■2001年10月号

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バイオジャーナル




2001年8月のできごと

1日 ・総合科学技術会議生命倫理生命調査会、ヒト胚性幹(ES)細胞の基礎研究承認、指針案発表。
6日 ・文科省、遺伝子治療臨床研究審査、簡素化へ、指針案まとめる。
7日 ・卵子提供・代理母出産情報センター(東京)が60歳の日本人女性が、米国で体外受精し7月に出産と公表。
・米科学アカデミー主催パネル討論で、イタリア人不妊治療医師らは、11月にクローン人間計画に着手と表明。
・札幌医科大、献体の神経幹細胞の培養に成功。教育目的に限定する献体法の理念に抵触する可能性があり、論議が必要。
9日 ・厚生労働省食品衛生バイオテクノロジー部会、遺伝子組み換えジャガイモ「ニューリーフ・プラス」承認の方針決定。
10日 ・米、仏など11カ国がバナナゲノム解析プロジェクト発足へ。
・米国、ヒト胚性幹(ES)細胞の研究に政府資金提供を決定。
12日 ・厚生労働省と製薬業界、ヒト組織バンク今秋発足へ。
15日 ・文部科学省、高校で遺伝子組み換え実験を10月から実施へ。
・環境省国立環境研究所、絶滅危惧種の細胞保存計画開始へ。
・米国カリフォルニア大で、ヤコブ病治療薬臨床試験へ。
・厚労省、代理出産の国内全面禁止方針を再確認。
19日 ・米ケンタッキー大教授、クローン人間計画の実施方針を表明。
21日 ・京都大学再生医学研究所、動物細胞を用いた人工膵臓の異種移植で糖尿病治療効果を上げることにマウスで成功。
・欧州委、「米国産GM大豆は安全でないという科学的証拠はない」と表明。
24日 ・東大医科学研究所、くも膜下出血関連遺伝子を発見。
25日 ・米ハーバード大、政府方針による制約を回避し、医学部内で胚性幹(ES)細胞の基盤研究を整える方針。
・九州大、国産ベクターによる初の遺伝子治療を計画。
・日本ヒト細胞学会、ヒトクローン胚作製条件付き容認の指針案。
・独デュッセルドルフ大、心筋梗塞患者に幹細胞を注射し、心臓機能改善に世界で初めて成功と発表。
26日 ・米政府、GMOに関するEU新規制を撤廃するよう圧力。
27日 ・仏で中小農家組合「農民同盟」は遺伝子組み換え作物実験農場に入り、作物を破壊する実力行使に出る。
28日 ・総合科学技術会議特定胚指針プロジェクト、ヒトクローン胚の作製、研究目的でも禁止の方針。指針は年内告示の予定。
・東大医科研、小児がん(神経芽腫)の遺伝子治療承認。国内初。
・ハーバード大グループ、人間の長寿遺伝子発見。
・関西バイオ推進会議発足。
29日 ・米国立衛生研究所(NIH)、米政府研究助成対象となる胚性幹(ES)細胞64株保有の5カ国10機関を公表。
・横浜市、流通する遺伝子組み換え食品の抜き取り検査実施へ。
30日 ・横浜市大倫理委、献体の研究目的利用の実施を承認。
・総合科学技術会議、ヒト胚性幹(ES)細胞の取り扱いに関する指針を了承。国産化計画解禁に。
31日 ・ブラジル政府、エイズ薬特許料40%引下げでロシュ社と合意。
9月1日 ・農水省、イネゲノム解読終了の目標を2002年に前倒し。