このメスの後肢の近くにある胴体の腹側の皮膚を通して、1対のベージュ色の卵管子宮部が見られた。このメスは、これまでの2004〜2005年の調査で捕獲した全個体の中で、最大のものであった(体重=9.80g、最大頭幅=11.40mm、最大尾高=7.53mm、総排出口前端までの頭胴長=69.07mm、総排出口後端までの頭胴長=73.39mm、尾長=41.18mm)。
比較のために、総排出口後端までの頭胴長が72.33mmのメスが、釧路湿原で調査した673個体の中では一番大きかった(Hasumi, 2001)。