匠を見つめよう。
ラック
俺も血を吐いていよう。
ギルガイン
「すまなかったな。」
GM
と、ギルガインは君達に謝るね。
ヴァルト
痛かったわよ。
ギルガイン
「禍根を残さぬために全滅させるには、こうするしか手がなかった。許せ。」
GM
ちなみに [束縛] も発生させといてね。
レイン
(コロコロ)ぎゃああああ!?【ウェントス】で希望判定失敗したぁー!(一同爆笑)。
ラック
洒落にならない奴(笑)。
ヴァルト
どんまーい(笑)。
ラック
さぁ、早く2D10を振れ。
レイン
まだ何もしてないのに(コロコロ)『16』!?(一同爆笑)。合計で『19』ダメージ。早くもDPがマイナス『7』だ(爆笑)。
フェイム
馬鹿じゃあるまいか(笑)。
レイン
ふ、不可抗力だよ(笑)。
ヴァルト
ちょっと可哀相(笑)。
ラック
「ち、先手を打たれたか。これでは奴を倒す時に支障が。」
フェイム
ホントにな(笑)。
ラック
いや、俺が言っているのはHPダメージの方だがな(笑)。
ギルガイン
「では凱旋するか。」
GM
と、街に向かって行くよ。
レイン
一瞬、疑わしい目を向けた後、その後に続きます。
ラック
じゃあまた頭の中で『言っただろう?……奴は殺戮者だ……言っただろう?……奴は殺戮者だ……』(一同爆笑)。
フェイム
うるさい、お前が殺戮者だ!(一同爆笑)。
ラック
僕は『導く者』だよ(笑)。
フェイム
どこに導くつもりだ(笑)。
レイン
もういいよ。俺的にはラックは『【アクシス】=【ファンタスマ】=【ルナ】』だから(一同大爆笑)。
ラック
いやだ、俺は【ステラ】だ! ってなんで【ファンタスマ】なんだよ!!(笑)。
ヴァルト
ぴったりだと思うよ(笑)。
シーン9楽園は終わらず
シーンタロット 【 エルス 】−逆位置−
GM
次はマスターシーン。
刻まれし者達、そしてギルガインの活躍によって北狄は打ち払われた。もはやこの地が脅威にさらされる事はないだろう。
ヴァルト
良かった。
GM
生き残った者達が歓声を挙げる。故郷を守り切る事ができたのだから。
レイン
少々、腑に落ちないというか気に掛かる事柄がありますけど。
ラック
だから言っているじゃないかレイン。ひっひっひ。
レイン
そんなだから、素直に信用できないんだよ(一同爆笑)。
シーン10目覚めよと呼ぶ声ありて
シーンタロット 【 ルナ 】−正位置−
GM
シーンプレイヤーはレインが指定されている。
レイン
はい。
GM
他の人も登場してくれていいけど、出来れば少し待って欲しい。
戦の終わった翌日、夜明け前だけど君はカトラによって起こされるね。
レイン
……多分、気が高ぶっていて眠れていないと思う(笑)。
GM
その表情は強張っており、突き出された機械仕掛けの手には1通の手紙が握られている。
カトラ
「これを。ギルガイン様からの手紙だ。」
レイン
受け取りましょう。では、黒騎士の紋章の入ったペーパーナイフで……
GM
(遮って)そんな物を持ち歩くな!!(一同爆笑)。
レイン
な! いいじゃないか!(笑)。
GM
危険だ!(一同笑う)。
レイン
仕方ないなぁ。普通にナイフで封切するよ。
GM
そこには、次のように記されている。
 
“安息の丘”にて待つ
ハウエル・エルンスト・ギルガイン
 
カトラ
「読んだな? 部屋の外で待っている。他の連中も呼んで来てくれ。支度が出来たら行くとしよう。」
レイン
師匠に呼ばれているわけだから、急いで支度はするが……。
GM
それだけ告げると、カトラは君に背を向けて部屋を出て行くよ。
ラック
では、カトラが出て行くタイミングを見計らって窓をガラッと開けよう。
レイン
来たな(笑)。
ラック
「どうしたんだい、その手紙は?」
レイン
力なく差し出そう。
ラック
片手でパンッと開いて読むよ。
ヴァルト
(コロコロ)登場成功。ドアを開けて「こんばんわっ!」と入ってこよう。
レイン
反応しませんよ。
ヴァルト
あらら。「どうしたのレイン? 元気無いわよ。」
ラック
「これを読んでみれば分かるぞ。」さて戦闘の準備だ。
レイン
どうすればいいんだ……。
ヴァルト
師匠は止めて欲しいんじゃないの?
ラック
「レイン、愛用のグレートソードを早く持ちたまえ。」
レイン
カタカタカタカタ……(一同笑う)。剣に縋って震えていよう。
ヴァルト
「悲しい事だけど、ギルガインに人間の心が残っているって事じゃないの?」
ラック
(囁くように)「ヴァルトの言うとおりだよレイン。人の心が残っているうちに殺してやるってのが、君の恩返しなんじゃないのかなぁ?
レイン
ロールプレイとしては、ここで耳でも塞ぐか(一同笑う)。
ラック
「さぁ立てレイン。“ペナンス”の継承者に脆弱な精神力は必要無いと言っただろう。」
ヴァルト
「ラック。」
ラック
ん?
ヴァルト
「外で待ってましょう。」(一同笑う)。
ラック
「では私達はフェイムを読んでくるとしよう。あいつも十分に役に立つ。」
レイン
思考は停止しているが、急げと言われたので無意識に支度していよう。
ラック
フェイムの部屋の外にスッと降りて来よう。
フェイム
ぬおっ!
ラック
首根っこ引っ掴んで連れ出すのだ。
フェイム
やめろ(笑)。
ラック
よく考えたら大変そうだ。素直に <空中浮遊> をかけよう。
フェイム
では俺も窓から参上。
レイン
変態が増えた(一同爆笑)。君らピーターパンか?
ヴァルト
ピーターパンさ!(笑)。
フェイム
大人になんかなりたくなーい(笑)。
レイン
じゃあ帰れよっ!!(一同爆笑)。
GM
では全員揃ったようなので、カトラが“安息の丘”まで案内するよ。
ヴァルト
じゃあ行こうか。
GM
途中、待ち構えていたのだろうロヌハァラがやってくるね。
ロヌハァラ
「これから、戦いに赴くのですね……。」
GM
と言って、君達に <女帝> を2回かけてくれる。2D10だけ回復だ。
ラック
十分だ。
GM
(コロコロ)うおっ!『16』点回復だ!(一同笑う)。
フェイム
全快だ!(笑)。
レイン
身体は軽くなったが、気分は重いな。
ラック
俺は意気揚々として向かうぞ。「魔剣“カーネイジ”の眷属“ブラスフェミィ”か……楽しみだ。
GM
ではカトラが。
カトラ
「準備は良いか?」
GM
と聞いてくるね。
レイン
「どうしてこうなってしまったのだ……。」
カトラ
「それは私の語るべき事ではない。」
ラック
「どうやら君は眷属ではないみたいだね。よかったよ。」
GM
それには答えない。
カトラ
「……私はあの方に付いて戦う。覚悟しておけ。」
レイン
……プレイヤー的には各個撃破だが(笑)。
ラック
俺もそうしようかずっと迷っていたんだ(一同笑う)。
ヴァルト
マジ?(笑)。
レイン
私はやらないよ。そんな真似は出来ない。
ラック
というかな、俺が窓から入ってきた理由は、カトラを置いてさっさと行っちまおうと思ったからだ(一同笑う)。
フェイム
ナイスだ(笑)。
GM
では、“安息の丘”に向かうといったところでシーンを切ろう。
ラック
待ってやがれ……ヒヒヒヒヒ。
フェイム
こいつのが危険だよな(笑)。


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