■2004年3月号

今月の潮流
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バイオジャーナル

今月の潮流●GM大豆、全世界の大豆畑の55%に


 1月13日にISAAA(国際アグリバイオ技術事業団)の発表した統計によれば、2003年の遺伝子組み換え作物の作付け面積は6770万haに達した。これは日本の国土の1.8倍に相当する。
 GM大豆の割合は、全世界の大豆畑の55%に達した。他の作物については、綿:16%、トウモロコシ:11%、ナタネ:21%を遺伝子組み換え品種が占めている。
 このうち、大豆と綿はすべてモンサント社の種子であり、トウモロコシも大半を占め、半分を占めるナタネとあわせ、モンサント社による種子支配が一段と顕著になっている。