木曽駒ケ岳(きそこまがたけ)     8座目
(2,956m、 長野県)

空木岳(うつぎだけ)        49座目
(2,864m、 長野県)
朝焼けに染まる木曽駒ケ岳。(中岳から)

木曽駒登頂歴
   1996年9月16日・・・木曽駒ケ岳〜空木岳縦走
   1980年1月・・・吹雪で撤退・宝剣のみ登頂
   1975年1月・・・初めての冬山、宝剣岳は→こちら
   1971年7月・・・木曽駒ケ岳〜宝剣岳

木曽駒ケ岳〜空木岳縦走−1/2

1996年9月15日(日)

相模湖IC−駒ケ根IC−千畳敷〜天狗荘(泊)

 日本百名山を目指すようになってから、どうしても空木岳に登りたいと思うようになった。それは中央アルプスにある日本百名山4座のうち、この山だけがまだ一度も登ったことがないからだ。
 空木岳を登るには、池山尾根を往復するのが一番手っ取り早いようだが、私は木曽駒の写真も撮りたかったので、ロープウェイで行って木曽駒から空木を廻って池山尾根を下ることにした。

 早朝に家を出て、中央高速を飛ばして行った。ロープウェイに乗るには駒ケ根インターで降りるが、今日は天気がいいので恵那山の写真を撮ってから行こうと思い、そのまま中津川インターまで行った。しかし、恵那山の山頂部には雲がかかってしまい期待した写真は撮れなかった。

 再び高速に乗って引き返し駒ケ根インターで降りた。そのままロープウェイ駅へ行きたいところだが、マイカー規制のため途中でバスに乗り換えねばならない。そのバス停へ行って驚いた。何と100人以上が並んでいた。3連休であることをすっかり忘れていた。最前列の人はもう2時間以上も並んでいるという。

 今日は駒ケ岳を往復してから小屋へ泊まるつもりでいたが、時間的にムリだろう。それよりも、こんなに大勢いては小屋へ泊まれるかどうかが心配になってきた。
 それにしても炎天下で立ったまま待っているのはしんどかった。バスに乗り込んだ時はもうぐったりしてしまった。

 千畳敷からはハイカーと一緒に浄土乗越へ向かって登って行った。この道は今日で4回目である。初めて登ったのは1971年の夏だったので、もう30年近くも前になる。後の2回は正月だった。大晦日に千畳敷ホテルへ泊まり、初日の出を見てからこの道を登った。

 今日は軽装のハイカーが多いので、彼らの早いペースにまどわされないように、ゆっくりと一歩一歩登って行った。

 宝剣山荘へ宿泊をお願いすると、「満員なので隣へ行ってくれ」と断られてしまい、天狗荘へ泊めてもらうことになった。とにかく宿の確保ができて、まずは一安心。
 さっそく荷物を置いて、カメラだけを持って中岳を登り、木曽駒の写真を撮った。木曽駒は中央アルプスの最高峰であるが、ここまで来るとあまり高度感は感じなかった。


9月16日(月)

天狗荘〜木曽駒ケ岳往復〜宝剣岳〜島田娘〜檜尾〜熊沢岳〜東川岳〜木曽殿山荘(泊)

 朝食前にご来光を見るためカメラだけを持って中岳を登った。朝焼けに染まった木曽駒や御嶽山を見ることが出来て満足だった。

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(朝日に輝く木曽駒ケ岳、左は前岳)

雲海に浮かぶ御嶽山

 朝食を済ませてから再び中岳を越えて木曽駒の山頂へ立った。久しぶりの山頂だった。山は少しも変わっていなかった。

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 山頂から一旦馬ノ背を下り、木曽駒を見上げるようにして写真を撮ってから、頂上山荘へ出た。いよいよここからが空木岳への縦走である。


馬の背から見た木曽駒ケ岳

馬の背から見た前岳

 稜線からは、目の前に宝剣岳が見えた。黒い岩肌が朝日に輝いて迫力があった。その宝剣岳は、昔、吹雪の中を必死にラッセルしたことがあるが、今日はアッという間にテッペンへ着いた。雪がないとこうも違うものかと驚いた。

 ここからは急な岩場の下りとなり、いかにもアルペン的で、アルプスへ来たという実感が湧いてきた。

  

朝日に輝く宝剣岳(中岳から)

宝剣岳の岩場

 極楽平まで来ると千畳敷から直接ここへ登って来る人達がいた。きっと千畳敷ホテルへ泊まった人達だろう。