稼ぎ頭と代打の育成

　2：8の法則

2：8の法則は、ビジネス書でよく取り上げられる法則です。

「2割の優秀な社員で、売り上げの8割を稼ぐ」などと解説されています。

アフィリエイトにもこの様な傾向があります。数社の提携サイトが、大きな成果を上げ
残りの多くの提携サイトは若干の売り上げか、ゼロ。

ASPには成果をチェック出来るレポートページが用意されているので、成果を確認
しましょう。

例えば、上のような成果の4社があったとします。

Ａ社、Ｂ社は稼ぎ頭なので問題ありませんが、Ｃ社、D社は稼げていません。
この場合、Ｃ社、D社を稼げるように力を入れるより割り切って、稼ぎ頭のＡ社、Ｂ社に、力を入れた方が良い場合が多いと思います。

ただ、C社のように少しは成果が上がる提携先の広告は、場所が悪い可能性もあります
し、解説を少し工夫すると伸びる可能性が残ってます。

月に、500円ぐらの提携先の解説文を見直した事で、実際に毎月10,000円ぐらい稼ぐ
提携先に変身した事があります。

D社の場合、貼られた場所や解説などを見て、原因が分からなければ、他の提携先に
変更した方が良い可能性が高いと言えます。

上に書いた事と矛盾しますが、こんな事もあるので、ご注意を・・・
Ａ社、Ｂ社のように稼ぎ易い提携先は、他のアフィリエイターも力を入れている可能性
が多く飽和状態に成ったり、突出したサイトがあり、ある程度以上稼げ無い可能性もあ
ります。「こんなに頑張ってるのに、この金額以上には伸びない！」など思ったら、
次の稼ぎ頭を作りましょう。


　代打も重要

少し矛盾した話に思えるかもしれませんが、稼ぎ頭に頼り過ぎるのも考え物です。

実際に体験した事ですが、毎月4万円ほどの成果があった提携先と、毎月2万円ほどの
成果があった提携先の2社が、一緒に提携終了になった事があります。
これには参りましたが、勉強になりました。1社・2社に依存し過ぎると、痛い目に合う
可能性があります。

サラリーマン時代、上司に頻繁に指摘されていましたが、忘れてました(笑)

稼げる提携先も、いずれ終了する可能性がある事を気に掛けておきましょう。
ブームが去ったり、成果報酬の単価が徐々に下がっていく場合も頻繁にあります。

時には、稼ぎ頭がサーバーエラー等起こし、数日〜数週間成果が上がらない事もあります。稼ぎ頭が稼げなくなっても、慌てなくて良いよう、代打を育てておきましょう。


　まとめ

・「提携先の広告終了」「広告の単価が下がる」「サーバーエラー」など提携先の事情
・競合サイトの数が増えるなど、アフィリエイトの報酬を左右する状況があります。
・「今調子が良いから安心」
・「目標額に達成した、今からは何もしなくても良くて楽チン！」

などとは思わない方が良いでしょう。