安田しん二のスポーツ観戦日記
2004年1月編

私、安田しん二が一スポーツ・ファンとして書く、独り言のコーナーです。
これは私の個人的な意見で、独断と偏見によるものであります。
そこのところをどうか御了承ください。

2004年1月2日金曜日
 あけましておめでとうございます。
 このコーナーは、相変わらず私の独断と偏見、それに我が乏しい知識によって書かれてるのですが、今年もスポーツ日記をどうぞ宜しくお願いしますm(__)m。
 私の今年の注目は、やっぱりNBAのマーヴェリックス(明日3日の24時からNHK−BS1でマーヴェリックス戦を放映!)、またもや大補強した読売ジャイアンツ、松井秀喜の2年目に期待の掛るヤンキース、イチロー、長谷川滋利、佐々木主浩と3人の日本人の集まる愛しのマリナーズ……などなど相変わらず多いですが、更になんと言っても日本プロ野球最強軍団を送り込むアテネ・オリンピック、それからニューヨーク・メッツに入団した松井稼頭央にも注目しちゃいましょう。
 みなさま、本年もどうぞ宜しくお願い致します。

2004年1月5日月曜日
 昨日、一昨日と、テレビでマーヴェリックス戦を観戦しました。昨日はホームでミネソタ・ティンバーウルブス戦、一昨日はアウエーでミルウォーキー・バックス戦でしたが、今シーズンはアウエーでの成績がパッとしないマーヴェリックス、やはりアウエーのミルウォーキー・バックス戦は痛い黒星を貰ってしまいました。
 先ず、この2戦を観て心配になったのが、不調だったアントワン・ウォーカーでしょうか。凡ミスも多いのですが、ここでと言う時の外からのショットを外す事が多い様でした。しかし、やはりアントワン・ウォーカーは普段は20ポイントを越えるスコアを挙げる事も多々有るので、この2戦のアントワン・ウォーカーは、きっと彼の一番悪いパターンが出てしまったのでしょう。目立ちませんでしたが、彼は中に切り込んでシュートが打て、もしもこれで外からのシュートが決り出せば(元々はスリー・ポイントは得意)、やはり彼は凄い戦力だと思います。
 もう一方のアントワンこと、アントワン・ジェイミソンはチームに馴染んでいる様に見えました。FG%も高く、途中出場で確実に2桁得点を挙げると言うのは、やはり凄い事です。
 ニック・ヴァン・エクセルの後釜として期待されたトラヴィス・ベストも悪くは有りませんが、やはり得点力と言う事で言うと、ニック・ヴァン・エクセルと比べるとちょっと地味かもしれません。元々トラヴィス・ベストはポイントを稼げるポイント・ガードだったはずですが……。しかし、リザーバーの得点力と言う事では、アントワン・ジェイミソンが随分と頑張ってくれてますので、ま、良しとしましょう。
 ミネソタ・ティンバーウルブス戦では、ダニー・フォートソンが少しの出場ながら、中々良い活躍をしてました。フィジカルなプレイが出来るダニー・フォートソンを入れただけで、ゲームの流れが良くなったと言う事も有り、やはりマーヴェリックスにとってアウト・サイド・シューターだけではなく、ダニー・フォートソンの様に内側で頑張れるプレイヤーも必要だと感じました。あ〜。ダニー・フォートソンの身長(203cm)がもうちょっと高かったら……。ダニー・フォートソンは横幅も有りますし、アタリも強いのですが、やっぱりセンターとしてでしたら、身長が最低でも211cmくらいは欲しいです。私はやはりダニー・フォートソンはパワー・フォワード、アントワン・ウォーカーの控えとしてディフェンス面で頑張ってもらい、センターは新たなるビッグ・マンを獲得して欲しいと思いました。マーク・キューバン・オーナーのウルトラCトレードが出るかもしれません。でも、くれぐれもビッグ5と新人ジョシュ・ハワードは出さない様に願いたいです。
 ジョシュ・ハワードはもうすっかりスターターと言う風格が出てました。身体は細いのに、それがあまりウイーク・ポイントに感じられないのであります。あとはもうちょっとFG%を上げてくれれば、シューティング・ガードも出来、スイング・マンとしてマーヴェリックスにとって無くてはならない戦力になると思います。

2004年1月10日土曜日
 マーヴェリックスはとうとうママドゥ・エンジャイと言うセネガル人のビッグ・マンを獲得しました。と言っても10日間の契約で、ママドゥ・エンジャイはそこで結果を出さないとマーヴェリックスとは契約続行出来ないのですが…。
 ママドゥ・エンジャイは213cm、116kgと言う立派な体格で、サイズ的には申し分ありません。彼はトロント・ラプターズで3年間プレイし、昨シーズンは22ゲームに出場、うち8試合でスターターを努め、平均出場時間は16.5分、FG%が.448%、フリー・スロー成功率は96投中43本の成功で.723%、リバウンドが1試合平均3.70、得点平均が5.5ポイント、そしてブロック・ショットが毎試合平均1.45です。ブロック・ショットのキャリア・ハイは8つと言うのが有りますが、彼の持ち味はブロック・ショットに有るかもしれませんね。彼がチームに上手くアジャスト出来ると、マーヴェリックスとしては願ってもない補強と言う事になるでしょう。ただ、1年目は3試合、2年目は5試合しか出場しておらず、昨シーズンも22試合、3年間でたった30試合しか出てないのです。マーヴェリックスは10日間でママドゥ・エンジャイの実力を見極め、彼がダメなら直ぐに次のビッグ・マンを獲得に行く様です。

 今日のマーヴェリックスはホーム、『アメリカン・エアライン・センター』にインディアナ・ペイアサーズを迎えてのゲームです。期待のママドゥ・エンジャイは出場してませんでしたが、代りに元祖ビッグ・マン、ショーン・ブラッドリーが奮起したのか結構頑張りました。しかし、試合の方は80−92、ボロ負けでした……。マイケル・フィンリーとアントワン・ウォーカーの不調がひびきました。それにしても、特にアントワン・ウォーカーの方は不調が長引いてる印象が有ります。とても心配ですが、大丈夫でしょうか?

2004年1月13日火曜日
 昨日、今日とマーヴェリックスのゲームが有りましたが、昨日はデトロイト・ピストンズに完敗、しかし今日のニューヨーク・ニックス戦はなんとか勝利しました。
 先ず、昨日のデトロイト・ピストンズ戦ですが、新戦力として期待の掛るママドゥ・エンジャイが3分間の出場ながらブロック・ショットを1つ決めました。収穫としては、マーキス・ダニエルズが初めてスターターとして出場し、キャリア・ハイの16ポイントを挙げました。今日のニューヨーク・ニックス戦もスターターとして出場しましたが、得点は4ポイントだけでしたが、リバウンドを4つ挙げ、こちらも彼のキャリア・ハイでした。私自身、2人の新人選手(マーキス・ダニエルズとジョシュ・ハワード)への期待は相当高いです。
 今日のニューヨーク・ニックス戦、勝ったのは良かったのですが、第4クォーターで20点も差をつけてたところを追いつかれ、結局オーヴァー・タイムに雪崩れ込んだ事にはちょっと不安を感じています。何と言っても、相手に第4クォーターまでに115得点も許してしまった事は、マーヴェリックスのディフェンス面がこれでホントに大丈夫なのか、心配になってしまいます。せっかく沢山の点を獲っても、こんなに相手に得点を許してたら、勝てるゲームも勝てなくなります。ディフェンス強化の為にせっかく獲ったビッグ・マン(ママドゥ・エンジャイ)はどうしたのでしょうか?今日の様な競った展開ですと、まだマーヴェリックスでは実積が無いママドゥ・エンジャイは出しにくいかも知れませんが、一度でもいいので、スターターで使ってみて欲しいです。10日間のトライ・アウトでたったの3分間しか出さないのは勿体ないし、ママドゥ・エンジャイも可愛そうです。果して、次のゲームでは出るでしょうか?!
 しかし、それぞれ主力選手の個人成績は良かったです。今日のゲームでビッグ5全員が2桁得点し、特にダーク・ノビツキーは31得点、スティーヴ・ナッシュ、マイケル・フィンリー、アントワン・ジェイミソンも20点以上挙げ、アントワン・ウォーカーは14得点だったものの、リバウンドとアシストも2桁でトリプル・ダブルを記録した事はとても嬉しいです。

 やっぱり!前ヤンキースの剛腕ピッチャー、ロジャー・クレメンスが引退を撤回し、ヒューストン・アストロズと契約しました。やはりアストロズには、前ヤンキースのエース・ピッチャー、アンディー・ペティットが既にFAで移籍しており、アストロズはヤンキースの看板投手2人を獲得した事になります。アストロズはヤンキースとは別のナショナル・リーグですが、果して今年のインター・リーグ(ア・リーグとナ・リーグの交流戦)での対決は有るのでしょうか?

2004年1月15日木曜日
 今日のマーヴェリックスはホームでフィラデルフィア・セブンティーシクサーズとの対戦でしたが、2度のオーヴァー・タイムに雪崩れ込み、やっとの思いで勝ちました。展開としては、終始リードしながらゲームを進めていたのですが、第4クォーターになって追いつかれ、一昨日のニューヨーク・ニックス戦とそっくりでした。
 やはり今日のゲームを観ていて感じた事は、解説者も言ってましたが、如何にイン・サイドで頑張れるプレイヤーを使うかと言う事です。アウト・サイド中心の攻め方をするマーヴェリックスですが、アウト・サイドからのシュートは水物ですので、決ってる時はイケイケで良いのですが、決らなくなると一気に相手に点差を詰められたり離されたりしてしまいます。今日はそれでも2m29cmのセンター、ショーン・ブラッドリーが10得点挙げ頑張りましたが、やはり長時間の出場は無理が有り、弱点も多い為あまり多くを背負わせる事は出来ません。今のビッグ5を維持したままあと1枚、イン・サイドを張れるビッグ・マンがいたら鬼に金棒なのですが…。ママドゥ・エンジャイは今日も終始ベンチでした。あ〜、観てみたかったです。こうなると実積のないママドゥ・エンジャイに対する過度の期待がますます掛ってしまいますね。
 今日はアントワン・ウォーカーが17リバウンドと13アシストと頑張り、得点もかろうじて2桁の11ポイントを挙げ、なんと2試合連続のトリプル・ダブル達成です。得点力は確かにここのところ落ちてる様ですが、フォワードの彼がリバウンドとアシストでこれだけ頑張ってくれると頼もしいです。“アントワン・アーミー”(ダブル・アントウンをこう言う風に言ってました)のもう一方、アントワン・ジェイミソンも7リバウンド、23得点とベンチ・スタートながらやってくれてます。元々ゴールデンステイト・ウォリアーズではエースだった彼がベンチに控えてるってのはとても贅沢で頼もしいです。解説者は今の段階だとマーヴェリックスのイン・サイドのオフェンスはこのアントワン・ジェイミソンが頑張るしか無いとか。それから今日、光ってたのが控えポイント・ガードのトラヴィス・ベスト。後半はアレン・アイヴァーソン封じに頑張り、スティーヴ・ナッシュとのツイン・ガード攻撃は、ニック・ヴァン・エクセルとのコンビとはちょっとタイプは違いますが、とても頼もしかったです。それからマイケル・フィンリーが好調だと言うのが何と言ってもチームにとって大きいですね。Go Mavs!!!

2004年1月18日日曜日
 昨日のマーヴェリックスは、デンバー・ナゲッツとアウェーでの対戦でした。デンバー・ナゲッツは驚異の新人、カーメロ・アンソニーが入ってから急に強くなったと言う印象が強いチームです。
 試合の方は88−91で勝利しました。ショーン・ブラッドリーがブロック・ショットを4個、チーム全体でも驚異的な11個と言う数字を決めて、相手オフェンスを低得点に抑えました。これはマーヴェリックスにとって明るい材料です。そうそう、ブロック・ショットと言えば、新戦力のママドゥ・エンジャイ。彼は未だ出場機会が有りませんが、そろそろここらで出場機会を与えてはどうでしょうか?
 試合では勝ちましたが、良い事ばかりでは有りませんでした。なんと、司令塔のスティーヴ・ナッシュが途中で引っ込んでしまいました。と言うのは、先日のフィラデルフィア・セブンティーシクサーズ戦でお尻だか腰の辺りを気にしてた様ですが、どうやらそこら辺の怪我なのでしょうか?それから、ジョシュ・ハワードもやっと怪我から復帰し、スターターで出場はしたものの、出場時間は7分ととても短かったです。やはり未だ余り無理をさせない方が良いのかもしれません?
 今日はポートランド・ブレーザースとアウェーでの対戦が有りますが、スティーヴ・ナッシュが出場出来ないとなると、トニー・デルクも怪我してますので、トラヴィス・ベストがスターターでしょうかね。ポイント・ガードの専任は彼1人となってしまいます。しかし、ここのところトラヴィス・ベストは良い働きをしています。スティーヴ・ナッシュが欠場するならば、その穴はトラヴィス・ベストとシューティング・ガードのマイケル・フィンリーとマーキス・ダニエルズで頑張って埋めて欲しいです。それから、ポイント・フォワードとしてアントワン・ウォーカーもアシストに力を入れる必要が有ります。今の時点ですと、ジョシュ・ハワードには未だあまり無理をさせられないとして、今日のスターターはダーク・ノビツキーとアントワン・ウォーカーをフォワードにして、センターに誰かを入れ、トラヴィス・ベストとマイケル・フィンリーのガードでと言う事になるのでしょうか。センターは連戦と言う事も有り、昨日4ブロック・ショットを決めたベテランのショーン・ブラッドリーではなく、ダニー・フォートソンでしょうか?それとも、いっそママドゥ・エンジャイ辺りでしょうか?

 (↑あれから数時間経過)さ〜て、『ポートランド・ブレーザースvsダラス・マーヴェリックス』の試合がポートランド・ブレーザースの本拠地、『ローズ・ガーデン』で行われました。
 ゲームは司令塔のスティーヴ・ナッシュ抜きと言う、マーヴェリックスにとっては劣勢かとも思われたスターティング・メンバーで始まりました。やはり、ダーク・ノビツキーをフォワードで起用し、トラヴィス・ベストのポイント・ガード、マイケル・フィンリー、アントワン・ウォーカー、そしてセンターにショーン・ブラッドリーと言うスターターでした。新加入のセンター、ママドゥ・エンジャイはやはり出場しませんでしたが、ダニー・フォートソンはスターターのショーン・ブラッドリーよりも4分間多い16分間の出場機会が与えられ、6リバウンド、10得点とまずまずの活躍でした。ここの所のダニー・フォートソンはコンスタントに働いてくれてます。今日のゲーム、中でも目を引いたのが、やはりダーク・ノビツキーとマイケル・フィンリーと言うマーヴェリックス古参のエース・コンビでした。なんとダーク・ノビツキーが32得点、マイケル・フィンリーは33点も得点するなど、揃って大暴れしてくれました。その甲斐有って、104−108で見事ポートランド・ブレーザースを撃破しましたよぉ!ここに来てマーヴェリックスは、ロードでも勝ちが続いてます。やっとエンジン全開になったのでしょうか?アントワン・ウォーカーの11アシストもマーヴェリックス・ファンにとっては嬉しい数字です(後は得点をもう少し挙げてくれれば言う事無し!)。
 ゲームの展開としては、第4クォーターになって逆転し、そのまま逃げ切った形で勝利しましたが、第1クォーターと第2クォーターで34得点ずつ挙げたポートランド・ブレーザースを、第3クォーターと第4クォーターでは18点ずつに抑えたのが大きかったと思います。マーヴェリックスこれで4連勝、今までブの悪かったロード・ゲームも3連勝です。次はイースタン・カンファレンスの強豪、ニュージャージー・ネッツとの戦い。その次はいよいよロサンゼルス・レイカースをホームに迎えてのゲーム。こちらは只今主力を怪我人で欠いているチームですので、ホーム・ゲームと言う事も有りますが、かえって絶対落とせません。ゴー・ゴー・マーヴェリックス!!
 最後に…。アントワン・ジェイミソン+タリーク・アブドル・ワハドと今日対戦したポートランド・ブレーザースのラシード・ウォーレスとのトレード話の噂が出てますが、本当でしょうか?ラシード・ウォーレス(2m11cmでレイフ・ラフレンツと同じ身長)はパワー・フォワードとセンターの選手で、マーヴェリックスに来たらセンターで使われる可能性が高いと思います。それにしてもタリーク・アブドル・ワハドはともかく、アントワン・ジェイミソンはここのところかなり調子を上げて来ていますので勿体ない気がしますが、でも………だとしたら凄いかも。念願のビッグ・マンだぁ!

2004年1月25日日曜日
 レコーディングとかで忙しくて1週間サボってしまいました。マーヴェリックスはその間、シカゴ・ブルズ、ロサンゼルス・レイカース、ニュージャージー・ネッツ(今度ブロンクスに移籍するんだって!)などを撃破し、只今破竹の7連勝中です。ようやくケミストリーが出来てきたのではないでしょうか。ダーク・ノビツキーもマイケル・フィンリーも昨年と同じ様な活躍が出来るようになり、アントワン・ジェイミソン(どうやらラシード・ウォーレスとのトレードはなさそうです。安心した様な、残念な様な…)やアントワン・ウォーカー共にチームに機能してきたのではないでしょうか……と私は見たいですが…。
 いよいよ明日は強豪、サクラメント・キングスとの対戦です。ここで気持ち良く勝って勢いを付けたいですね。

2004年1月26日月曜日
 マーヴェリックスがサクラメント・キングスを108−99で見事撃破しました!これで8連勝です!このままどんどん連勝が伸びてく気がしてるのは私だけでしょうか?

2004年1月28日水曜日
 マーヴェリックスが10日間契約していたビッグ・マン、ママドゥ・エンジャイですが、彼はマーヴェリックスとの契約継続が出来なかった様です。今期途中にマーヴェリックスと期待のビッグ・マンとして契約した彼は、2m13cmと言う見事な上背でしたが、やはりドン・ネルソンさんのオメガネにはかなわなかった様です。
 トレードの最終期限もそろそろ迫って来てますが、マーヴェリックスは念願のビッグ・マンを獲得出来るのでしょうか!?トレードと言うと、いつも名前が挙がってのはアントワン・ジェイミソンですが、やはり私はビッグ5を誰一人としてトレードに出して欲しくないです。アントワン・ジェイミソンは内側で確実なシュートを放て、6thマンとしても頼もしい選手です(なにしろ、マーヴェリックスに来るまでは、ゴールデンステイト・ウォリアーズのバリバリのエースだったのですから…)。たしかに、ラシード・ウォーレスとアントワン・ジェイミソン+タリーク・アブドル・ワハドと言うトレードは魅力的でしたが、それでセンターが良くなるかわりに、アントワン・ジェイミソンと言う強力なベンチ・オプションを失う事にもなります。このベンチ・オプションの強さが、今のマーヴェリックスのチームの特色でもあるわけです。ですから今のままのマーヴェリックスの特色を維持しつつ、ディフェンスを固めて欲しいのです。ビッグ5を出さない以上、サラリー・キャップの枠というものが有りますので、獲れる戦力も限られたモノにはなるとは思いますが、少なくとも今の状態よりはディフェンス面が良くなる様願っております。

2004年1月29日木曜日
 マーヴェリックス、昨日のシアトル・スーパーソニックス戦はしびれました!なんとアウェーのゲーム、第4クォーター終了間際にスティーヴ・ナッシュのスリー・ポイント・シュートが決まり116−116とし、残すところあと1秒でタイム・アウト、その後最後のブザーが鳴ると同時にアントワン・ウォーカーのフェイダウェイ・シュートが決まり116−118で接戦をモノにしました。ダーク・ノビツキーも自己キャリア・ハイの43得点を挙げる大活躍でしたが、やはりブザー・ビーターを決めたアントワン・ウォーカー様々であります。
 ここのところ、アントワン・ウォーカーは無意味なスリーを決めに行かなくなって来てる様な気がします。これはマーヴェリックスにとってはとても良い兆しです。マーヴェリックスの場合、例えアントワン・ウォーカーがスリーを打たなくても、他の選手がビシビシ決めてくれます。アントワン・ウォーカーはポイント・フォワード的な役割も出来ますし、リバウンドも獲れますので、彼がスリーを打つ時は、なるべくリスクのない場面で打つべきかなと思います。
 それにしても、只今マーヴェリックスは9連勝中です。ようやく、強いマブスが戻って来ました!Go Mavs!!!!!!

2004年1月31日土曜日
 29日にシアトル・スーパーソニックスに勝って連勝を9にし、大喜びして間もなく、あっけなくユタ・ジャズに敗れてしまい、連勝街道を突っ走れなかったマーヴェリックスですが、やはり新たなるセンターの獲得に行かねばと思わせました。ところが今日マーヴェリックスは、予てから噂にのぼってた、フェニックス・サンズを解雇されたベテラン・センター兼フォワードのスコット・ウィリアムスと契約しました。スコット・ウィリアムスは身長2m8cmの35歳ですが、今期の成績は16試合に出場し、7.3ポイント、4.5リバウンドとまずまずの成績を挙げています。これは彼の長いキャリアの中でも良い方の部類でして、マーヴェリックスでの活躍を期待させます。彼はシカゴ・ブルズ時代に優勝経験も有り、精神的にも頼れる存在になれるかもしれません。いずれにせよマーヴェリックスでどう機能してくれるか、彼のマーヴェリックスのユニホームを着ての最初のゲームに注目しましょう。私も楽しみです。


ホームへ戻る 私の趣味トップへ スポーツ観戦日記トップへ 前の月へ 次の月へ