■2003年7月号

今月の潮流
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今月のできごと


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バイオジャーナル

できごと(5月11日〜6月10日)報道媒体発表時



5月11日 ・長崎県ほか3県で養殖トラフグにホルマリン使用。
・米国調査、凍結保存中の受精卵は米に40万個と推定。
12日 ・米チーム、マウスでRNAを使ってB型肝炎ウイルスの増殖を抑制。
13日 ・三菱化学生命研、アルツハイマー原因タンパク質の複合体を明らかに。
・明治製菓、レトルトカレーの一部に未殺菌製品、5万5000個を回収。
・米研究者、SARSの原因ウイルスはHIVと類似と発表。
14日 ・18道県、「農産物知的財産権保護ネットワーク」発足。独自開発農産物の海外コピーなどを防ぐ目的。
・独チーム、臨床試験中の風邪薬をSARS治療に応用の可能性。
・厚労省、SARSの検疫・治療法についての研究班設置を決定。
・米政府、EUの遺伝子組み換え食品輸入規制をWTOに提訴へ。
・東大ら研究チーム、C型肝炎ウイルスをRNA断片で死滅。
16日 ・東レと阪大、ナノレベルのバイオ解析装置開発に着手。
18日 ・訪日医師が台湾に帰国後、SARSに感染と認定される。
・横浜の香料メーカー、使用が認められていない原料を使用。
19日 ・キリンビバレッジ、違法の香料使用の飲料水を回収。
20日 ・米チーム、遺伝的共通点からチンパンジーはヒト属と発表。
21日 ・中国産ホウレンソウから基準値を超える農薬を検出。輸入自粛指導を再開。
・カナダでBSE感染牛を確認。日本政府は輸入停止の処置。
22日 ・ローソン、おにぎりに表示外の産地米を使用。
24日 ・WHO、野生のハクビシンとタヌキからSARSウイルスを確認。
25日 ・中国でコウモリ、サル、ヘビなどからSARSウイルスを検出。
26日 ・カナダのトロントで新たにSARS感染が拡大。
27日 ・農水省発表、BSE疑似患畜の指定範囲が狭められる見通し。
・厚労省、ハクビシンなどの中国からの輸入自粛を要請。
・WHOはカナダのトロントをSARS感染地域として再指定。
28日 ・京大で国内で初めてヒトES細胞作成に成功。
29日 ・WHO、SARSなどを重度感染症として加える見通し。
30日 ・米チーム、ウマとラバの細胞からクローンラバ作成。
・21日にO-157高裁判決で、敗れた国が上告。
・厚労省、SARSを感染症法の指定感染症に指定の方針。
・国のSARSワクチン開発研究班が発足。世界各国で開発競争。
31日 ・鶏肉の産地偽装事件で、全農チキンフーズが生協側と和解。
・WHO、シンガポールをSARSの感染地域指定から解除。
・7月1日発足の食品安全委員会、7人の委員固まる。
6月3日 ・水産庁は魚種50種で水銀調査、基準超はなしと発表。
4日 ・厚労省、高水銀濃度のため、メカジキ、キンメダイ、妊婦は週2回以下にと呼びかけ。
6日 ・WHO、5日9時(日本時間)現在のSARS患者数8403名、死者775名と発表。
・国際チーム米グループ、イネゲノム10番染色体解読と発表。