オレンジ色のヒキガエル(体全体)
長野県北安曇郡白馬村北城にある林床部を流れる渓流(水温=6.2℃、水のpH=7.1〜7.3)の石の下の泥水中から、ヒダサンショウウオの調査中に捕獲したアズマヒキガエルの小型の幼体で、体全体がくすんだオレンジ色を呈するもの(2006年11月11日撮影)。この種はよく知っているけれど、こういった色合いには今までお目にかかったことはない。越冬のために水に入るのは、寒冷地の厳しい環境に対する、この種の適応と考えられる。
同行した調査者(アルファベット順、敬称略): 懸川雅市(東京都立小松川高等学校)、岸冨士夫、齊川祐子(しろうま自然の会)。
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