Subject: 中学英単語100 036he
Date: Mon, 23 May 2005 07:20:00 +0900 (JST)
From: mag2 ID 0000139181
┏━┓☆2002年度からの学習指導要領で定められた┏━┓
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┃┃ 中学校で必ず教えなければならない英単語100 ┃┃
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┗━┛毎週月曜発行 第36回 20050523┗━┛
36.he
<発音>――――――――――――――――――――――――――――――――
★[hi:ヒー][hi ヒ]
強く言うときは、[hi:]で、弱い時は[hi]と発音します。
[i:]は、舌に力を入れて、くちびるをやや横に開いて発音します。
[i]は、「エ」を発音する口のかまえで、[イ]と発音します。
<品詞と意味>―――――――――――――――――――――――――――――
★[代名詞]<三人称単数主格>
◎{所有格:his}{目的格:him}{所有代名詞(独立所有格):his}
{再帰代名詞:himself}{複数形:they}
☆(1)彼は、彼が
He is from England. 「彼はイングランドの出身です」
He didn't come after all. 「彼は結局来ませんでした」
He really loves her. 「彼は本当に彼女のことを愛しているんですよ」
日本語で「彼」というと、付き合っている特定の男友達を指すことが、まず
頭に浮かびます。しかし、英語の he は、前に1度出て来た男性の名前などの
名詞の代わりに使う言葉です。
その「男性」が文の主語の時に使うのが he で、その働きにより、his, him
などと変化した形を使い分けます。
Has your father ever been to London? Yes, he has.
「君のお父さんは、今までにロンドンに行ったことがあるかい」
「うん、あるよ」
疑問文に、yes, no で答えるとき、疑問文の主語により、he, she, it など
を使い分けます。「私でも、あなたでもない男1人」は、he を使って答えま
す。2人以上を指すときは、they を使います。
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☆(2)(男性か女性かわからないときの人称代名詞の主格)
Does everyone in his class like Ms Smith? Yes, he does.
「彼のクラスはみんな、スミス先生のことが好きなのかい」「そうだよ」
everyone, somebody, nobody などの不定代名詞や person(人), reader(読
者)など性別が特定できない、または両性を指す場合に使います。
最近では、he の代わりに he or she や she or he を使うようになってき
ました。こういったところにも、男女同権を目指す考えが現れてきています。
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次回は her です。
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■中1専用コーナー■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
My name is Chick Tack.「私の名前は Chick Tack です」
my は「私の」「僕の」、name は「名前」、is は「です」という意味。
Chick Tack は「チック・タック」という人名だと思ってください。
My の M は、文の一番初めの文字だから〔大文字〕でしたね。これは前回やり
ました。この文では、「私の名前は」が〔主語(の文節)〕となるので、英語
も〔主語〕は、My name です。一語で言えと言われれば、name となります。
(×)My is name Chick Tack. これは間違いです。my「私の」、your「あな
たの」の後方には、〔名詞〕が現れますが、その間に〔動詞〕(この場合は
is が割り込むことはありません。
人名は、姓(せい:名字;氏)も名(名前)の間は、少し空け、それぞれ一文
字目は〔大文字〕で書きます。英語圏では普通、「名前・名字」の順に書きま
す。
日本人も、英語で話すときは、「名・姓」の順に言うことが多いようです。三
省堂の中1用教科書 NEW CROWN ENGLISH SERIES 1 では、「姓・名」の順に書
いています。「韓国・朝鮮人や中国人は、『姓・名』の順で話す」というのを
以前に聞いたことがあります。でも、合衆国の映画に出てくる東洋人は、
「名・姓」で使っていることが多いですね。
I am Chick Tack.「私は Chick Tack です」
〔主語〕が I のとき、「です」に当たる〔be動詞〕は、am[アム]と決まっ
ています。is は使えません。(×)I is Chick Tack.
I[アイ]は、「私は」「私が」という意味で、いつも〔大文字〕で使います。
I am の部分が I'm[アイム]となることがあります。
自分の名前を言うとき、この2つの方法があることを押さえておきましょう。
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▼あとがき▲
相手の名前を呼ぶとき、親しい間柄では「姓名」の「名」で呼びかけます。
“Hi, Dick.”「やあ、ディック」
親しくなかったり、敬意(けいい)を表さなければいけない相手は、
“Mr. 姓”“Ms 姓”などを使います。Mr(ミスター)は男性、Ms(ミズ)は
女性に対して使います。ピリオドは、つけても通用するし、つけなくても通用
します。ただし、Miss(ミス・未婚の女性の姓の前に使う)は、ピリオドをつ
けません。このほか、既婚女性には、Mrs.(ミスィズ)を使うこともあります。
“Hello, Mr Brown.”「こんにちは、ブラウンさん」
面白いことに、家族でも、口げんかになったり、子どもをしかったりするとき
には、“名・姓”をしっかりと言うことがあります。
How many times do I have to tell you, Dick Brown?
「ディック・ブラウン、何度言ったらわかるの?」
中学社会歴史的分野のページ、初めだけ公開しています。
http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/mit/hts/history/jhshis01.html
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