地獄に向かって進軍せよ

鮫の遺跡 ： 第三の関門
サンドロ：では先に進もう。
クロウ：警戒。
ＧＭ：では通路の先まで進みました。前方の地面が土になっている。
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　　┃　ここから地面が剥き出しの地面
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　　（省略）

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ボーデル：ノームゲット。
サンドロ：では角まで行こう。
ＧＭ：じゃあその瞬間に！
アーティ：何が出た？　何もいないとか言うなよ？
ＧＭ：先頭のクロウ、サンドロ、ボーデルは『冒険者LV＋知力B』で判定。しかしこれは『－4』のペナルティ。
クロウ：（コロコロ）『15』。
ボーデル：えっ、『15』！？
サンドロ：私も10を振ったので『14』。
ＧＭ：凄い。では角の壁に違和感を感じた。
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　　┠───┨　　■：怪しい部分
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ボーデル：よく調べろ！
サンドロ：その前に右側はどうなっている？
ＧＭ：緩いカーブを描きながら、下っていっている。
クロウ：ローリングアタックされそうな気がして堪らない（笑）。
サンドロ：手前で止まろう。
クロウ：それで、あたしだけ調べるよ。
ボーデル：こりゃ、確かに岩だな。『等しき洗礼を受ける』かな。
アーティ：『等しき洗礼』って何だ。
ボーデル：全員踏み潰される（一同笑う）。
　うろ覚え万歳。正確には『等しき代償を支払うべし』
サンドロ：まずはこの壁を調べてくれ。
アーティ：モールでぶっ叩いてみたら？　それで発動して転がってってくれれば問題なし。
クロウ：じゃあカッツェを放り込んでみる。
アーティ：何でよ（笑）。横から殴ればいいだろ（笑）。
サンドロ：我々は下がろう。で、クロウの腰にロープか何かを括りつける。
クロウ：わあ･･･あたし、引っ張られるのか。
ＧＭ：マンドラゴラ引っこ抜かされる犬みたいだな（一同爆笑）。
クロウ：じゃあ、明かりが欲しいからランタン頂戴。
ＧＭ：ドリーツェが盾を置いておくよ。これでこの辺り一体は ＜ライト＞ 範囲。
クロウ：じゃあ調べる。
ＧＭ：壁に手を触れると、手が壁の中に入り込んだね。何もない。
クロウ：何これ？　潜れとでも言うのか（笑）。
サンドロ：なるほどね、幻覚か。奥に何かあるのかな？
クロウ：猫貸して（一同爆笑）。
アーティ：コイツに何かあると俺が痛いんだけど！！（笑）。
サンドロ：棒か何かで幻覚の中を探ってみよう。
ＧＭ：１０ｃｍ位の深さの部分でガツッと何かに当たるね。
サンドロ：引っこ抜く。ロープも引き抜く。退散。
ボーデル：これ、岩があるんじゃね（笑）。
ＧＭ：何も起きないね。
サンドロ：覗いてみてくれ。
クロウ：あたしか･･････
ＧＭ：幻覚の中は見通せないみたいだね。そのうち鼻っ柱をぶつける（一同笑う）。
ボーデル：ちなみに感触は？
ＧＭ：相当硬いね。よく分からない。満遍なく調べるなら分かるが、一面まっ平らなようだね。正確には隅っこの方だけ少しだけ楕円になっているけど。
アーティ：転がりそう？
ＧＭ：形状からは転がる気は全くしないね。
　明らかに怪しい通路の仕掛けに、PL達はあれこれと対策を打ち出し始める。
　誰しも、蹂躙されたくは無い。
ボーデル：足元が地面なら、＜トンネル＞ で床に穴を開けて転がって来たところを落とすか、
＜スピリットウォール・ノーム＞ で蓋をする（一同爆笑）。
サンドロ：完璧な対応だ（笑）。
ボーデル：ただ、射出されるとして勢いによっては限界を超える可能性があるけど。
アーティ：じゃあ落とし穴か？
ボーデル：問題は大きさが分かってないんだよな。万が一詰まって通路が塞がれるとウチら帰れなくなる。
アーティ：ぶっ壊せばいいじゃん。何の為のマトックだ！（一同笑う）。
ボーデル：まぁそうか。とりあえず今、ツルハシで感触を確かめるためにぶっ叩いてみるか。
サンドロ：マトック出た（爆笑）。
ＧＭ：思いっきりやるの？
サンドロ：やってみるんだ！（笑）。
ボーデル：面白そうだからやってみよう。
ＧＭ：じゃあ命中判定して、ダメージ出してくれ。
ボーデル：振りかぶって（コロコロ）『12』、ダメージ『17』点。
ＧＭ：では、あまりの硬さに手が痺れた。17ラウンドつまり３分、手が使い物にならなくなる。
ボーデル：コイツは無理じゃ。手ごたえは？
ＧＭ：へこんだ感覚は無かったね。
ボーデル：こいつは無理。
アーティ：まさか、こいつはミスリルか！（笑）。
サンドロ：よし、 “オラン” に戻って高品質のマトックを買ってこよう（笑）。
リーズン：「目的が変わってます！」（一同笑う）。
ボーデル：でも折角怪しいのに気づいたのに、無策のまま進むのはもったいない！
クロウ：意外にアレかな、進んでみるってのも手かな？
ボーデル：例えば [ 暗視 ] 持ってるワシが１人だけ進んでみて、
１人だけ潰されてお終いって手もあるけど（笑）。
サンドロ：それはねぇ･･････いくらなんでも可哀想過ぎる（一同爆笑）。
ボーデル：でも被害は減るぜ（笑）。
ＧＭ：言わせて貰うと、それが一番の被害だよ。ヒーラーがいなくなったら全滅するぞ。
ボーデル：そうだな。じゃあ２番目に硬いサンドロ（一同爆笑）。
ＧＭ：正直になれよ。編成的にはこの中で欠けても一番問題ない面子はサンドロなんだよ（一同爆笑）。
サンドロ：確かにね、専門職じゃないし（笑）。
アーティ：NPCは？
ＧＭ：嫌だよ（一同笑う）。どうしてもってんなら、説得してくれ。
サンドロ：「おい、この先に進むか刺されるかどっちがいいか選んでくれ。」（一同笑う）。
アーティ：それ脅迫（笑）。
ボーデル：通路の先はどうなっている？
ＧＭ：右にゆるいカーブを描いていて、視界に映る範囲には特に何もないね。
サンドロ：･･････しょうがない。＜スピリットウォール・ノーム＞ で壁を作ってくれ。で、私が１人で先行してみよう。
アーティ：ストサバはいらない？
サンドロ：じゃあ、お願いしようかな。
てかストーン・サーバントだけ先行させるんじゃ駄目かな（笑）。
ボーデル：それいいじゃないか！（笑）。
アーティ：でも通路の先が見えてないぞ。何が起こっているかわからない。
サンドロ：ああそうか。じゃあ頭にカッツェを乗っけてだ（笑）。
アーティ：潰れるっつーの！（笑）。
クロウ：どうしてもカッツェを送り出したいんだね（笑）。
サンドロ：よし、では ＜スピリットウォール・ノーム＞ を。
リーズン：はいよ（コロコロ）成功。ではここ（後述）に立てよう。
サンドロ：人１人通れる隙間があればいい。
アーティ：ではそこに ストーン・サーバン（コロコロ）とぉぉ～～～！？
ＧＭ：また１ゾロ･･････。
ボーデル：ムクムクムク･･････ぷしゅ～（笑）。
アーティ：今日は何だ。（コロコロ）発動。もう精神力が『2』しか無い。
ＧＭ：それは問題なんじゃないだろうか（笑）。
サンドロ：うん、大問題だね（笑）。
アーティ：＜エネルギー・ボルト＞ なら使えるが。
ＧＭ：＜フォーリング・コントロール＞ 的な魔法が咄嗟に使えないんじゃ役立たずだ。
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　　┠───┨　　□：石の壁
　　┃　　　┃　　●：石の従者
サンドロ：その最後の精神力で、私のスモール・シールドに ＜ライト＞ をかけてくれ。
アーティ：はいよ（コロコロ）『11』で発動（笑）。
サンドロ：死ね（笑）。
アーティ：残り『1』。ボーデル少しくれ。
ボーデル：何点欲しい？　残り『25』ある。
アーティ：『5』点かな。
ボーデル：「＜トランスファー＞！」 （コロコロ）成功。
サンドロ：では、＜ライト＞ のかかったスモール・シールドを片手に通路の先に進んでみよう。
大丈夫、私は速い。行ける行ける。
アーティ：何か起こるまで進んでみる？（笑）。
サンドロ：警戒しながら進んでみよう。（コマを進める）

（クリックで別画面表示）
ＧＭ：（残念、このトラップは魔法的なもの、要 ＜センス・マジック＞ なんだ）
では、サンドロがこの部分まで進んだのなら、ボーデル達の目の前で、例の怪しい壁から黒い物体が勢い良く飛び出してきて、石壁に思い切りぶち当たります。
サンドロ：壁の強度はどんな感じだろう？
ＧＭ：壁は最初の衝撃には耐えたが、かなりミシミシ言っているね。
クロウ：おお～（笑）。
ＧＭ：ミシミシ言い続けている。
サンドロ：･･････（汗）。
ＧＭ：ひび割れがどんどん広がっていく。
アーティ：（呑気に）「サンドロ、行くよー。」（笑）。
ボーデル：（やや緊張）「おーいサンドロ！　出てきたぞ！」
サンドロ：（必死）全力ダッシュ！　前に進む！（笑）。
アーティ：前に進むの！？
ＧＭ：（前か･･･）では１ラウンド先行して良いや。
では、壁の中から黒い──（６面ダイスを取り出して）──こういう形状の物が飛び出してきます。
クロウ：転がってるの？
ＧＭ：いや、単純にゴロゴロ転がっているんじゃなくて、内部で形状が変形している。
ボーデル：あーＯＫ。
アーティ：何か飲み込まれそうだな。

（クリックで別画面表示）
ＧＭ：ではサンドロは６０ｍ移動した。
ボーデル：途中で落とし穴とかあったら笑えるな。
サンドロ：そりゃもうしょうがない。走るしかないよ。
ＧＭ：走り出したサンドロは分かるが、通路の先は延々楕円軌道を描きつつ、下って行っている。
ボーデル：ワシらは行動していいか？
ＧＭ：ではここでラウンド管理に入ろう。

戦闘３　恐怖の追い駆けっこ

戦闘４　差別騎士、ついに本性を現す

戦闘５　魔界村ボーデル大活躍

ＧＭ：さて、何とか倒すことに成功しました。
クロウ：はい。
ＧＭ：被害は甚大で、ボーデルが裸で氷漬け（一同笑う）。
ボーデル：裸言うな（笑）。
ＧＭ：え？　アーサーみたいにガラパン一丁でしょ？
ボーデル：非道い（笑）。
ＧＭ：クロウも氷漬け。
クロウ：カッチーン。
ＧＭ：他の面子は一応大丈夫だけど、軒並み精神力がボロボロ。
ボーデル：聞くと、ワシが一番酷いな（笑）。
クロウ：精神力もないしね（笑）。
ボーデル：（胸を張り、右腕を力強く突き上げる）
では、ボーデルはこんな格好で固まってる（笑）。
サンドロ：我が生涯に一片の悔い無し（笑）。
まだ生きてるなら、バグベアードに止めを刺しておこう。
ボーデル：下手に策を弄しすぎて。裏目に出た感じだったな。
クロウ：皆で一斉に行けばよかったね（笑）。
サンドロ：まぁ、結果論を言っても仕方ない。
ＧＭ：君らが ＜ストーン・サーバント＞ で～と言い始めたときは天を仰いでたけどな。
サンドロ：アレが一番現実的だったな（笑）。
アーティ：でもそれだと俺達が状況を確認できない･･････別に結果が分かれば見る必要なかったか（笑）。
サンドロ：では･･････ズタボロ状態の惨状だが（笑）。
ボーデル：焚き火でもして、少しは早く融けるようにしてくれ。
ＧＭ：それなら、１日かからずに融けるね。
サンドロ：その前に回復して貰いたいんだが（笑）。
ボーデル：いい？　＜ヒーリング＞（コロコロ）回復した。
アーティ：俺も降りますよ。ドリーツェも抱えて ＜レビテーション＞（コロコロ）成功。
サンドロ：じゃあ全員揃ったところで──。
アーティ：待て、その前に俺の [ 怪物判定 ] だ。（コロコロ）わからねぇ（一同笑う）。
サンドロ：雑魚が（笑）。
ＧＭ：嬉しいことに、こいつは『幻獣・魔獣』だ。
アーティ：おお！　振り直すぞ（コロコロ）『18』。
ＧＭ：わかったよ。
サンドロ：で、一生懸命アーティが「こいつはこれこれこういうモンスターだ！」言うのを
「おおなるほどよくわかった！（殴る）」（一同笑う）。
アーティ：なぜ殴られるんだ！（笑）。
ＧＭ：当たり前だ。手遅れすぎる（笑）。
アーティ：しょうがないじゃないか（笑）。
サンドロ：そういえば、松明持っている奴いるか？
クロウ：あたし、ランタンしか持ってない。
サンドロ：お前は凍ってる。
クロウ：あっ（笑）。
ＧＭ：NPCの面々が持ってるよ。
サンドロ：じゃあその連中のから使わせてもらおう。
鮫の遺跡 ： 台座の部屋
ＧＭ：では、この部屋の目で見える情報を教えます（マップを書く）
床が途中から分かれていて、何か不思議な柄が付いています。
クロウ：鮫肌だ。
ＧＭ：で、その先に台座があり、厳重そうな箱が置かれている。
で、君たちはバグベアードの死体を部屋の隅に寄せました。

（クリックで別画面表示）
サンドロ：このバグベアードが『無慈悲な番人』の事だろうな。
ボーデル：多分ね。
サンドロ：『等しき代償』ってなんだ？
ボーデル：全員、踏み潰されるんじゃないの？（笑）。
サンドロ：変わりに差し出す物･･････。『鮫の心臓に秘宝を隠す』。
アーティ：そこの台座のとこにさ、『ドラクエIV』のトルネコの鉄の金庫みたいに、何か置いておけばいいんじゃないの（笑）。
サンドロ：じゃあアーティでいいな。座りっぱなしで（笑）。
ＧＭ：さて、盗賊はいないが、今のうちに何かする人はいるかい？
アーティ：まだ手を出さなくていいよ。
サンドロ：台座に座ってみるか（笑）。
ボーデル：（格子が降りてくる音）カシャーン。バグベアードが現れた！（一同爆笑）。
サンドロ：閉じ込められてか？　最悪だよ（笑）。
ボーデル：さっきからパーティ分断してボコられるの繰り返しだから（笑）。
クロウ：アーティ、＜センス・マジック＞ だけでもしておいてよ。
アーティ：む、残り１点残るな。よし、＜センス・マジック＞（コロコロ）成功。
ＧＭ：（台座方面の細くなった部分を指して）ここから先全体が光る。床と天井、左右の壁。当然台座と箱も光る。
そして、ここの壁が光る。
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┃　　└┘　　┃　■：光る壁
┃　落下地点　┃
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サンドロ：ということは、隠し扉か。
クロウ：何か嫌な予感がするよ。
サンドロ：触ってみよう。
アーティ：触るな！
ＧＭ：手が壁を素通りした。
サンドロ：ちょっと覗いてみるよ。
アーティ：さっきの通路に繋がっているんじゃないの？
ＧＭ：その通りだね。で、壁の外側から部屋を見ると、壁の存在が見えないよ。
サンドロ：なるほど、マジックミラー的な。落ちてくると閉じ込められた感じになるのか。さてどうするか。
アーティ：まだ休もうぜ。氷を炙りながら。
サンドロ：じゃあ、見張りはドリーツェとロマットに任せて、精神力が減ってる奴は休もう。
ＧＭ：ドリーツェなんて何もしてないよ（一同笑う）。
　そして、半日が経過。
ＧＭ：では半日経過。精神力は全快して良い。
クロウ：やったー、下半身の氷が融けたぞ。
ＧＭ：下半身から融かすのか？　それって倒れないか？
ボーデル：うむ。上から融かさないと。
クロウ：いや焚き火って言うから下からかなって（笑）。
サンドロ：上から当てればいいだろうが。
アーティ：こんがり炙っとこうぜ（笑）。
　さらに半日。ようやく２人を覆う氷が融けた。
ＧＭ：では融けきった。２人は生命力『0』、精神力は現在値のままの状態です。
サンドロ：ではリーズンに ＜ヒーリング＞ を使ってもらおう。
リーズン：（コロコロ）成功。
ボーデル：全快。あとは精神力だが。
サンドロ：リーズンも減ってるから、ボーデルとリーズンはここで休んでもらおう。
ＧＭ：これで６時間寝ると、合計で２日経過する。
アーティ：仕方ないんじゃない？
ボーデル：じゃあ休んじゃうよ。その間に、クロウは部屋を調べてくれ。
クロウ：じゃあ調べておくよ。
ボーデル：まぁこれで何か起こると、ワシの精神力が回復しないままになるんだけどね（笑）。
アーティ：＜センス・マジック＞ の結果は伝えておくよ。
クロウ：じゃあ部屋の [ 罠発見 ] から始めよう。（コロコロ）１ゾロ。分からなかった！
ボーデル：今日、多いな！
ＧＭ：リーズンが寝てて良かったね（笑）。
サンドロ：雇い主には見せられない失態だったな（笑）。さてどうしよう。
ボーデル：６時間待って、そしたら特攻しよう。
サンドロ：そうだな。２人が起きるまで待とう。