■2003年5月号

今月の潮流
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今月のできごと


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バイオジャーナル

できごと(3月11日〜4月10日)報道媒体発表時



3月12日 ・厚労省調査、93年4月に使用中止の三種混合(MMR)ワクチン、期限切れ接種が明らかに。
・京都府立医大、口の粘膜を角膜の代用として移植する治療法を開発。
・英マンチェスター大グループ、酵母を用いた遺伝子操作で生物種の壁を越える成果。
13日 ・明治製菓、輸入菓子にアレルギー物質を表示せず販売、自主回収へ。
14日 ・厚労省、不妊治療の精子・卵子提供を兄弟姉妹からは認めず。
・大阪地裁でMMRワクチン裁判判決、国と製造元に賠償命令。
15日 ・コーデックス委員会部会、遺伝子組み換え微生物に指針案。
17日 ・WHO、アジアを中心とした原因不明の重症急性呼吸器症候群(SARS)の広がりに緊急警報。
18日 ・政府、「遺伝子組み換え生物使用規制生物多様性確保法案」を閣議決定。
19日 ・東京大、アルツハイマー病の仕組みの一端を解明、ネイチャーオンライン版に発表。
24日 ・香港大チーム、SARSの検査法を開発。
25日 ・クローンエイド社、日本人クローン男児の画像を公開。
・名大グループ、植物の成長を左右する新タンパク質を発見。
・肺がん用抗がん剤「イレッサ」に新たな副作用確認。
26日 ・東京医科歯科大らグループ、エイズ脳症のモデルマウス作製。
28日 ・2月の神奈川県のBSE保留牛、追加検査でも判断できず。
・香港大、SARSの原因はコロナウイルスと発表。
・厚労省、ポリオ予防接種での二次感染者を救済する方針。
29日 ・警察庁、DNA鑑定に新しい方式を導入と発表。
30日 ・BSE死亡牛全頭検査実施義務化、17道県で対応できず。
31日 ・香港のあるマンションでSARS患者121人確認。
4月1日 ・厚労省、海外の戦没者の身元確認のため集団的なDNA鑑定導入の方針。
2日 ・鶏卵生産のアキタがネットで情報入手可能なトレーサビリティ制度開始。
・東大医科研、肺がん治療薬「イレッサ」の効果を事前に見分ける遺伝子を発見。副作用回避に道。
・松山地検、日本ハム偽装牛肉事件、子会社営業部長を詐欺罪で起訴。
3日 ・WHO、SARSの広がる香港、広東への渡航延期を勧告。
・特許庁、先端医療技術に特許権認定へ。
4日 ・全農がタマネギの産地偽表示、農水省、改善指示。
・イオン、アレルゲンの表示義務怠ったプリマハムを刑事告発。
5日 ・京大、サルES細胞から目のレンズを作製。
8日 ・北里大グループら、放線菌のゲノム解読。
9日 ・米サンディエゴ動物園、東南アジアの野生牛のクローン作製。
・農水省、体細胞クローン牛出荷解禁へ。