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今月の潮流●今年も各地でGM作物野外試験栽培始まる
今年もまた、各地でGM作物の野外試験栽培が始まった。
昨年に引き続き、3種類のGMイネの試験栽培が行われている。茨城県つくば市にある農業生物資源研究所では花粉症緩和イネが、新潟県上越市にある中央農業総合研究センター・北陸研究センターではスギ複合耐病性イネが、宮城県にある東北大学では鉄欠乏耐性イネが作付けされたり、これからされようとしている。
その他に、茨城県にある日本モンサント社の圃場と栃木県にある畜産草地研究所の圃場でもトウモロコシなどの作付けが行われた。
表1 今年の試験栽培一覧
| 農業生物資源研究所（茨城県） |
スギ花粉症緩和イネ
除草剤耐性大豆
殺虫性トウモロコシ「MON810」 |
| 北陸研究センター（新潟県） |
複合耐病性イネ |
| 東北大学（宮城県） |
鉄欠乏耐性イネ |
| 日本モンサント社（茨城県） |
除草剤耐性大豆
殺虫性トウモロコシ「NK603 × MON810」 |
| 畜産草地研究所（栃木県） |
除草剤耐性＋殺虫性トウモロコシ「Bt11」
除草剤耐性＋殺虫性トウモロコシ「TC6275」 |
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