■2006年12月号

今月の潮流
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今月のできごと


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バイオジャーナル

できごと(10月11日〜11月10日)報道媒体発表時



10月12日・厚生労働省、「臓器移植法の運用に関するガイドライン」を改訂、生体移植に関する規定を加える方針。
13日 ・東大など研究チーム、遺伝子レベルで最も小さい生命体といえる細菌を発見。
14日 ・名古屋市南区の社会保険中京病院で、移植用摘出腎臓を職員が廃棄処理用ボックスに移し、使えなくなるミス。
・山形大、パーキンソン病発症関与の酵素「GTK5」発見。
16日 ・諏訪マタニティークリニック院長根津八紘、娘夫婦の受精卵使い、50代の祖母の「孫」代理出産を公表。国内初。
・臓器移植法施行10年、ドナー増えず。
・産業技術総合研究所の研究チーム、DNAの情報を直接使わずにRNAが細胞内で作られる仕組みを解明。
17日 ・東京医科大、多剤耐性緑膿菌に感染したがん患者4人が死亡。院内感染の可能性。 ・文科省作業部会、ヒトクローン胚、体細胞採取を容認。
・インドネシアの鳥インフルエンザ感染死者54人に。
18日 ・世界初、ペット用クローン猫を販売した米ベンチャー、ビジネスとして立ちゆかず、クローン猫の販売を停止。
・帯広畜産大、花粉を使った遺伝子組み換え技術を開発。
19日 ・警察庁、別人の確率77兆分1の高精度DNA新鑑定法導入方針。
・WHO、マラリア制圧のためにDDTの屋内散布を積極的に進めるべきだという勧告を発表。
21日 ・埼玉県川口市の中学校で、豚の目玉の解剖後に発熱、ウイルス感染の疑い。
・理化学研究所と岩手大の研究チームが、ネコの尿が匂う生理的な仕組みを解明。
22日 ・国立精神・神経センター神経研究所グループ、多発性硬化症の再発を予測可能に。 
23日 ・筑波大チーム、花粉のない植物を開発と発表。
24日 ・タカラバイオ、アシタバから抗ウイルス物質「アシタバディフェンシン」発見と発表。
・東大、イネ科植物がアルカリ性土壌でも育つ遺伝子を特定。
26日 ・米イリノイ大研究チーム、ミツバチの味覚に関する遺伝子が極端に少ないことを突き止めたと発表。
・阪大教授らグループ、DNAの分解異常でリウマチが起きることをマウスの実験で突き止める。 
・英国の移植医療チームの顔面全体移植実施を倫理委が承認へ。
・中央農業総研・北陸研究センターでGM稲の刈り取り。
・欧州委員会、米国産長粒種米の検査義務付。
・国際共同研究チーム、ミツバチのゲノム解読成功。昆虫で3例目。遺伝子数が1万157〜1万5500個と人間の半分。
29日 ・脳死判定50例目、脳死移植は49例目。
30日 ・農水省、米国産未承認遺伝子組み換え品種「LLライス601」混入問題で、輸入した米国産米の在庫(111万トン)すべてのサンプル検査で、混入はなかったと発表。
31日 ・東京地裁、理化学研究所研究員の、遺伝子スパイ訴訟の際の不当な身柄拘束に対する国家賠償認めず。
11月1日・埼玉県農林総合研究センター、凍結受精卵移植で子豚出産成功、世界2例目、日本初。
3日 ・宇和島徳洲会病院で11件の病気で摘出した腎臓を別の患者に移植していたと公表。
7日 ・岡山大、マウスES細胞から人工肝臓、症状回復に成功。
10日 ・欧米研究チーム、ウニのゲノム解読完了。