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† 世間(命)知らずな坊ちゃん †

──────── < オランの街 : 『古代王国への扉』亭 > ────────
グレン
今後の方針を決めましょう。シーフが盗賊ギルドに行く。終了。
ユエ
ちょっと待ってよ!(一同笑)。
アル
土下座の練習でもしてようかな(笑)。
ユエ
じゃあ私はギルドに行くね。
アル
ちゃんと領収書を切ってもらえよ(笑)。
グレン
俺は盗賊ギルド向きじゃないから、他を当たろう。
アリスト
僕は一人じゃ何も出来ない坊ちゃんだから、シーフについて行こう。
ユエ
・・・・・・私もギルドは得意じゃないから、どうなるか分からないわよ(笑)。
アリスト
だって、神殿について行くとイエローカード貰いそうだし、ここで飲んだくれエルフと時間潰すのも嫌だし(一同笑)。
ユエ
えっと、消去法で私しか残らなかったって事でしょうか?
アリスト
・・・・・・・・・・・・ということで盗賊ギルドに行きます(一同笑)。
ユエ
えー・・・・・・・。
アリスト
「ギルド行った事無いから、連れてってよお姉さん!」 と、リーダー命令で(笑)。
アル
なんて我侭なんだ(笑)。
ユエ
途中で撒いたろか。
グレン
聞いてきて欲しいのは、『オークの目撃証言』『ゴーレム型のオークについての情報』『フェイリスさんの情報』ぐらいかな。
ユエ
フェイリスさん?
GM
盗賊ギルドで聞くのか?
グレン
まだ依頼人の裏が取れてないからな。
もしかしたらギルドに属しているだけのマッドサイエンティストである可能性は否定できない(一同爆笑)。
ユエ
そうだね(笑)。
グレン
こういう依頼人の裏を取るのは、マスターの仕事だけどな。・・・・・・今、聞いてみるか。
GM
そうだな、[ 冒険者LV+知力B ] で振ってもらおう。
グレン
ぐ、これはファリス神の試練か。神よー!
(コロコロ)6ゾロ!(一同爆笑)。
ラウダ
「ああ、あの人はちょくちょく・・・。」
グレン
問題を起こしてる?(一同笑)。
ラウダ
「いや、ちょくちょく仕事を持ってきてくれる人だよ。」(一同笑)。
グレン
そう言われると、ありがたく聞こえるな(笑)。
ラウダ
「あと一つ悪癖があってな。来る度に格好が違うんだ。今日も声をかけられるまで分からなかったよ。」
アリスト
変態?
グレン
いや、魔法で変装してるんだろ(笑)。実年齢はいくつだ?
ユエ
女性に年齢を尋ねてはいけません!(笑)。
アリスト
つまり、60歳の婆さんだとは限らないと。
ユエ
前回はうら若き女性だったかも!
アリスト
別れ際の「ばいばーい。」からしても、実際は若いに違いない!
グレン
実際、女性かどうかも分からないけどな(苦笑)。
ラウダ
「一応、自分の身を証明する物を持ってくるからな。今までに非合法な仕事もなかったみたいだし。」
アル
信頼と実績の魔術師ギルドだからね。
ユエ
それってホント?
アル
ホント ホント(笑)。
グレン
これで盗賊ギルドに聞く必要がなくなったな。100ガメル浮いた。
ユエ
じゃあ、それは聞かなくていいね。
グレン
しまったな、入手経路を尋ねておくべきだった。これは後で俺が聞きに行ってこよう。
アル
じゃあ俺はここで待ってるから(一同笑)。
ユエ
お〜い(笑)。
ラウダ
「せっかく仕事が回ってきたんだ。干上がんないように注意しな。」
ユエ
干上がりそうです・・・・・・。
──────── < 常闇通り : 盗賊ギルド > ────────
ユエ
私、マジ苦手なんだけど(笑)。
グレン
苦手なのと初心者が組んで行ってどうするんだ?
ユエ
アルも来てよ。
アル
俺、酔っ払いだから(笑)。
アリスト
これ、引きずってこうよ(笑)。
アル
やーめてって(笑)。
GM
では、裏街道を抜けて盗賊ギルドにまでやってきました。
アリスト
「へ〜! へ〜! へ〜!」とキョロキョロしながら付いていく(笑)。
グレン
ここで、世間知らずの坊ちゃんのお約束としては。
アリスト
「へ〜! ここが盗賊ギルドかぁ!」(一同爆笑)。
ユエ
その前にみぞおちに鉄拳を叩き込む!(←筋力22)
アリスト
ぐはぁぁぁ(一同笑)。「姉ちゃん、酷いぃ!」
ユエ
「さぁ〜て、黙って入りましょうね〜!」
GM
じゃあ中に入った。
ユエ
「お久し振りで〜す!」
ソールト・ドッグ
「よっ。今日は客連れかい?」
ユエ
「ええ。久し振りの仕事なので、サービスしてくれると助かるわ。」
ソールト・ドッグ
「そいつは約束できねぇな。で、今日は何のようだ?」
ユエ
「つい最近、この辺りでオークの目撃情報はありませんでしたか?」
ソールト・ドッグ
「なんだそりゃ? そんなもの市場にも流れちゃいねぇし、盗んだ奴もいないはずだぜ。」
ユエ
「ふ〜ん。」
ソールト・ドッグ
「じゃ、50な。」
ユエ
ぐぇ(笑)。払います。
ソールト・ドッグ
「特に目撃談を集めちゃいないがな。少なくともウチのメンバーにそんな奇特な奴はいないよ。」
ユエ
「あともう一つ。つい最近、古代王国の特別なオークが流れてきた事はありますか?」
ソールト・ドッグ
「特別なオーク? 何だそりゃ? 聞かないな。」
ユエ
「そう。」
ソールト・ドッグ
「そうだな、50出せばおいしい情報をくれてやろう。」
ユエ
・・・・・・ごめん、お金貸して!(一同爆笑)。
アリスト
しょうがないなぁ! 出してあげよう(笑)。
アル
リーダー、お金持ってるから(笑)。
アリスト
ほら、これを使いな(笑)。
ユエ
じゃあ、払います。
ソールト・ドッグ
「最近、この街の近くで追いはぎにあった奴が結構いるんだが、その中の一人がなんと木の人形に襲われたと言っているんだ。」
グレン
それ、目撃情報じゃねぇか(一同爆笑)。
GM
うはははは(笑)。
アリスト
なんか、懺悔決定って感じがしてきた(一同笑)。
ユエ
「襲われている人物に共通点ってありますか?」
ソールト・ドッグ
「そういうものは特に見当たらないな。ただ、今のところ人死には出てないようだ。」
ユエ
「街の近くって、どの辺ですか?」
ソールト・ドッグ
「そりゃ分からねぇな。最近出没している盗賊団が複数あるんだが、その内の一つだそうだ。」
グレン
ファリス神殿か自警団に上手い事掛け合えば、盗賊団壊滅の報奨金も貰えそうだな。
アル
いいなそれ。それで行こうぜ。
グレン
返り討ちに遭わなければだけどな。
『新米冒険者、盗賊団に挑み哀れ殉死』(一同大爆笑)。
ユエ
いや、笑えないよ(笑)。
GM
君達新米だからね。下手な盗賊団の方がよっぽど強そうだ(笑)。
ユエ
「木に襲われた人を教えていただけますか?」
ソールト・ドッグ
「10でいいぞ。」
ユエ
だろうね(アリストに視線をやる)。
アリスト
はいよ(笑)。
ユエ
払ったよ。
ソールト・ドッグ
「毎度。そいつは武器商人のザイツって奴さ。ケチな野郎さ、護衛を雇うのをケチったら襲われたらしい。」(一同爆笑)。
グレン
だ、だっせぇぇぇぇぇ!(笑)。
ユエ
(大爆笑)。アリストの知り合いじゃないの?(笑)。
アリスト
そんな知り合いはいないなぁ〜(笑)。
ユエ
特にもう聞く事はないよね。じゃあそろそろ帰ろう。
──────── < オランの街 : フェイリス宅 > ────────
GM
では別行動のグレン。どうする?
グレン
聞き逃した情報があるから、それを聞きに行こう。
GM
なら、迷う事無く着いたよ。
グレン
『どん、どん、どん』
弟子
「どなたさまですか?」
グレン
「先ほどフェイリスさんからご依頼を受けましたグレンです。」
GM
かなり大きい家だね。客間に通される。
フェイリス
「さて、ずいぶん早いけど何用かね?」
グレン
「すみません、一つご確認したい事がございまして。そのゴーレムはどのようにして手に入れられたのでしょうか?」
フェイリス
「別にやましい代物じゃないよ。」
グレン
「安心しました。」
フェイリス
「以前、古代王国時代の遺跡を発見したんだよ。その時に冒険者を雇って、その遺跡を探索してきて貰ったんだ。見つかった財宝を折半するという約束でね。このオークはその時に見つかったものだよ。」
グレン
それは・・・・・・いけないんじゃないのか? よく分からないけど、ギルドのメンバーが古代王国の遺跡を報告もなしに勝手に調査するのは盗掘にあたるんじゃないのか?
GM
そうだろうね(笑)。
アル
イエローカード1。
GM
またイエローカードを貰ってしまった(笑)。
グレン
そろそろ累積レッドだな。とりあえず、魔術師ギルドの掟なんかは知るはずないからスルーしよう。
アル
ご都合主義だな(笑)。
グレン
知らなかったなら仕方ないのさ。
アル
『人を殺しちゃいけないなんて、知らなかったんです』(一同爆笑)。
グレン
それも通る場合もあるよ。6歳の子供とかね。
アリスト
16歳なら?(笑)。
グレン
『無知は罪だ』(一同大爆笑)。
話を戻そう。「その時に手に入れた物が無くなっていたりはしませんか?」
フェイリス
「いや、特に無くなってはいないようだね。」
グレン
そうか、無関係だな。なら向こうの方が進展しそうだから合流しよう。
「ありがとうございました。調査を続けます。」
フェイリス
「それじゃ、しっかり頼むよ。」
GM
玄関先で見送ってくれるよ。
グレン
さて、考えてみれば合流場所を決めていなかったな(笑)。『古代王国への扉』亭へ向かえば合流できるかな?
ユエ
すぐにでもザイツさんの所へ向かいたいところですが、可哀相だから合流しましょう。
──────── < オランの街 : 『古代王国への扉』亭 > ────────
GM
渋い顔をしたマスターが迎えてくれるよ。
アリスト
渋柿食べてんの?
GM
うん うん そー そー。
グレン
じゃあ合流して情報を交換しましょう。ちなみにこちらは大した情報は無い。
ユエ
じゃあさっき貰った情報をペラペラと。
アリスト
武器商人の所に行こうぜー。
グレン
なぜ、木彫りの人形がそんな事になったのかが気になるな。あの婆さん、どんな命令を下したんだろう。
ユエ
でもあのお婆さん、起動させた感じがしないよ。
グレン
知らず知らずのうちに稼動してたと考えた方が良いだろう。
ユエ
盗賊団が稼動させた可能性は?
グレン
盗賊団が盗んだとしたらもっと被害が大きいだろうし、自力で逃げ出したのなら起動したということだ。その後、盗賊団に回収された可能性は高いけど。
ユエ
う〜ん・・・・・・。
アリスト
ザイツの所へ行こう!
グレン
鶴の一声だ(一同笑)。
アル
じゃあ、ぞろぞろぞろと向かおう(笑)。

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