安田しん二レコーディング日記
私、安田しん二のスタジオ、FAB ROCKS REC. HOUSEでの奮戦記です。
FAB ROCKS REC. HOUSEはNon DIGITALにこだわった、
ANALOG専門のレコーディング・スタジオです。

2002年8月6日火曜日
 今回のクールもよすおさんとふたりです。しかしよすおさん、昨日の夜ちょっと遅かったからか、なかなか早く起きて来てくれません。私はその間、ちょっとだけギターの練習をし、ドラムなんかも叩いちゃいました。でも、よすおさんはまだ起きて来ません。私だったらこの大きな音で絶対に起きるのに……。もし、火事や地震ががあったら、逃げ遅れるのはきっとよすおさんみたいな人なんでしょうね。

 何となく身体が重い感じがするので、2人でダラダラしてるとアッという間に夕方になってしまいました。

 今日は、前回演ったハード・ロック・ナンバー、「気になる僕の未来の行く末」のギターを入れようかと思います。前回も3パートも入れたのに更にもう1パート入れます。今度はストラトキャスターを使って録音しようかと思いますが、実はストラトキャスターって今回初めて使うかもしれません。それって以外でしょ?
 先日、ヴォックスのワウワウ・ペダルを買ったので、それをヴォックスのトーン・ベンダー(ファズ)の後に繋ぎました。
 私の持ってるトーン・ベンダーなんですが、いわゆる普通のファズ・ペダルの様に音がギンギンに伸びる様びはならないのです。そこがかえってファズっぽくなく、「とてもナチュラルなディストーション」と言う感じで、例えばフロント・ピック・アップを使う場合、高音は伸びないので、その時にギターのピック・アップの切り替えスイッチをリア・ピック・アップに変える必要があるのです。その様な事は、よくリッチー・ブラックモアとかも演ってました。
 さて、私がギターを弾く役で、よすおさんはテープ・レコーダーを回す役です。よすおさんはテープの操作が、ここに来て巧くなってます。私のギターの腕は相変わらず、“ヘタウマ”です。この“ヘタウマ”の条件ってなんなんでしょうか?先ず指がよく動く人は“ヘタウマ”にはなりにくいです。つまりテクニシャンはダメなんですね(笑い)。それからギターの場合、右手(ピックを持つ方の手)の弾きは強くなくてはいけません。これが弱いとレコーディングでは使い物にならないですし、“ヘタウマ”特有の武骨さが出ません。それから大事なのはリズム。これは下手なりにこだわらないとダメなんです。これはキッチリとした正確なリズムと言う事ではありませんが、“タメ”や“間”はとても大切で、ここが旨味になるのです。でも、リズムが走っちゃったり、突っ込んでしまうのは以外と結構OKだったりします。まあ、そのケースにもよりますが……。
 あまり頑張りすぎたのか、薬指の先に直径8mmくらいの血豆が出来てしまいました。これはマズイ事です。これから数日間、まだまだギターのレコーディングは有るので、困ってしまいました。今日のところはなんとか切り抜けましたが……。

2002年8月7日水曜日
 今日は「気になる僕の未来の行く末」のベース・パートをやり直す事にしました。前回はリッケンバッカー4001ベースを使いましたが、今回はSGベース(ギブソンEB3)を使う事にしました。リッケンに比べるとSGの方が中音がブースト(強調)された感じの」音がします。よすおさんはこれをピックで力強く弾きます。音、ノリ、全てのプレイが前回を上回って来ました。

 その後は「気になる僕の未来の行く末」のドラムのトップのトラック(ドラムス全体を録ってるトラック)の音をコンプレッサーを使って再調整し、ピンポンします。この時に当然ですが、私はEQを使ったりはしません。トップの音と、ギターの音がぶつかっていて、お互いを邪魔をし合ってましたが、再調整ピンポンする事でそれはバッチリ解消されました。

2002年8月8日木曜日
 今日も「気になる僕の未来の行く末」の続きです。今回はインドの楽器
タンブーラと言うのを録音します。
 タンブーラと
タブラは名前がよく似てますが、同じインドの楽器でも全く違う物です。タブラ(写真右)は打楽器、タンブーラ(写真左)は弦楽器です。写真ではタンブーラの糸巻きが2つに見えますが、実際は4つあります。つまり4本の弦があります。ブリッヂは音を“ビヨ〜ン”といわす為の響き板と一体となってます。そこから一気にナットまで、指板やフレットはいっさいありません。ただ単に基音を鳴らすだけの楽器なのです。今回の曲はキーがEだったので、Eとそのオクターブ上のEをあと2つ、そして4弦は5度上のBにチューニングしました。この楽器を使って怪しさを出そうと思ったのですが、これが思ってた以上に効果的でした。

 さて、夕方になっていよいよ「気になる僕の未来の行く末」の歌を録音します。今回はトラックが沢山余ってるので、何トラックか多めに歌おうと思います。仮歌の時は喉に負担を掛けないような歌い方をしましたが、どうもこの曲には合わないようです。ですから、喉を開いて歌う事にしました。この歌い方は、いわゆる一般の人が歌を歌う時と同じ歌い方ですが、喉に負担が掛る為、あまり長時間歌うと喉が潰れて行きます。ふつうの曲中の部分はハード・ロック調なのですが、曲の途中、トクトクと詞を語るように歌う場面があり、そこは後で録ることにしました。トクトクと歌うところの録音に入る頃には声も枯れてきました。しかし、これは狙い通り。ちょっと枯れ気味の方が、この場合は説得力が有ります。歌う声の出し方もいつもはやりませんが、喋ってる時の声と同じ声で歌って行きます。
 このスタジオでは、歌う最中はエアコンは切ります。エアコンの音がマイクから入ってしまうからです。スタジオの中は真空管が数十本付いてますので凄い熱です。当然窓は締め切りです。ですから私はもう汗でビショビショです。Tシャツはまるでプールに落っこちたみたいに濡れてます。私はこれでもう今日の体力は全部使ってしまいましたぁ〜。今日はこれで終りです。

2002年8月9日金曜日
 今日は昨日レコーディングした歌をセレクトします。
 今日のところは出来上がりました。しかしまだダビングは残ってます。この曲はここに何度も書きましたが、ハード・ロックです。ですが、途中曲調がクール・ダウンし、そこから詞の世界をトクトクと歌って行きます(ここが意外な事に日本のフォーク調?でも、やっぱり私っぽいけど……)。盛り上がったところでまたハード・ロックに戻って行く曲です。このあとチャランゴ、ケーナ、メロトロン、フォーク・ギターなども入れたいところです。楽しみです。

2002年8月28日水曜日
 久々のレコーディングです。前回録った「気になる僕の未来の行く末」にチャランゴを入れる予定です。チャランゴはどうしたかって?買ったので〜〜す……と言いたいところですが、私が欲しいチャランゴがなかったので、お借りしてきました。私が欲しいチャランゴはキルキンチョ・ボディーのもので、今回借りてきたのはボディーが木で出来ていて、Rumillajata(ルミジャクタ)というグループのリーダーでありチャランゴ奏者であるJuan Jorge Laura(ファン・ホルヘ・ラウラ)という人が監修して作らせている物です。さて、「キルキンチョってなんじゃ?」と思うでしょ?キルキンチョはアルマジロの事でやんす。アルマジロの甲羅を頭が付いたまんまそのままボディーにしてるので、見た目はかなりグロテスクです(近々に写真をアップしますのでそれまでお待ちを。又はチャランゴで検索してみて勝手に調べてみて下さい)。

 早速朝からレコーディングをしようと思うのですが、よすおさんが全然起きて来てくれません(私は9時に起きました。ちょっと寝坊です)。私が「起きろ!」と声を掛けて早数時間経ちますが反応無しです。もしかしたら死んでるかもしれません……が、ま、それはそれでしょうがないかなぁ……なんて、冗談ですよぉ。
 で、結局よすおさんが起きて来たのが11時過ぎてから。直ぐにレコーディングは始められませんので、「13時頃スタート」と言う、普通のレコーディング・スタジオの時間帯での作業となってしまうのです(よすおーう!!!!)。

 私はチャランゴのレコーディングに入る前に、ほんの1〜2ヶ所ですが、歌のヴァージョンを入れ替えました。実は歌を何ヴァージョンかレコーディングして有り、気に入らない部分はそこを他のトラックと入れ替える事が出来る様になってるのです。

 さていよいよチャランゴを録り始めます……と、その前に、今まで録ったオケに合わせて弾いてみました。どうやらこの曲にすんなりハマリそうです。ン〜、良い感じ……これに更にケーナが入ったら、より雰囲気が上がるのに……。私は数日前にケーナを購入しましたが、まだ音すら満足に出せません。私のかみさんも数日前にケーナを購入してハマッていて、私よりか断然巧いので(と言っても彼女もキャリア4〜5日で、私とドングリの背比べ)、急きょ呼び寄せる事にしました(かなり無理やり!)。フレーズ自体は単純なフレーズを考えましたが、素人でキャリア数日の彼女にケーナを吹かせると言う事は、どう考えても無謀な試みです。そうとは判っていても、いつもの“思い付き”で、私の周りの人間を振り回す事になってしまうのでした。

 チャランゴのレコーディングに突入し、いつもの様に最初はマイクの前でよすおさんに弾いてもらいます。私はそれでマイク・プリ・アンプやコンプの音を調整し、それが出来上がると今度はよすおさんがテープ・レコーダー(ミキサー)の前に座り、私がチャランゴの弾き手にとチェンジします。
 やはり、見事チャランゴがマッチしました!!これでこの曲は最初タンブーラでインドの雰囲気、後半はチャランゴでインカの雰囲気と、「“イン”繋がり」になりましたぁ(ダ洒落を言ってる場合ではないぞ!この後はケーナだ!)!

 夕方からいよいよケーナのレコーディングです。レコーディングはほとんど初体験のかみさんは異常なほど緊張しております(そりゃそうだろぉ!)。私としては過度の期待はしてないものの、やはり巧く行ってくれれば御の字と言う感じで、それなりに真剣に挑むつもりです。
 更に、今回はわけあってタイム・リミットがあるので、その時間までになんとか録音完了しとかないといけません。普通、タイム・リミット付きでレコーディングすると言うのが、どれほどプレッシャーが掛かるかと言う事を知ってる私は、ただでさえ緊張してる素人のかみさんが気の毒になってきてしまいました。
 先ずは練習です。私はかみさんに「今回はダメで元々と言うつもりで楽に演ろう」と言いましたが、こんな事くらいで緊張がほぐれるわけがありません。でも、少しでもスタジオの雰囲気をリラックスさせなくてはと、ここは相棒のよすおさんと雰囲気作りです。
 使用する楽器ですが、今回はケーナを2本、ケナーチョと言う低音用のケーナを1本持って来て貰いましたが、その中のアチャと言うメーカーのケーナを使う事にしました。
 ケーナと言う楽器はチューニングが安定しないので、先ずはフレーズを吹いてもらい、それに合わせてテープ・レコーダーの速度をいじり、ピッチを調整していきます。つまりオケよりかケーナが低いピッチだったら、テープ・レコーダーの速度を落とし、オケのピッチを落として録音し、ケーナの音が高かった場合はその逆をします。
 レコーディング開始から1時間強。レコーディングは何とか終わりましたが、本人はテイクに満足してないようです。でも、かなりがんばってくれました(えらい!)。彼女は明日は別の用事があったはずですが、それをキャンセルするので、また明日の午前中にチャレンジさせてくれとの事でした。よすおさんはどうせ朝はなかなか起きてこないし、だったらよすおさんが寝てる間に演ってしまおうと言う事になりましたが、私は一生懸命に演ってくれる彼女に感激し、「今度なんか美味しいモンでも食べに連れてってやろう」……な〜んて思いました。

2002年8月29日木曜日
 よすおさんが寝てる間に、昨日レコーディングしたケーナのトラックをまとめてしまいます。やはり、チューニングがおかしいのか、変な感じに聞こえます。でも、ケーナが入ってると印象はやはり変わりますので、これからもう1テイク分チャレンジします。

 昨日はアチャ製のケーナを使いましたが、今日はもう1本のケーナでチャレンジです。
 かみさんは今日も必死でプレイしてくれましたが、キャリア数日(1週間前にはケーナをさわった事すらなかった。でも彼女は、同じに始めた私よりは遥かに上手いのです)ではこれが限界でしょうか?今回は一応“仮”と言う事にして、また上手くなったらチャレンジさせてあげたいなと思いました。彼女の事だからきっと猛練習して、数ヶ月後にはかなり上達してると思います。

 さて、今度は「気になる僕の未来の行く末」のギター・ソロです。8月6日に録音した時は指に血豆が出来てしまい、音が鳴らなくなってしまいましたが、今日はその続きです。ギターは前回と同じ、ストラトキャスターを使い、アンプも同じモノを同じセッティングで使いましたが、前回の音とはかなり変わってしまってます。これはしょうがないですね。私は気にしない事にしました。

 さて次はメロトロンを録ります。メロトロンは鍵盤楽器なのですが、なかに録音テープが入ってて、それに様々な音が録音されてます。つまり、アナログのサンプラーってわけです。今回の音はストリングスで、その音で和音を弾くのですが、メロトロンは一つの音を数秒間しか連続して出せません。それにメロトロンは(個体差はありますが)、和音の様に一度に多くの鍵盤を押さえるとモーターに負担が掛かり、ピッチが悪くなると言う弱点が有ります。例えば全音符でドミソと弾きその後にシレソと弾く場合、ソの音が繋がってしまい、つまり2度連続でソの音を弾かなくてはならなくなり、上手く音にならないのです。ですから私は普通に和音を弾くのではなく、別の方法を考えました。先ずは楽譜に書いてあるコードを、コード・ネームではなくオタマジャクシに直します。そして、いっぺんに3声の和音を弾くのではなく、1音ずつ弾き、それを3回ダビングで3声の和音を出す様に考えました。この曲の場合、1小節ずつコードが変わって行くのですが、単音で弾いた場合、同じ音が続かない様なメロに分解します。例えば、C→G→Bmとなる場合、構成されてる音を下からドミソ→シレソ→シレ#ファと言うコードの積み方にするとします。単音で3パートにすると、この場合、一番上のパートはソ→ソ→#ファ、真ん中はミ→レ→レ、下はド→シ→シとなるのが普通です。しかし、上のパートではソが、真ん中ではレ、下ではシの音が連続して繋がってしまっています。メロトロンはテープの長さに制限があり音が繋がると非常に都合が悪いので、ここを繋がらないようにパートを変えます。この場合、各パートの2つ目の音を入れ替えてやります。例えば、一番上のパートはソ→シ→#ファ、真ん中はミ→ソ→レ、下はド→レ→シと言う具合に。するとどのパートも同じ音が絶対に繋がらなくなります。最終的にこの3つのパートを重ねて一つのトラックにまとめますと、普通にC→G→Bmと弾いている様に聞こえるのです。

 今日の最後はアコースティック・ギターを入れます。ギターはマーチンの000−28を使います。

 そして、今日のところまでの出来上がりを聴いてみますと、ギターとメロトロンを入れたからか、あのケーナが良い感じに聴こえる様になりました。何か違うグルーヴのつたなさが出て来てます。この様な事って、アナログ録音だからこそ起こるマジックですね。打ち込みでは絶対にあり得ない事です。

2002年8月30日金曜日
 今日は「気になる僕の未来の行く末」にタンバリンを入れるところから入りたいと思います。
 私が持ってるタンバリンは、およそ3つ(“およそ”と言うのは、タンバリンもどきもあるから……)。先ずは昔のバンド仲間に「楽器屋に行くついでがあったらタンバリン買って来てくれぇ〜」と頼んだら買って来てくれた“おもちゃな”タンバリン。これはアルミかなんかで出来ていて、ヘッド(皮)……と言ってもビニールっぽいチャチな物だったけど、それが張ってあったのです。そして案の定、一曲叩いたら直ぐに破れた、ホントに“おもちゃな”タンバリンです。もう一台は本格的、ヘッド付きで“ジャパン・パーカッションなんちゃら”と言うところの公認の物です。そしてもう一台はヤマヨのモンキー・タンブリン。箱には“タンバリン”ではなく“タンブリン”と表示されてます。メインはほとんどこれです(つまり、お気に入り)。
 タンバリンを録音する時にいつも使ってるマイクとマイク・プリをセッティングし、さて録音開始。タンバリンは曲全般に入れるわけではありませんので、わざわざ1トラックを使う事もないと思い、よすおさんのギターのトラックのお休みのところに録音しようと思いましたら、実はそこも少しだけ弾いた音の残響が残ってたのでした。こういう事はかなりしっかりと確認しておかなくてはいけないのですが、「よすおさん、ここのトラックに録るから宜しく」とだけ言って作業に入ってしまいました。すると、やはりギターのフレーズのおしりを消してしまい大慌て!とりあえずタンバリンは別のトラックに(今度こそちゃんと確認!)入れて、後からそのギターのトラックを録り直す事にしました。消してしまったのはギターの“キメ”の1小節。「では、ここだけ入れ替えよう」と当然他のところと音が変わってしまうのを承知でそこだけ入れ替えました。結果は、“キメ”だけが違う音と言うのは一聴瞭然ですが、「まぁ、これも味だな」と、半ば無理やりに納得しました。

 話は前後してしまいますが、タンバリンを入れる個所と言うのは、この曲の中サビの部分です。ここはナント全部で32小節。4小節の小さなパターンが2つ(つまり8小節)で一組。これを全部で4回繰り返します。と、言っても微妙にコードが違ったりするのですが、印象としては“8小節の4回繰り返し”と言う感じです。私はこれを少しずつ盛り上げて行こうと考えていました。ですから、この4回の繰り返しが同じ楽器の組み合わせではなく、つまり同じアレンジでなくして行きたいと思い、いろいろな楽器が入れ替わり立ち替わり出て来る様にしました。どんな感じになるかと言うと、

 1回目(最初の8小節):ドラムス、ベース、アコースティック・ギター、チャランゴ(最初は“ポロ〜ン”と弾いてるだけ)、タンバリン(最初は4拍目に“シャン!”と入るだけ)

 2回目(9小節目〜16小節目):ドラムス、ベース、アコースティック・ギター、チャランゴ(まだ“ポロ〜ン”と弾いてるだけ)、タンバリン(まだ4拍目に“シャン!”と入るだけ)、もう一台のチャランゴ(トレモロ奏法)、メロトロンのチェロ

 3回目(17小節目〜24小節目):ドラムス、ベース、アコースティック・ギター、チャランゴ(段々カッティングを始める)、タンバリン(シャッフルし始める)、メロトロンのストリングス・コード、メロトロンのフルート

 4回目(25小節目〜32小節目):ドラムス、ベース、アコースティック・ギター、チャランゴ(カッティング)、タンバリン(シャッフル)、メロトロンのストリングス・コード、メロトロンのフルート、メロトロンのチェロ、ケーナ、エレキ・ギター(ほとんど聞こえないけど……)

て感じです……が、書いただけじゃ分からないですよね?

 今日は、メロトロンのフルートとチェロ、チャランゴのトレモロ奏法のやつなどを入れ、この曲は一応ここでダビング終了です。あとはコーラスなども入れる可能性はありますが、それはまた後日です。

 最後は「元気を出しなさい」のコーラスを録り、今回のクールはここまでです。コーラスは、実は元のヴァージョンのコーラスが残ってたので、それに更にプラスしましたら凄く良い感じになりました。


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