1:札内川ヒュッテ〜八ノ沢出合〜BC
2:BC〜三股〜八ノ沢カール
3:八ノ沢カール〜カムエク〜三股〜BC
4:BC〜八ノ沢出合〜札内川ヒュッテ
BC415〜528三股540〜620Y字〜640S字〜650三段の滝700〜800八ノ沢カール820〜900ピラミッド峰との分岐〜925稜線分岐〜1050カムエク1110〜1202稜線分岐1210〜1245八ノ沢カール1300〜1509三股1515〜1620BC |
朝3時起床。2時40分に目覚ましをセットしていたが、沢の音でアラームが聞こえなかったようだ。慌てて飛び起きた。
昨夜は満天の星だった。その星がまだわずかに輝いている。
シルエットになったカムエクを見ながら湯を沸かし、コーヒーとパンで朝食。今日は最高の天気になりそうだ。
4時15分、BCを出発。もうすっかり明るい。 八ノ沢テント場からはまだ誰も登って来ていないので、私が一番乗りだ! それにしても寒い。メモをとる手がかじかんで字が書けない。 |
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本流を左、右と渡渉し、流木のガレキの沢を登って行く。 巻道も廃道同然で、倒木や流木で歩きにくい。それに、ケルンやリボンも少なく、ルートハンティングが難しい。でも要はこの沢を登り詰めて行けばいい。 |
巻道 |
三本の滝 |
笹を漕いで行く |
その笹コギが終わると、問題のY字へ出た。右手が水が流れる沢で、左が涸れた沢。ここは左の涸れ沢を登る。昨夜、隣のテントの青年もここを間違えて右手の沢を登ってしまったと言っていた。ここは要注意である。 (左手の沢にピンクのリボンがある) |
岩場を登って行くと三段の滝が現れた。 ここで1本立てている時、単独の若者が登って行った。 ここも滝を巻くため右側のロープがある岩場を登って行く。大した岩場ではないが、もし滑落でもしたら滝まで落ちてしまうかも知れない。 |
すっかり細くなった沢(写真)を登って行くと、続々と下山者とすれ違った。八の沢カールでテント泊した人達だろう。 その中の一人から、右手を指差しながら「あれが湧水です。最高に美味しいですから、ぜひ帰りに汲んで行って下さい」と言われる。ぜひ帰りに汲んでいこう。 |
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ついに憧れの八ノ沢カールへ出た(写真右)。バンザ〜イ!と飛び上がりたいほど嬉しかった。 このカールの入口は、下る時に間違いやすいと聞いていたので、しっかりと確認しながら進んで行った。リボンがしっかり付いているので大丈夫だろう。 |
(福岡大の慰霊碑) |
(テントを撤収しているご夫婦) |
(ピラミッド峰) |
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