Who is he, I said; and who is his father?
Charmides, he replied, is his name; he is my cousin, and the son of my uncle Glaucon: I rather think that you know him too, although he was not grown up at the time of your departure.
Who is he, I said; and who is his father?
いつものように、, I said; を無視する。
Who is he and who is his father?
これは簡単。
「彼は誰だ? そして、彼の父親は誰だ?」
Charmides, he replied, is his name; he is my cousin, and the son of my uncle Glaucon:
やはり、, he replied, は無視する。he は、ソクラテスのそのときの対話相手クリチアス。
Charmides is his name; he is my cousin, and the son of my uncle Glaucon:
Charmides is his name; も〔倒置〕とは考えないほうが自然。
my uncle と Glaucon は、〔同格〕。同一人物。このグラウコンは、グラウコン1世。プラトンの母親の父、つまり祖父に当たる。
「カルミデスが彼の名前です。彼は私のいとこです。そして、私のおじグラウコンの息子ですよ」
I rather think that you know him too, although he was not grown up at the time of your departure.
think の〔目的語〕は、that以降の節。rather が、expect, think, guess, imagine などの前に置かれると、話し手の確信のある態度が示される(ジーニアス英和辞典第3版)。
言う必要もないが、although は「〜だけれども」「〜にもかかわらず」。grown up は「大人」「成人」という〔名詞〕にもなるけれど(標準はgrown-up)、ここは、冠詞等がないので、was grown up という受動態。
at the time of your departure の部分は、試験問題の書き換え等で出題されそうな部分。
=when you left Athens くらいか。
「あなたが出発されるときには、彼はまだ成長していなかったけれども、あなたも彼のことをきっとご存知だと思いますよ」
ソクラテス:彼は誰かね。父親は誰だ?
クリチアス:
カルミデスですよ、彼の名前は。私のいとこです。おじグラウコン(1世)の息子ですよ。あなたが出征なされるときは、まだ子供でしたが、あなたも彼のことをご存知のはずだ。