倒木に潜むキタサンショウウオ

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モンゴル・ダルハディン湿地の第1調査地林床部の地面や草地にある、朽ちた倒木(2004年7月20日撮影)。キタサンショウウオの個体が潜んでいる。一日あたり、朽ちた倒木40本を調べた。林床部に、広葉樹は全く見られなかった。

(A) 4日間(2004年7月19日、21日、22日、23日)の合計で、5個体(雌雄の判別の付かない個体4匹と幼体1匹。そのうちの1匹は再捕獲個体)が潜んでいた倒木(長さ=3.3m、直径=32cm)

(B) 当年変態幼体4匹が潜んでいた倒木(長さ=5.7m、直径=28cm)。この倒木は、ある三日月湖の近くに位置していた。

(C) 合計13個体(メス6匹、雌雄の判別の付かない個体3匹、幼体4匹。そのうちの7匹は再捕獲個体)が潜んでいた倒木(長さ=3.3m、直径=30.5cm)。この倒木では、最大捕獲個体数が記録されている。

(D) 合計6個体(オス3匹と雌雄の判別の付かない個体3匹。そのうちの3匹は再捕獲個体)が潜んでいた倒木(長さ=9.1m、直径=32cm)

当年変態幼体(と頭胴長40mm未満の幼体)を除いた個体は全て、PITタグで識別してある。これらの幼体には、指切り法を用いた。


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