Subject: 中学英単語100 040his
Date: Mon, 20 Jun 2005 07:20:00 +0900 (JST)
From: mag2 ID 0000139181
┏━┓☆2002年度からの学習指導要領で定められた┏━┓
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┃┃ 中学校で必ず教えなければならない英単語100 ┃┃
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┗━┛毎週月曜発行 第40回 20050620┗━┛
40.his
<発音>――――――――――――――――――――――――――――――――
★[hiz ヒズ][iz イズ]
弱く言うときは、[h]の発音が抜けて、[iz]となるときがあります。
<品詞と意味>―――――――――――――――――――――――――――――
★[代名詞]<三人称単数所有格><三人称単数独立所有格>
◎{主格:he}{目的格:his}
{再帰代名詞:himself}
{複数形(所有格):their}{複数形(独立所有格):theirs}
☆(1)彼の 【所有格】
His father is a pilot. 「彼のお父さんはパイロットです」
her は女性の所有格。his は男性の所有格です。
後方に〔名詞〕がくるのは、第37回で紹介した her と同じですね。
Everyone has his faults. 「誰でも欠点は持っている」
everyone は単数扱いなので、それを受けるのは their ではなく his が基
本です。現実には、Everyone has their faults. も使用。
How old is his grandmother? 「彼のおばあさんは何歳なんですか」
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☆(2)彼のもの 【独立所有格】
Whose house is that? It's his.
「あれは誰の家ですか」「彼の(家)です」
My words didn't move them. But his did.
「私の言葉は、彼らの心を揺さぶらなかった。
でも、彼の言葉は彼らを感動させた」 (TΘT)
2文目の his は、his words です。did は、moved them の代わりに使って
います。
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☆(3)彼(の)
I'm a friend of his. 「私は彼の友達の1人です」
第38回の(2)で説明しました。
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次回は how です。
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■中1専用コーナー■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「これはあなたの本です」という英文はどうなるでしょう?
(○)This is your book. ですね。
「これはあなたの本ではありません」という文は、be動詞の is の後ろに〔否
定の副詞〕の not を置きます。そうです。No, it is not. のときに出てきた
not です。
(○)This is not your book.「これは君の本じゃないよ」
(×)Not this is your book. (×)This not is your book.
(×)This is your not book. (×)This is your book not.
This is not your book.のように、「〜ではない」「〜しない」という意味に
なる文を〔否定文;ひていぶん〕といいます。
これに対し、This is your book. のように「〜です」「〜する」という意味
になる文を〔肯定文;こうていぶん〕と呼んでいます。
「これは本です」という日本語を英語にすると、
(×)This is book. とは、なりません。
正しい英文中に、book のような「数えることができる〔名詞〕」が1つ・1
人のとき、その〔名詞〕の前に、a, an, the, this, that, my, your, ...
のいずれかの語を置かなければいけないのです。
日本語の中に「私の」があれば、my を、「あなたの」があれば、your を置け
ばよかったですね。何もない場合でも、その状況にふさわしい語を置かなけれ
ば、正式な英文とは認めてくれないのです。
a, an は〔不定冠詞;ふていかんし〕と呼ばれる語で、「特に決まったもので
はないけれど、1つの[1人の]」という意味になります。日本語にしたとき、
普通は当てはまる言葉がありません。無視することが多いのですが、英文では
必要になるので、日本人が苦手な単語の一つです。
a, an の使い分けについては、当メルマガの第8回 an からそのまま紹介しま
す。
-------------------中学英単語100第8回 an より--------------------
発音が【母音(ぼいん)】で始まる語の前に置かれたときは、a は使えなく
て、an を使います。
これは、a 自体が母音で、その後にまた母音だと、発音がしにくいためなん
です。n という【子音(しいん)】を、はさんでやると、しっくりくるんで
すね。
(×) a apple (×) a egg (×) a orange
(○)an apple (○)an egg (○)an orange
よく、「後に、a,i,u,e,o の字がきたら、an です」と言ってるんですが、
(×) a hour (○) a UFO
(○)an hour (×)an UFO
のように、あくまでも発音上の問題なんです。
上の例では、hourの h は発音しないし、UFOの U は「ウー」ではなく
「ユー」なので、「アイウエオ」ではありません。
------------------------------引用終わり-----------------------------
「これは本です」は、(○)This is a book. が正解となります。
それでは、「これは消しゴムです」は、英語ではどうなるでしょう。
答えは「あとがき」のあと。
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「宇宙は何からできてるのだろう?」それを考え始めた人々とは?
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▼あとがき▲
本は読んでおいた方がいい。「本好きな人は、みんな成績がよい」ということ
はありませんが、「成績を上げよう」と思ったときに、本を読んでる人と読ん
でない人では、上達の速度が変わってきます。
本嫌いの方は、今週末にでも図書館に出かけて、『チョコレート工場の秘密』
(ロアルド・ダール著 柳瀬尚紀訳)を探して読んで下さい。単行本なら原作と
同じ絵も楽しめますが、新書版(田村隆一訳)なら、630円で買うこともで
きます。
ちょっとがんばって、英語の原文を読んでみようと思う方は、『Charlie and
the Chocolate Factory』 Roald Dahl; Quentin Blake が題名と著者名です。
http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/diffi.html の下の方にリンクがありま
す。
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《解答》This is an eraser.
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