■2007年9月号

今月の潮流
News
News2
今月のできごと


今号の目次へ戻る
ジャーナル目次へ戻る












































バイオジャーナル

できごと(7月11日〜8月10日)報道媒体発表時



7月11日 ・国立成育医療センター、父親からの肝腎同時移植を今年5月に受けた4歳の女児が術後の合併症で死亡と発表。
・アンジェスMG、遺伝子治療などで遺伝子の運搬役を果たすHVJ-E(センダイウイルス・エンベロープ)ベクターの基本特許を取得と発表。
12日 ・自治医大ほかグループ、喫煙者の肺がんの細胞から、肺がんを引き起こす新たな遺伝子を発見。
17日 ・諏訪マタニティークリニックの根津医師、平成8年から19年までの11年間に夫婦外の体外受精、160組124人誕生と発表。日本産科婦人科学会は非配偶者間体外受精を認めていない。
18日 ・タカラバイオ、同社開発の「RNA分解酵素」を組み込んだ免疫細胞(T細胞)にエイズウイルス(HIV)の増殖抑制効果があることを確認と発表。9、10月にもサルの生体試験を開始。
21日 ・農業生物資源研究所研究チーム、イネ病害防御の司令塔遺伝子で、イネのいもち病などに対する防御機能の司令塔となる遺伝子を発見。
・理研、京大、東京農大、東大の研究チーム、マウスの卵巣内で性ホルモンを作る「莢膜細胞」のもとの幹細胞を初めて分離し、体外で培養することに成功したと発表。
23日 ・理研、エーザイほかチーム、遺伝情報を編集する「スプライシング」を邪魔する物質を発見。
24日 ・東京大、立教大研究チーム、原始的なノリの仲間、紅藻「シゾン」のミトコンドリア、葉緑体を含む全遺伝情報を完全解読。
28日 ・米FDA、関節炎の遺伝子治療用に開発した治療薬で患者が死亡。臨床試験の中止を指示。
8月1日 ・心臓移植関連学会協議会、埼玉医大国際医療センターを心臓移植実施施設に認定しないことを同大に通知。02年に認定されている同大病院のチームとは異なる。
3日 ・福岡大学病院肺移植チーム、閉塞性肺疾患により呼吸不全に陥った福岡県在住の女性に生体肺移植を実施し成功。負担が掛かる成人間の生体肺移植で、ドナー1人での実施は世界初。
6日 ・英国保健衛生局、英国で3日に発表された家畜伝染病口蹄疫のウイルスが、感染農家近くの大手動物医薬品メーカーの研究施設が保管していたウイルスと同型で、感染源となった疑いがあり、立入検査実施。
7日 ・明治大、4世代クローン豚誕生、豚で初の成功。
8日 ・豪州で、コアラに白血病ウイルス拡大、日本の動物園協会感染調査を開始。
9日 ・農業・食品産業技術総合研究機構食品総合研究所、日本酒やワインの原料品種のDNA分析による特定に成功。
・農業生物資源研、トマトの遺伝子Tm-1がトマトモザイク病の病原ウイルスの複製を阻害すると発表。