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今月の潮流●GM大豆がもたらす次世代への影響
10月10日、ロシアの「遺伝的安全のための国立協会(NAGS)」が開いたシンポジウムで、ロシア科学アカデミー高等神経活動・神経生理学研究所の生物学者イリーナ・エルマコーヴァは、GM食品がもたらす次世代への影響に関する動物実験を報告した。
実験は、雌ラットを3つのグループに分け、それぞれにGM大豆、通常の大豆、通常の飼料(対照群)が与えられ、その子どもへの影響が調べられた。その結果、GM大豆を与えたラットの子どもは55.6%と高い死亡率を示した。しかも生き残った子どもの36%が20g以下という低体重児だった。〔REGNUM 2005/11/2〕
表1
飼料 |
GM大豆 |
通常の大豆 |
対照群 |
出産したラットの数 |
6頭中4 |
3頭中3 |
6頭中4 |
出生数 |
45 |
33 |
44 |
死亡(3日以内) |
25 |
3 |
3 |
死亡率 |
55.60% |
9% |
6.80% |
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