■2009年11月号

今月の潮流
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今月のできごと


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バイオジャーナル

できごと(9月11日〜10月10日)報道媒体発表時



14日 ・サントリー、農業・食品産業技術総合研究機構花き研究所、青みを帯びた花びらを持つキクを開発。
15日 ・iPS細胞(人工多能性幹細胞)を世界で初めて作製した京大教授山中伸弥ら6人、ラスカー賞受賞。
17日 ・改正臓器移植法、脳死者の臓器の優先提供範囲は「配偶者と親子」に限定。優先提供は、来年7月の改正法全面施行前の1月より施行される。
22日 ・ES細胞(胚性幹細胞)を脊髄損傷患者に移植する世界初の臨床試験を計画していた米のバイオ企業ジェロン社、米食品医薬品局(FDA)から臨床試験開始を一時止めるよう命じられた。FDAから実施認可を受けていたが、臨床試験用の幹細胞の中に微小嚢胞ができた例がまれにあったと1月に公表。新たなデータをFDAに提出して臨床試験の再開を目指す。
26日 ・世界保健機関(WHO)、新型インフルエンザで、抗ウイルス薬タミフルが効かなくなる耐性ウイルスが全世界でこれまでに28例見つかったと発表。
・米ワシントン大などの研究チーム、赤と緑の区別がつかないサルに遺伝子治療を施し、すべての色を判別できる色覚を持たせることに成功。
10月1日 ・新潟県上越市の農家らが、上越市・独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構の北陸研究センターで行われたGMイネの野外栽培実験の中止と損害賠償を求めた訴訟で、新潟地裁は請求棄却。
5日 ・染色体の末端部にある「テロメア」が、細胞のがん化や老化にかかわる仕組みを解明した米国人3人にノーベル医学生理学賞。
6日 ・後発薬(ジェネリック医薬品)で世界2位の独サンド社、遺伝子組み換え技術を使って開発したバイオ医薬品の後発薬を日本で初めて発売。
7日 ・iPSアカデミアジャパン、京大以外の大学や非営利研究機関が民間企業に対してiPS細胞を11月1日から提供できるようにすると発表。
8日 ・タンパク質を合成するリボソームの構造と機能を解明した3人にノーベル化学賞。
・北海道の10代の女性、タミフル耐性新型インフルエンザウイルスに感染。女性はタミフルを投与されておらず、感染ルートは不明。
9日 ・新型インフルエンザによる死者、疑いも含めて22人に。