檜洞丸・シロヤシオ紀行−2/2


(シロヤシオ)


(シロヤシオ)


(ミツバツツジ)

 シロヤシオは3年前に来た時よりも花付きが悪いような気がする。気のせいだろうか。
 写真を撮りながら檜洞丸へ11時40分着。
 山頂には平日にもかかわらず4、50人の先客がいた。山頂にある太いミツバツツジはまだ蕾で、一輪も咲いていなかった。ちょっと物足りなさを感じる。やはり今年は寒い日が多かったのが影響しているのだろう。

 山頂で昼食を摂り、12時5分下山。
 登って来る時に見た花を、もう一度眺めながら下って行く。つまり2倍楽しめる訳だ。

 熊笹ノ峰の分岐から、今度は犬越路を目指して行く。ここからの方が高度が低いせいかミツバツツジが咲いていた。しかし、シロヤシオはイマイチで、雪を被ったように真っ白に咲いている木もあるが、全体には花付きが悪いようだ。今年は裏年なのだろう。


(シロヤシオ)

(ミツバツツジ)

(袖平山)

(大室山)

 梯子や鎖を3本下り、犬越路へ近くなると、シロヤシオはもう散り出していた。今週末までは持たないだろう。

 犬越路へ13時56分着。3つあるテーブルがいっぱいだったので、避難小屋で休憩する。
 ここは十字路になった峠で、案内板に「犬越路とは、武田信玄が小田原を攻める時、犬を先頭にこの峠を越えたところからこの名が付いた」と書かれていた。

 ここからは、ほとんどの人が用木沢出合へ下って行くが、私は反対側の神ノ川へ下って行く。この道は駐車場まで50分という便利さがいい。

 ここは尾根ではなく沢状になった自然林の中を下って行く。石がゴロゴロしていて下りにくい。それに、ここは北東斜面なのでもう日没を過ぎたような暗さだ。今までのガンガン照りがウソのようだ。

 すぐに涸れ沢へ出た。その涸れ沢を2、30mほど下ると分岐があり、右手に今朝惑わされた「順路」があった。だがもう騙されない。左の道を下ると、すぐに登山道の標識があった。

 涸れ沢をトラバースすると、左手から沢の音が聞こえて来た。沢音が心地よいが、私はこのコースを登りにとらず下りにとって正解だったと思った。同じ急登なら尾根のブナ林を登った方がいい。

 木の階段を下り、木の橋を渡る。しばらくすると杉林になって来た。その杉林を下って沢へ降り、橋を渡って対岸へ。すると2、3分で道幅が広く林道になった。

 その林道を下って行くと、左手に神ノ川ヒュッテ(写真左)があり、近くに有料駐車場があった。1日300円と書いてあり、ヒュッテが管理しているようだった。ここから日陰沢橋はもう目の前だった。

 今回のシロヤシオ紀行は、3年前に比べると花が少ないような気がした。「まだ蕾」というのではなく、そもそも花も蕾も少なかった。ミツバツツジは2分咲き程度だろうか。でも、充分楽しむことが出来た。

 
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