■2001年12月号

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バイオジャーナル





できごと (10月11日〜11月10日)報道媒体発表時



10月12日 ・厚労省は、狂牛病対策として18日から始める全頭検査の研修中に、狂牛病の疑いがある牛が見つかったと発表。
13日 ・厚労省は12日深夜、疑惑の牛は精密検査(ウエスタンブロット法)の結果、狂牛病ではなかったと発表。
17日 ・茨城県は16日、茨城大学農学部で5月に死んだ実験用の羊が伝染性海綿状脳症(スクレイピー)に感染していたと発表。農水省によれば、国内では1984年以来、計57頭の発症が確認されている。
・農水省、牛に総耳番号制導入の方針。
18日 ・食用牛を対象とする厚労省の狂牛病全頭検査が全国117カ所の食肉衛生検査所などで開始。
19日 ・厚労省、狂牛病安全宣言。
21日 ・英政府系機関が5年間にわたり狂牛病関連プロジェクトで、誤って羊と牛の脳をとり違えて検査していた事実が判明。
・カナダ政府、炭疽菌に有効な抗生物質を特許を無視して生産、問題に。
24日 ・不妊治療の余剰胚が、この一年間に全国で5000個以上廃棄されたり研究利用に回されていたことが判明。
・米ミズーリー州の研究施設で、クラゲの遺伝子を利用した蛍光色の鼻をもつ体細胞クローン豚の子を公開。
・農水省、鶏豚用肉骨粉解禁へ。
25日 ・炭疸菌テロに備えるため、厚労省は未承認のシプロフロキサシンなどの抗生物質を、非常事態には特例で使用できるよう決定。
26日 ・日本ヒト細胞学会奥村秀夫理事長が所有していたヒト細胞株が競売にかけられ、債権者側が1億6010万円で落札。
28日 ・米バイオ会社、セレラ・ジェノミクスが年内に日本法人を設立と発表。
・厚労省、疑惑の3症例の変異型ヤコブ病の可能性を否定。
29日 ・米国での理研スパイ事件の共犯容疑の芹沢被告に対する初公判が、来年5月13日に延期。
・乳幼児の急性熱病、川崎病関連遺伝子が日本の研究グループによって発見される。
31日 ・飛行機の長旅の直後に起きるエコノミークラス症候群をひきおこすメカニズムの一端を、理化学研究所が解明。
11月2日 ・米エネルギー省の合同ゲノム研究所、トラフグのゲノムの解読を発表。人間とフグには数多くの共通遺伝子があるという。
4日 ・京都大学再生研倫理委員会は、ヒト胚性幹細胞を人間の受精卵からつくる国内初の計画を承認。
・1995年に北海道大学で国内初の遺伝子治療を受けたアデノシンデアミナーゼ欠損症男児が、新しい手法で再び遺伝子治療を受ける見通し。
7日 ・厚労省、ヒト組織使用の医療用具安全強化の方針。
9日 ・カタールにてWTO閣僚会議始まる。