■2012年7月号

今月の潮流
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今月のできごと


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バイオジャーナル

できごと(5月11日〜6月10日)報道媒体発表時



11日 ・京都大、人工多能性幹細胞(iPS細胞)から目的の細胞を作成する方法の特許を米国で取得。
・イタリア・サルデーニャ島の10の自治体の住人のDNAデータ(約1万5000人)を収集していたシャルディエンネア社倒産。
12日 ・日本膵・膵島移植研究会、国内初の脳死提供者からの膵島移植を準備。膵島移植は、重度の1型糖尿病患者を対象に国内では2004年に始まったが、膵臓から膵島を分離する薬品(酵素)の製造過程で、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病を発症する可能性のある牛の脳の抽出物が使われていることがわかり、07年から中止されていた。
24日 ・2011年に国内で確認された新たなエイズ発症者は473人(前年比4人増)で、2年連続過去最多。
・岡山大病院、重い心臓病を患った子どもに対し、世界で初めて心臓の幹細胞移植による再生治療を実施、心臓の機能が回復。
28日 ・理研と国立がん研究センターなど、27例の肝臓がんの全遺伝情報(ゲノム)を解読。
・日本アレルギー学会、「茶のしずく石?」による小麦アレルギーの症例報告が4月までに計1971件に上ったと発表。健康被害を確実に受けたと考えられる利用者は少なくとも463人。
31日 ・かずさDNA研究所、トマトのゲノムを解読。
6月8日 ・文科省、許可を受けずに遺伝子組み換えインフルエンザウイルスを作り、実験に使用したとして、神戸大を厳重注意。
・横浜市立大、ヒトのiPS細胞から人間の肝臓を作成。iPSから人間の臓器が作られるのは初めて。
10日 ・東大医科研、ヒトのiPS細胞から、がんやウイルス感染細胞を攻撃する免疫系のT細胞を作成。