■2010年7月号

今月の潮流
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バイオジャーナル

今月の潮流●生殖機能に影響を及ぼすGM大豆


 ロシアのアレクセイ・スローフらの共同研究グループが、GM大豆をハムスターに与えると生殖機能に影響が出る、という研究結果を明らかにした。実験では、2年間、3世代にわたりハムスターにGM大豆を食べさせた。雄雌のペア5組ずつ、4グループのハムスターに、普通の餌とともに、大豆なし(コントロール)、非GM大豆、GM大豆、高濃度のGM大豆を混ぜて与えた。それぞれのペアが7〜8匹の仔を産み(第2世代)、その仔同士のペアがさらに仔を産んだ(第3世代)。

 その結果、コントロール群では52匹、非GM大豆グループでは78匹の仔が生まれたが、GM大豆グループでは40匹しか生まれず、そのうち25%が出生直後に死亡した(コントロール群の死亡率(5%)に比べ5倍)。さらに、高濃度のGM大豆グループでは、たった1匹の雌しか仔を産まず、生まれた16匹のうち3匹が出生直後に死亡した。成長・成熟もGM大豆を与えたグループは遅く、第3世代では口腔内に毛が生える個体も確認されたという。 〔Huffington Post 2010/4/20〕