[ 1980] 本を読むな! 人の話を聞くな!― 日本辺境論 ― 記入日時 2010年02月21日(日) 9:00 

オリンピックなどいろいろ書くことはあるのですが、今朝はどうしてもこの事について書きます。(これから推敲しながら書きます。(^^;;)
日本辺境論(内田樹)」をやっと読み終わりました。
一度読み上げて、もう一度反芻するためにラインを入れている最中「武士道とサッカー」(日記1975)を書く事になり引用をしましたが、あの段階で理解が正しくない記述があり(大筋では間違えてない)その箇所を書き直しました。(皆さん読んでいないと思うが(^^;;)
僕は「Galleryの江國香織」のとこでも書いていますが、ほとんど本を読みません。僕の持論「人の話を聞くな!」(日記1340)と同じ話なのですが、もちろん本を読み人の話を聞く事は大事です。
しかし肝心な事は、その知見をいかに活用し、いかに自分の血肉とするかなのです。人の話を聞き、本を読んだだけではダメなのです。
人の話を聞くなら必ず質問をする。本を読むならラインを入れる。
先日もAkiyoさんブログにおいてこの件で意見が別れました。(^_^)

さて「日本辺境論」。この本はアルビン・トフラー「未来の衝撃」(日記416)、コリン・ウイルソン「宗教と反抗人」(Afghan日記)同様に僕にとっては欠かすことの出来ない本になりました。ところが、内田氏の書くこと全て賛同しているわけでないのです。年令的にはほぼ同い年ですが、どうも違う。彼は合気道を長く修業して今では道場も開き門徒も多く抱えてらっしゃる方です。ですから「学び」に関する捉え方が顕著なのですが、どうも違う。
例えば大学の「シラバス」について、「私はこのような考え方に立ったら学びは成立しない(p138)」と言って反対される。そして「日本人はこれから学ぶものの適否について事前チェックをしなし。これが私たちに刷り込まれた一種の民族誌的奇習です。(p140)」と仰るのです。 えー!そうですか? 僕はピアノを習い始める時に、初めはpaulaさんと違う先生についたのですが、「これは違う!」と1日で辞めて、paulaさんの教室に変えたことがある。さように「学び」に関して大きく意見が分かれる。
そう考えると違う。「武士道とサッカー」で書いた「機」の概念のところで「つねに場を主宰し、つねに先手をとり、つねに主体であることを望む人たち"中華人”たちには「機」の思想とはついに無縁です。(p188)」 「けれども、自分たちは世界の中心だと思ったことが一度もない集団"日本人”には身に添わないものです。(p205)」
えーそうか?!僕は自分の事を「世界の中心だ」と思っているんですけど。(^^;;
そう考えると、彼は武道を学ぶなかで師弟関係を見つめてきた。しかし僕はデザイナーとして「いかに自分が人と違うのか?」その事に集中して物事を見つめてきた。そもそも出発点が違っていたのだ。
しかし、彼の書く話は非常に面白いです。「聖徳太子の日出る処の天子(p60)」この話、そして「ヴェルサイユ講和会議(p75)」どうして日本が孤立していったのか。極めつけは「九条と自衛隊の"矛盾”について、日本人が採用した"思考停止”(p68)」は彼がこの「日本辺境論」を書くにいたるアイデアの源なのですが、これだけでも読む価値があります。その他、日本人をそして自分を見つめ直すには、ぜひ読んで欲しい一冊です。
最後に本書の本論とは離れるのですが、武士道について書かれていた「機」についてもう少しふれて終わります。「武士道とサッカー」で追加して書いたのですが、「機」という概念は主体(自分)の規定概念を時間的にたわめて変えるという、言わば四次元的な話なのですが、僕には実体験があります。それは皆さんもお持ちだと思うのですが、バイクに乗ってて自動車が急に飛び出してバイクごとぶつかり、体が宙に舞ってボンネットの上に落ちたのです。
それは一瞬でしたが、僕の中では時間は非常にゆっくり流れ、ぶつかってボンネットの上に落ちるまでがスローモーションで記憶されているのです。つまり「機」という概念を聞くと突拍子もなく聞こえますが、そういう事だと思うのです。
また世界のトップスポーツ選手は、「ある瞬間になると試合会場で自分を俯瞰している自分がいる」と聞きます。これも「機」の概念と同じだなと思ったのです。
また話が長くなりました。ぜひとも一度本屋で「日本辺境論」を手にして頂きたいです。良かったら感想を述べ合いましょう!


[ 1979] ボイストレーニング ― 声を出し始める ― 記入日時 2010年02月20日(土) 6:30 

毎朝ボイストレーニングと称して腹式呼吸と腹筋をやってきましたがいよいよ声を出し始めました。
ここ1週間、食後にギターの練習で歌う事が増えました。
するとやはり声が出ない。

また来月にはITN星川での練習もあります。
そろそろ声出す練習しないと、仲間に何やってたのと言わます。(^^;;
ボイストレーニング vol.7&8で高音を出す練習をするのですが、そこで音を取るためにiPod用にキーボードを用意しました。
Virtuoso Piano Free
iPhone & iPod touch 専用なのですが、なかなかよく出来てます。
6オクターブ中、1オクターブしか表示が出来ないので、楽器としては難しいと思いますが、ボイトレ用に音を取るには十分です。
車の中でこの音を出しながら、大きい声を出します。
さてさて、効果のほどはいかに?(^_^)


[ 1978] 五反田・洋食・グリルエフ 記入日時 2010年02月19日(金) 6:40 

牡蠣のソテーが頭か離れず、ついにグリルエフに行ってきました。
ホームから見える店。狭く、全く古びた店です。
その老舗の売りはデミグラス・ソース。
HPにも書いてありますが、創業昭和25年から継ぎ足して使っているのです。
僕はまず仔牛のカツレツを頂きましたが、そのソースの香り!まるでカーボンです。(^_^)
そして待望の牡蠣のソテー。\1900は高いな〜
うーん。酸味があります。そうだったかな〜
記憶とは曖昧だ。僕には酸味はいらない。
「牡蠣 ソテー」と検索しても、僕のイメージするレシピが出てきません。
酸味がなければ、このソテーがイメージ通り。
日曜日はまたこの牡蠣のソテー(写真)に挑戦してみます!(^_^)


[ 1977] やっぱりカーリング女子! 記入日時 2010年02月18日(木) 7:00 

オリンピックはあまり見てないけれど、カーリングだけは見る!
トリノの彼女らの活躍でカーリングが大好きになった。(日記1127)
なんと言っても、試合中の彼女たちの表情が最高!
Japanese Beauty って言うけど、まさにそんな感じだよね。
昨日は勝利のニュースを聞いてから、じっくり見ましたよ!
アメリカに9-7の逆転!
最後はミリの勝負だものね。すごい!
ところが、今朝のニュースでカナダに逆転負けだそうです。
でも、今日も録画見るよ!
それにしても普段の表情と試合中と違う事!
本橋選手はぽっちゃり顔してるのに、試合中の目つきの鋭い事!
それがまたいい!ファンってわけじゃないけど(^^;; 本橋麻里サイト


[ 1976] ホタテはヒモが美味しい! 記入日時 2010年02月17日(水) 6:50 

やっと日曜日のホタテの話を書きます。(^_^)
コナちゃんにホタテのさばき方を習ったので、ぜひ挑戦!と14日の早朝、また肉のハナマサ三軒茶屋店へ。(日記1970)
なんで急にホタテかというと7日(日)もハナマサに行ったのですが、海がシケて殻付き牡蠣が入らないと思ってたのですが(日記1967)そうじゃなくて、シーズンが終わってたのです。(こんなに寒いのに)
買ってきたホタテは3枚で¥590、加熱用の牡蠣も買ってきました。
後で近所のスーパーにも行きましたが、牡蠣の値段は普通でした。


さてホタテのさばくには、先の丸いナイフが必要です。(さばき方)貝柱はすぐ貝から離れるので、貝柱を痛めないためです。
それぞれ貝柱、ヒモ、ウロ、卵、エラに切り分けます。コナちゃんはウロも食べると言うのですが、食べない方がいいようです。
ホタテの食べ方
これはコナちゃんの意見を待ちましょう。(^_^) 次に貝柱は水で洗いヌメリを取ってから刺身に。ヒモも十分ヌメリを取ります。
ヒモは切って貝柱と一緒にお皿へ。コナちゃんは鯛と一緒に盛りつけたので見栄えいいけど、ホタテだけだと物足りない。(^^;;
ランとエラは醤油で甘く煮付けます。写真のように今回はウロも食べました。(問題ない?(^^;;) この煮付けは美味しいです!
ホタテの刺身は貝の中では少し物足りない気がします。そこいくとヒモはやっぱり美味しい!(でもヒモだけでは嫌です。(^^;;)
次に牡蠣はバターでソテーしようと思って買ってきました。よく水で洗い、水を切り、小麦をふり、粉をはたいてソテーします。
でも上手に出来ませんでした。牡蠣がなぜか水ぽい。レバンテ(有楽町)やグリルF(五反田)のようなソテーはどうやるの?
あの濃厚な牡蠣ソテーはどうやって作るんだろ。店の秘伝でしょうか。(いま検索しても出てこない) これは次回の課題です。
それにしてもコナちゃんにはいろんな事を教わってます。コナちゃんまたうちに来て、調理してね〜(^_^)


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