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個別指導

私たちは個別指導にこだわります。その理由を敢えて語る必要はないかもしれませんが、 私たちが考える個別指導と実践している内容について少しだけ記させて下さい。

一人ひとり異なります。

中学生6

学力レベルや理解力は、一人ひとり異なります。これは当然のことで、 今までの努力の程度や育った環境などによって大きく変動します。 学力レベルや理解力だけでなく得意科目や不得意科目も異なる生徒達に対して、 どの科目も同じ時間、どの生徒にも同じ内容の授業は実施すべきでなく、 一人ひとりの能力を考慮した学習指導が必要だと感じています。
一斉授業形式の授業をメインに行った場合、学力レベル判定テスト等である程度のレベル分けは 可能ですが、理解力が異なるため必然的にクラスの中で“差”が出てしまいます。 その“差”を埋めるためには、対象の生徒に対して結局個別指導を行うか、 他の生徒以上の努力を要求することになるでしょう。それはむしろ学校の役割だと考えます。
一斉授業形式の学習塾にも良い点はたくさんありますし、それを否定するつもりはありませんが、 私たちが重視していることは、生徒一人ひとりの性格まで把握し、 一人ひとりの目標に対応した学習カリキュラムを作成した上での個別指導です。 具体的に以下のような気持ちがある生徒は個別指導を検討する価値があると考えます。
 一斉授業に物足りなさを感じている生徒(素質を伸ばし切れていない生徒)
 一斉授業についていけない生徒(理解するまで時間を要する生徒)
 純粋に苦手科目を克服し、得意科目を伸ばしたいと感じている生徒(向上心がある生徒)
ただ、個別指導だけでは補えきれない弱みもあります。 それはマイペースになりがちであり競争心が育まれないという点です。 私たちはその弱みを十分理解した上での個別指導を実施しており、 具体的にはグループ授業(6名未満)と個別授業のハイブリッド指導を実践しています。
[“ハイブリッド授業”という言葉を最初にこのページで使ったとき、どの塾もこの言葉を使っていませんでしたが、 近年の広告(大手学習塾など)で盛んに使用されています。このことは、私たちの考える指導方法が間違えではなかったことを裏付けることであり、非常に嬉しく思います。]

知的欲求が満たされていますか

英語の授業中にある生徒(中学1年生)がこんな質問をしました。
「buという綴りならば、通常は『バ』か『ブ』と発音するはずなのに、busyという単語はなぜ『ビ』と発音するのか」
学習塾の講師には何の資格も必要としませんので、このような質問に答えることができる塾講師は意外と少ないのではないだろうか、と思いつつそのやり取りを聞いていました。
答えは、busyという単語は方言の発音が残っているという説が有力ということになりますが、ここで大切なのは正しい答えを得ることではなく、そこから広がる知的探究心です。
この例の場合「他にはどんな単語が例外的な発音なんだろう?」→「islandはわざわざ発音と異なる綴りに変えられたらしい」という感じでしょうか。
確かに受験テクニックも重要ですが、このように自ら疑問を見出しそれを探究する力、 それが将来困難にぶつかったときに本当に必要な力なのだということを伝えていきたいと思っています。

進路、描こう!

どうやって志望校を決めるのか?「入れる学校ならどこでも良い」という答えは聞きたくないのですが、人生の目標や夢が形になっていない段階では、その回答で構わないというのが私たちの考えです。何故なら、人生の目標は受験して中学や高校、大学に入ることではなく、その先にあるものを考えて欲しいと思っているからです。

合格の先にあるもの

中学生8

受験は一つの通過点です。生徒たちには、苦しい時もありますが楽しく長い人生が待っています。大袈裟かも知れませんが、受験とは人生を楽しむことができる人間になれるかどうかの最初の試練の場と捉えて欲しいと思います。
職人や農業を目指す生徒に塾の都合(実績作り)で難易度の高い学校や普通科を勧めることは当然ありません。また、目標の定まらない生徒に対して、目標を決めろとも言いません。一人ひとりの目標や夢は時間が許す限りゆっくりと悔いなく決めて欲しいと願っています。私たちに出来ることは、目標や夢を幅広く選択できる環境についてアドバイスすることです。そして受験という試練を通して、目標や夢に対する考え方や努力の仕方を学んで欲しいと考えます。
このような話をすると「それは理想に過ぎない」といわれることがあります。 そうかもしれませんが、理想を目指さなければ理想に近づけないという想いで学習指導に携わっています。

社会貢献

自己満足かもしれませんが、教育を通して社会に貢献したいという気持ちがあります。

世帯年収と学力

授業風景

子どもたちの学力は世帯年収に比例しているというデータがあります。
一般的に授業料は、
   [一斉授業型学習塾] − [個別指導型学習塾] − [家庭教師]
という順になりますが、世帯年収や家庭環境が子どもの持つ可能性を妨げるようなことが あってはならないと思っています。 そのため私たちに出来ることとして、可能な限り一斉授業型学習塾に近い授業料で 個別指導を行うことを課題目標とし、家庭の年収が子どもの学力に比例している現状を 少しでも改善していくことで社会に貢献したいと考えます。
従って、一般的には利益を上げるために教務に影響ない範囲で経費削減を行いますが、 私たちにとっては授業料を下げるために経費削減(必要最低限の広告など)を行っています。

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