清掃管理費について


あんまりでっせ! 投稿者:祝島にちょくちょくいくもんです  投稿日: 9月29日(水)15時38分49秒
釣りにいって300円とらはるでしょ。
清掃管理費、おかしいーーー
@港湾の管理は自治体財産の上の表面管理であって、委託料が県から漁協に支払われ、その履行として、港湾を管理する。
Aすなわち、釣人は、故意、過失によって損害を与えた場合、不法行為責任として300円を払う以外に正当性がない。
B受益者負担かといえば、受益もない

ようは、理屈の立たない債権なんですな。まあ払った金はかえりません。(非債弁済)

で、なにがいいたいかといえばですな、エエですよ、300円くらい、正当性がなかっても、
3000円でも寄付させていただきますよ。でもね、さんばしでおばさんに待ち伏せされてはらうものやないでしょう。任意の請求屋と思うけど。
山口県漁政課に確認したけど、おんなじこというtrはった。清掃については委託料が県から支出されてるし、訪問者のとるのはどうかと・・・
漁協等は委託料のほか、人件費補助も県から出るし、自治体が、県民全員を代表して、補助金負担金、委託料(これがまた、えらいエエ単価で積算)して、支援してるのに、釣り人から、金とるんは、絶対あかんとおもいます。任意ならまだしも、桟橋待ち伏せはおやめになったほうがよろしいかと。

清掃費いうても 投稿者:祝島にちょくちょくいくもんです  投稿日: 9月29日(水)15時59分4秒
桟橋でとるから、外部の人が結局負担して、島の人は無料
清掃委託費なら、釣りした人、全員から取るべき(まあ、それ以上に委託費に積算されてるけど)

ようは、そういう不透明な制度やめたほうがエエです、この前一緒に言った人も唖然としてた。まだ、漁協にある自動販売機を200円にして、釣りに来た人に買ってもらうほうが
社会的に理屈とおりまっせ!200円でも買いまっせ。おばさんに待ち伏せされて300円取られるより200円のジュース3本かって、島に儲けてもらうほうが気分がいい


 以上の内容の書き込みが、先日当サイトの掲示板に書き込まれました。
 清掃管理費については以前も質問をいただいていますので、祝島漁協としての考えを、
上記書き込みへの返答も兼ねて、以下に簡単にまとめました。


祝島にちょくちょくいくもんです」さんや、祝島に釣りに来られる皆さんへ

 まず、

港湾の管理は自治体財産の上の表面管理であって、委託料が県から漁協に支払われ、

とのことですが、それは「漁港管理者」への「委託料」のことでしょうか? それ以外には見当たりません。その委託料だとすれば、年間3万円のみとなっています。

漁協等は委託料のほか、人件費補助も県から出るし、

についてですが、「人件費補助」とはどういったものでしょうか? そのような制度があって漁協に支給してくれているなら大変ありがたいことですが、当漁協では今のところそういった補助は把握しておりませんし、人件費補助等を支出していないことは県にも確認をとっています。

(なお、「祝島にちょくちょくいくもんです」さんは「港湾」と書いていますが、祝島には「港湾」はなく、あるのは「漁港」だけです。「港湾」と「漁港」は行政上別の扱いとなりますので、その点はご留意ください。)



 さて、最近の状況を見ると、祝島に来られる来島者(特に釣り人)は「マナーのよい人」と「旅の恥はかき捨ての人」に大きく2分されます。もちろん「マナーのよい人」に対しては私たちが文句を言う筋合いはありませんし、清掃管理費も必要ありません。私たちは、基本的に島に遊びに来られる人は歓迎しています。

 しかし、そうでない人がいるのもまた事実です。以下の事例をあげてみます。

1.オキアミをまいて、波止場を汚したまま帰ってしまう。

2.余った餌や弁当の残り、ビールの空き缶などをそこらじゅうに放置したまま帰ってしまう。

3.空き缶専用のゴミ箱(ちゃんと『空き缶専用』と大書しています)に、上記「2.」を放り込んでいく。

これらについては、別途人を頼んでこちらの責任で清掃・片付をしています。

それ以外にも、

4.波止場に道具を広げ、漁師の通行や作業に迷惑をかける。

5.工事中で危険なため立ち入り禁止に指定している場所に、平気で入っていく。

6.夜間、ラジオのボリュームを上げる、また釣り人同士で大声で会話、或いは喧嘩などをして、島民の安眠を妨げる。
 (島には波止場を見下ろすように立つ家も多く、夜間に波止場で騒ぐとじかに響きます。また島の人たちは早寝早起きが基本なので、夜通しで釣る人たちとは時間の感覚が違います。まだ少しぐらい騒がしくてもいいだろう、という時間は島の人たちの多くにとってはもう寝る時間です。特に遊漁をする漁師などは、餌のエビを獲るために午前2時ごろに出漁する人もいて、午後7時には就寝します)

はなはだしいものになると、

7.夜間漁船に勝手に乗り込み、生簀(イケス)に活かしておいた魚を盗んでいく。

8.漁協の貯氷庫から氷を勝手にタダで持っていく。
 (漁師の操業は昼夜にわたって一定でないため貯氷庫は鍵を掛けておらず、自主申告で利用者名簿に記入してもらっています。それ以外の人たちには、そばに設置してある料金箱に料金を入れてもらっています)

さらに極端な例になると、

9.夜間、トイレ代わりに船を使い、「大」を残していく。
 (遊漁をする船のカンパにしていったため、船頭さんやお客様が大迷惑をしました)

10.波止場近くで漁師が夜間に操業していると、「釣りの邪魔になる」と言ってオキアミなどを投げつけてくる。
  (被害にあったのはお年寄りの漁師で、ショックで当分海に出ることができず仕事を休んでしまいました)

 また、波止場以外でも定期船から降りるとき島のお年寄りを押しのけて我先にと大きな釣り道具を抱えて出口に詰めかけ、島の人に迷惑をかける人もみられます。(もちろん、大きな荷物を持っていないお客が先に降りるのを待って、それから荷物を運び出すなど、マナーのよい釣り人もおられます)

 タチの悪い冗談のようなものもありますが、これらは全て実例です。そしてもちろん、このような迷惑行為(生簀の魚や氷の件にいたっては犯罪です)が行われたのは一度や二度ではありません。

 このようなことをする人たちには、島に来て欲しくありません。もちろん、「自分はそんなことはしないし、するわけがない」と言われるかもしれませんが、残念ながら私たち祝島に住むものにとって、不特定多数の来島者(釣り人)の個々人が善意の人であるかどうかを見分ける術はありません。そのため、釣りに来る人たちには一律に「清掃管理費」をいただくという形をとっています。



また、

>桟橋でとるから、外部の人が結局負担して、島の人は無料
>清掃委託費なら、釣りした人、全員から取るべき


 とありますが、島の人たちについては毎年ボランティアで島内総出の漁港清掃を複数回行っていただいています。他にも自治会で島内総出の海岸清掃をしたり、このようになにかあったときには、漁師以外の人たちも協力するなど、祝島の海は祝島の人たち全員で守っています。ですから、島の人たちが波止場で釣る際に清掃管理費をいただかないことはけして不公平なことではないと考えています。



 はっきりいって、上記のような現状では「釣り人」に関しては島の人たちが諸手を挙げて歓迎するような状況でないのは確かです。「清掃管理費」300円は受忍料として位置付けていますが、波止場及びその周辺の清掃管理の実費にも足りませんし、最初に書いたように、それを補填するような補助も受けていません。そのため、昨年の漁協総会では「受忍料を上げるべきだ」という提案も出されました。(協議検討するということで保留しています)

 漁港管理者にお願いをして、波止場、・漁港の環境保全のために「原則釣り禁止」という措置をとり、マナーよく行動するという申請書なり誓約書を作成し、登録制にして特別許可を出すという形がとれれば清掃管理費が発生する余地もほとんどなくなるのでしょうけど。


 重ねて言いますが、私たちは基本的に島に遊びに来られる人、「マナーのよい人」に対しては歓迎してます。願わくば、全ての島民と来島者が穏やかに、仲良くできればと念じています。
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