■2006年11月号

今月の潮流
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今月のできごと


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バイオジャーナル

できごと(11日〜10月10日)報道媒体発表時



9月13日 ・理研、ウイニーを介して遺伝子情報144人分流出と発表。
14日 ・欧州議会、欧州精米連合会の調査で米国産米から未承認の遺伝子組み換え作物(LLライス601)が検出と発表。
15日 ・ホンダ、微生物を用いて、稲藁からバイオエタノールを製造する技術を開発。
20日 ・近畿大と三重大のチーム、カニクイザルのES細胞から精子の初期段階の生殖細胞作成に成功。
22日 ・厚労省、中国産米加工品のGM米混入検査を翌週より開始。
27日 ・福島医大付属病院、北海道・東北地方で初めてT型糖尿病患者の膵島移植に成功と会見。
・農水省、未承認遺伝子組み換え作物(LLライス601)混入問題で、今後輸入される米国産米と、輸入済み米国産米の在庫について検査開始。
・タイの鳥インフルエンザ(H5N1型)感染死者17人に。
28日 ・農水省、米国産米全ロットのGM混入検査開始。
・厚労省、2005年度インフルエンザワクチンの副作用で3人死亡、副作用が疑われた事例が102人と発表。
・今治市議会「今治市食と農のまちづくり条例」案可決成立。遺伝子組み換え作物の栽培、市長の許可制に。
・日本製粉、未承認遺伝子組み換え作物(LLライス601)発覚にともない、輸入長粒種米原料の製品在庫5トンを廃棄。
・アストラゼネカ社、副作用による死亡が問題になった肺がん治療薬「ゲフィチニブ(商品名イレッサ)」について、他の抗がん剤投与に比べ、重い肺障害の発症率が約3.2倍高いことが国内調査でわかったと発表。
29日 ・農水省、茨城県で発覚した弱毒性鳥インフルエンザ感染経路究明で未承認ワクチン使用の可能性「否定できず」。
10月1日 ・愛媛県警、臓器移植法違反容疑で2名を逮捕。臓器売買を禁じた同法違反での立件は初めて。
・インドネシアで、鳥インフルエンザ(H5N1型)感染死者52人に。
・環境保護団体グリーンピース、GM食品のガイドブック刊行。
3日 ・筑波大ほか研究チーム、男性不妊、精子のミトコンドリア異常が原因の可能性と発表。
4日 ・「真核生物の転写の分子的基礎に関する研究」で、ロジャー・コーンバーグ・米スタンフォード大医学部教授にノーベル化学賞授与。59年にノーベル医学生理学賞を受賞したアーサー・コーンバーグ博士の長男。親子受賞は過去に6組。
5日 ・米研究チーム、マリファナがアルツハイマー病の進行を食い止めるのに有効との研究結果を発表。
・防衛医大、自衛隊中央病院の医官が投稿した米国の医学月刊誌「Surgery」(2005年5月)に、手術件数ねつ造など不正な内容が含まれていたと発表。
6日 ・米国、ドイツ、カナダの研究グループ、認知症の一つで前頭側頭葉が萎縮するFTD患者と、筋肉が次第に動かなくなる筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者に共通のタンパク質異常を発見。
10日 ・厚労省研究班、大規模疫学調査の結果、家族が肺がんになったことのある人は、そうでない人に比べ肺がんのリスクが約2倍と発表。