■2011年7月号

今月の潮流
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今月のできごと


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バイオジャーナル

できごと(5月11日〜6月10日)報道媒体発表時



11日 ・日本政府、昨年10月の国連生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)で採択された「名古屋議定書」に署名。
14日 ・米カリフォルニア大サンディエゴ校のチーム、マウスの体細胞から作った人工多能性幹細胞(iPS細胞)をマウスに移植したところ、遺伝情報は同じはずなのに、免疫細胞が異物を攻撃する拒絶反応が起きるとの研究結果を発表。
・農業生物資源研究所、遺伝子組み換え作物の展示栽培を開始。
23日 ・厚労省エイズ動向委員会発表、昨年1年間の新たなエイズ発症者数は469人、調査が始まった1984年以来、最多。
27日 ・大阪大のチーム、人の細胞内にある「マイクロRNA」(miRNA)と呼ばれる物質を使い、iPS細胞を作製。
・農水省農業資材審議会飼料分科会、乾燥耐性トウモロコシを飼料として安全と評価し、答申した。環境に強いタイプのGM作物では初めて。同日、チョウ目害虫に強いGM大豆も飼料として安全と初めて評価。両品種ともにモンサント社。
・米スタンフォード大の研究チーム、人の皮膚の細胞に4種類の遺伝子を入れるだけで神経細胞に変化させた。皮膚などの体細胞から治療などに必要な細胞に直接、変化させる「ダイレクト・リプログラミング」と呼ばれる方法が人の細胞で成功したのは初めて。従来は、iPS細胞にいったん変化させてから、改めて必要な細胞に変化させる方法が主体だった。
28日 ・伝染病研究で知られるドイツ国立ロベルト・コッホ研究所によると、病原性大腸菌「O-104」の感染者が急激に増え、27日現在で2人が死亡。
31日 ・iPS細胞を人間の皮膚から作製する際、特定の細胞だけがiPS細胞になることを、東北大学チームが突きとめ、「ミューズ細胞」と名付けた。
6月2日 ・欧州で感染が拡大している病原性大腸菌「O-104」について、世界保健機関(WHO)、新種の可能性を指摘。
9日 ・京都大のチーム、がん化しやすい不完全なiPS細胞の増殖を抑える効果があり、作製効率を大幅に上げるGlis1(グリスワン)と呼ばれる遺伝子を見つけた。従来の初期化遺伝子が、胚性幹細胞(ES細胞)で働く遺伝子群から発見されたのに対し、Glis1は、卵子や初期の受精卵の中で強く働く遺伝子。
10日 ・ドイツを中心に感染が拡大している腸管出血性大腸菌「O-104」による死者がドイツ国内で29人、スウェーデンの1人を含め、ヨーロッパで30人となった。