祝島の日々 2004 7〜9月


コッコーの様子
台風襲来から2週間が過ぎ、
潮風を受けて塩害で葉を枯らしてしまったコッコーから、新しい芽が出てきています

また、塩害を免れたコッコーには、実が鈴なりになっている木もあり、
あと1ヶ月半もすれば収穫できそうです

今年は当サイト内の「祝島市場」で、少量ですがコッコーのご注文を受け付ける予定です
                                       (撮影 9/21)



濱崎さん、2004アジアベンチプレス選手権大会で金メダル!
家族で集合写真 鯛のお刺身! 腕の太さを比べてみれば
8月28〜30日にインドで行われた2004アジアベンチプレス選手権大会に
祝島出身の濱崎貴紀さん(30)が選出され、
90kg級に出場、見事優勝し、金メダルを獲得しました

濱崎さんのご両親は祝島で『浜崎理髪店』を営んでいて、
祝島の人なら『浜崎理髪店』で髪を切ったことがある人も多いでしょう

9月18日に島に帰ってきた貴紀さんと家族でお祝いをするというので、
お宅にお邪魔させていただきました

詳しくは、 「祝島出身の濱崎さん、2004アジアベンチプレス選手権大会で金メダル!」へ!

                                       (撮影 9/18)



学校の状況は
祝島中学校も台風18号で大きな被害を受け、
窓ガラスが何枚も割られ、黒板が落ちてしまった教室もあります

すでに後片付けも一段落したので通常の時間割りに戻り、
比較的被害の少なかった保健室で授業は行われています

右の写真手前の涼君は今年受験生ですが、
「受験勉強は大丈夫?」と聞くと「余裕!(^^)」と返ってきました
                                       (撮影 9/16)



びわに塩害
びわはそろそろ剪定の時期を迎えるはずだったのですが、
台風18号の影響で塩害を受けた畑では、茶色く変色して枯れてしまった葉が多く見られます
そのため、今年のびわ茶の生産量は少なくなりそうです

ただ、小さな蕾もつきはじめています
今年のびわの生産量は例年の3分の1ほどしかなかったので、
塩害の影響さえなければ来年は今年の収穫量を上回りそうです
                                       (撮影 9/14)



再び台風
先週、大きな台風16号が来たばかりですが、
今度は更に大きな台風18号が山口県近くを通りそうです

漁師はまた船を繋がなければならず、
先週から出漁日はかなり少なくなっています

また農家も田の刈り入れが終わり、はぜかけをしていたところも多く、
干しが十分でなくても取り入れなければなりません
                                       (撮影 9/6)


台風18号の被害については「台風18号襲来」へ



県に申し入れ
上関町民の会、原発いらん山口ネットワーク、原水禁山口および、
上関原発建設に反対する山口県の県議4人で県に申し入れを行いました

上関原発計画への知事同意の白紙撤回や、
詳細調査について県の現在の認識を求める申し入れの中で、

「(知事同意を出した)3年前と上関原発計画をめぐる情勢は変わっていない
(から知事同意を撤回する必要は無い)」

「中電が登記を終了して詳細調査の申請をしてくれば、承認しない理由はない」

といった考えを最終的に県は示しましたが、
言葉を濁し、なかなか考えを明確に示そうとしないため、
申し入れは予定時間を越え1時間半以上も続きました


また、この日は祝島を中心に上関町内などから約100名が、
県庁前広場で申し入れの前後に集会を行いました

曇りがちではあったものの島の暑さとは違う盆地特有の粘るような暑さのなか、
さすがに代表団が県庁内で申し入れている間は、
参加者は県庁のロビーや玄関などで涼んでいました
                                       (撮影 9/3)



台風の後始末
台風が島から見て東に移動すると、「吹き返し」という強い西風が吹きます

今回の台風16号はこの吹き返しが強く、
三浦湾には大量のゴミや流木が海岸だけでなく道の上まで打ち上げられていたので、
急遽、人手を募って海岸清掃を始めました

特に流木は、海に流れ出ると船のプロペラなどに当たるなどして事故の原因になるので、
念入りに海岸から道まで上げられましたが、
中には人力では持ち上げられないほど大きいものもありました

また、海岸沿いの田では潮を被った上に風で倒れてしまい、
収穫間際にかなり被害を受けたところもあるようです
                                       (撮影 8/31)



台風16号襲来
台風16号は直撃こそしませんでしたが波、風、雨、ともにかなり強く、
波は大きなうねりとなり、満潮時で無いにもかかわらず、
波止を越え、道に打ち上げていました

山の木が根本で折れてしまうなど、風もかなり強かったため、
田や畑の様子も気になります

祝島では午後3時半ごろ停電になってしまい、
島でたった一軒の電機の岡部さんは、強い風と雨にもかかわらず復旧作業にかかりました
そのおかげで、午後6時半過ぎには無事復旧しました
                                       (撮影 8/30)



台風襲来に備え
強い台風16号が接近してきて、どうもコースも悪いようです
祝島の近くを通ることは間違いなく、下手をすると直撃する可能性もありそうです

漁師や運搬業など、船を持っている人はみな波止の中に船をまわし、
船同士をお互い当たらないようにしっかり綱で繋ぎ、
波止と船を何本も太い綱で結び、台風に備えています
                                       (撮影 8/28)



大阪自然教室
毎年祝島に子供たちをつれてくる「大阪自然教室」が今年も祝島にやってきました
祝島と「大阪自然教室」とはもう10年以上の付き合いで、
祝島漁協ではタコツボ漁や、魚のさばき方などを子供たちに教えています

今年は20人の子供たちに、漁協婦人部のおばちゃんたちが
生のタコのさばき方と刺身の作り方を教えました

生のタコをさばくのはさすがに初めてで、まずタコの皮を剥ぐのに悪戦苦闘していました

皮を剥いだ後も、身を薄くそぐのに苦労していたようで、
中には刺身というよりもぶつ切りのようになってしまった子もいましたが、
いざ食べるとなると、あっという間に無くなってしまいました

子供たちは8人のリーダー(大人)と5日間の間、
祝島の海や山で遊び、学んで過ごし、27日に帰っていきました
                                       (撮影 8/26)



神社本庁の神社地売却承認を受け、島民の会緊急集会
神社本庁の神社地売却承認を受け、
「祝島島民の会」は緊急の集会を開きました

集会には200人近く集まり、神社本庁への抗議声明を決議しました
後日、この決議文を神社本庁に提出する予定です
                                       (撮影 8/24)



神舞の後片付け
神舞が終わった翌日早朝、すぐに後片付けが始まりました

男女合わせて200人以上集まった島民の手で、
昼前には仮神殿は解体され、櫂伝馬は陸に上げられ、苫は海岸で干されました

櫂伝馬は言うに及ばず、仮神殿の骨組みの木材や苫も、
痛んでさえいなければ倉庫に大事に仕舞われます
また4年後の出番のために
                                       (撮影 8/21)



神舞最終日「出船神事」
途中、台風による中止もありましたが最後の日は晴天に恵まれ、
神舞最終日は神楽も出船も無事とり行われました

出船神事では神様船や櫂伝馬に拍手が贈られ、
最後は別れを惜しんでお互いの姿が見えなくなるまで、
船からも陸からも手を振りあっていました
                                       (撮影 8/20)



岩戸神楽
神舞の二日目は「岩戸神楽」が行われました

17・18日の二日で24種の神楽が奉納されますが、
やはり人気は神主たちが鬼たちを折伏する場面です

昼からの生憎の雨の中、苫ぶきの小屋は屋根にシートを掛けても雨だれが落ちてきますが、
それでも小屋の中ではカメラやビデオを構え、撮影する姿が見られました
                                       (撮影 8/17)



神舞特別イベント
今年は神舞開催中のサブイベントが夜間にいくつか行われます

初日の16日には、
まず親が祝島出身の井谷将人さんのCDデビュー記念ライブが行われました
ライブ後はサイン会なども行われ、若い人を中心に立ち見が出るほどの盛況ぶりでした
井谷将人オフィシャルサイト


井谷さんのライブの後は、講談師の神田香織さんの講談がありました

先ほどよりもやや平均年齢の高い客層が、こちらも立ち見が出るほどの人出の中、
古典の人情物を中心とした講談に聞き入っていました
神田香織オフィシャルサイト
                                       (撮影 8/16)



神舞初日「入船神事」
いよいよ神舞当日です

この日はまず午前中に櫂伝馬と漁船が三浦湾へ向かい、
伊美から神主さんたちを乗せて帰ってくる3隻の神様船を出迎えます

その後、三浦へ上陸して三浦神事を行い、昼過ぎに集落へ向かいます
(昔はこのとき、一行は三浦で一泊していたそうです)


漁船20隻、櫂伝馬2艘、神様船の順に綱で結び、
さらに神様舟の後ろに有志の漁船20隻がついていき、
約50隻の船が一列になって三浦湾から集落へ向かいます

集落前に着くと、詰め掛けた人たちが波止場や海岸に鈴なりに並んでいます
今回の神舞では、2000人以上の人出があったそうです

そして船は一列のまま集落の前を3周回り、櫂伝馬上では踊りが披露されます
いよいよ「入船神事」の始まりです


が、当の撮影者(山戸孝)が櫂伝馬上で踊っていたため、
これ以降の撮影は出来ませんでした

入船神事の写真は「祝島ホームページ」のトピックスに掲載されていますので、
申しわけありませんが、そちらをご覧ください
                                       (撮影 8/16)



仮神殿の飾りつけ
本番を前日に控え、切飾りの飾り付けがありました

祝島に祭られている16柱の神様の名前を切り抜いた切飾りを縄に括りつけ、
それを仮神殿の天井に張り巡らせます

この切飾りが飾られると会場の仮神殿は、
いよいよ神舞だという華やかな雰囲気になってきます
                                       (撮影 8/15)



「東京原発」祝島上映会
この日は夜、映画「東京原発」の祝島上映会がありました
(上映中につきフラッシュを焚かなかったため、分かりづらい映像ばかりで申し訳ありません)

特別に仮神殿を使っての上映会で、
映画のことを知らなかった帰省客もたくさんのぞきに来ていました

この晩は、この上映会もあって仮神殿の近くに自然に人が集まり、
同窓会や親族の集まりなどで賑わっていました
                                       (撮影 8/14)



苫掛け、鳥居、吹流し
苫掛けも終わり、鳥居や灯篭が立てられ、ノボリや吹流しが高く掲げられました
仮神殿は、ほぼ完成です

あとは天候をにらんで後回しになった壇上の畳敷きや、切飾りの飾りつけだけです
                                       (撮影 8/14)



化粧と衣装合わせ
この日は踊り手は化粧、衣装合わせをしての、
本格的な櫂伝馬の練習がありました

橋本のノリちゃん@化粧担当は、
一人につき約30分×4人の化粧を一人でこなし、かなりせんなそうでした
(本番ではアシスタントがつくそうです)

この日は海上での練習も本番さながらの船と櫂伝馬を繋いでの練習で、
いよいよ本番が近づいてきたという感じです
                                       (撮影 8/13)



巫女の練習
神舞で、伊美別宮社からの神主の方たちをお迎えする巫女の練習も始まっています

巫女を務めるのは小学4〜6年生の4人(この日は一人不在)で、
親が祝島の出身の子たちです

この日は初めて衣装を着ての練習に加え、TV局の取材もある中で、
緊張しながらもちゃんと作法どおり役目をこなしていきました

指導役のおばあさんたちからいくつか細かい注意なども受けていましたが、
「これなら本番でも大丈夫」と太鼓判をもらっていました
                                       (撮影 8/10)



ゆでタコ
夏はタコの漁獲量が多くなりますが、
祝島漁協ではタコが多く獲れたときはゆでタコにしています

この日はゆでタコの直売もしましたが、
夏休みに入って帰省している家も多く、また、神舞の時期に帰ってくる子供たちのためにと、
1匹まるごと買っていく人が多かったようです
                                       (撮影 8/6)



竹切り
神舞の仮神殿を作るための竹を切り出す「竹切り」がありました

早朝のまだ涼しい6時過ぎ、各区から三浦湾に集まり、
2時間ほどかけて200本以上の竹を切り出しました
竹は海岸まで運んでから枝を打ち、集落までもって行きます

この竹は仮神殿の骨組みに使われ、その骨組みに苫をかけて小屋にします
仮神殿を組み立てる「小屋建て」は8/9に行われる予定です
                                       (撮影 8/3)



櫂伝馬、海で練習
櫂伝馬を海に漕ぎ出しての練習が始まりました
最初は櫂がなかなか揃わず苦戦していましたが、漕いでいるうちに息が合ってきました

しかしこの日は台風の影響がまだ残っていたのか、
風もある上に雨まで降ってきました

風に流されて消波ブロックに近づきすぎてヒヤッとした場面もありましたが、
波と風の中、最初の練習は無事終わりました

今回の練習は夕方の涼しい中行われましたが、
本番は真昼の炎天下、厳しい条件の中で行われるので、さらに練習を重ねていきます
                                       (撮影 8/2)
(8/3画像追加)



櫂伝馬、海に降ろす
祝島を直撃するかと思われた台風10号は、東に逸れていきました
そのため祝島ではそれほど強い風は吹かず、程よく雨が降りました
神舞に向けて、いい水の補給ができたようです

台風の接近で予定が延びていましたが、
この日の朝早く、陸にあげていた櫂伝馬を海に降ろしました
夕方から、海上での練習が始まります
                                       (撮影 8/2)



櫂伝馬、踊りの練習
陸上においてある櫂伝馬の上での踊りの練習がありました

床の上と違って高さがある上に揺れるので最初は踊りにくそうでしたが、
4年前の経験もあってすぐにコツを覚えて見事な踊りを披露しました

しかし昔踊ったことのある先輩方から見ればまだまだのようで、
細かい動きを指導されていました

櫂伝馬は30日には海に浮かべ、その上で踊りの練習が始まる予定でしたが、
台風の接近で少し先になりそうです
                                       (撮影 7/29)



2ヶ月ぶりの島の朝市
2ヶ月ぶりに島の朝市が行われました
夏場なので暑さを避けるために普段より早めに開催されましたが、
それでも朝市を待っていた多くの人たちが押し寄せました

今回は神舞が近づき、また夏休みに入って帰省客も島に帰っているため、
普段は店を出していても今回は忙しくて出品できない人もいました

そのかわり、その日の朝揚がったばかりの鯛やでんちょう(舌平目)など季節の魚や、
夏にぴったりの寒天、それもコーヒー寒天や黒砂糖寒天、抹茶寒天などが出品され、
あっという間に売切れてしまいました。
                                       (撮影 7/24)



踊りの練習開始
神舞まであと3週間と少しとなったこの日、櫂伝馬の踊りの練習が始まりました
今回の踊り手は全員前回踊っているので、少し練習しただけでかなり勘が戻ってきたようです

一方、太鼓の叩き手は2人が今年が始めてで、
独特のリズムを取るのに苦労していました

 
また、今回は山口県内のTV局が取材に来ていて、
涼君もやっちゃんも、多少緊張しながらインタビューに答えていました
                                       (撮影 7/24)



巣立ち間近
今年も民家の軒先にはツバメの巣がかけられていますが、
カラスに狙われるなどして巣が壊されて雛がいなくなってしまったところもかなりあります

そんな中、無事に残っている巣では、
雛が巣からはみ出してしまいそうなほど大きくなっています

成鳥は喉の部分の赤さが目立ちますが(左の画像)、
雛はまだそれほど赤くありません(右の画像)

この雛たちも、そろそろ巣立ちを迎えそうです
神舞の時期にはきっと島中の空を飛びまわっていることでしょう
                                       (撮影 7/20、21)



苫編み
各区で「苫編み(とまあみ)」が始まりました
上に日除けをした民家の中庭や風通しのいい路地に女性が集まります

2〜3人がかりで干したカヤを少しずつ編んでいき、
1枚の苫が完成するのに半日ほどかかります

これが、神舞の踊りを奉納する仮神殿の屋根や壁になります
                                       (撮影 7/17)



カヤ刈り
神舞の仮神殿にかける苫(とま)を作るためのカヤ刈りが各区で始まっています
2月に一度切ったカヤの株(祝島の日々2004参照)からは、
きれいでまっすぐ伸びたカヤが生えており、そのカヤを刈っていきます

朝6時過ぎに山に行って暑くならないうちにカヤを刈り取り、
枯れた部分などを取り除いて長い束と短い束に分け、集落の浜辺まで運びます

カヤがよく乾くように、浜辺の日当たりのいい場所で重ならないようカヤを広げていきます
乾きにムラが出ないように何度か裏がえしながら、一日半ほど干して干しあがりです
                                       (撮影 7/14)



干しタコ作り
祝島漁協婦人部は、夏になると干しタコを作ります
この日は、早朝に生簀から揚げた新鮮なタコを使って干しタコの姿干しを作りました
(干しタコは姿干しだけでなく足だけのものも作っています)

タコはまず、きれいに洗って内臓を全部取ります
このとき頭はひっくり返したままで、目も取ります
次に竿にタコをぶら下げて、竹を使ってタコをきれいに広げます

そして漁協加工場前のえじりの波止の干し台にその竿のままかけ、
このまま夏の暑い太陽と浜風で約2週間かけてしっかり干しあげます

干しタコはアミノ酸が豊富だと言われており、炙ってそのまま食べても美味しいですし、
刻んでご飯と炊き込んだタコ飯はタコの旨味と風味が楽しめます
                                       (撮影 7/10)



来夏、シーカヤックの授業
暑い日が続き、夏らしくなってきました
夏といえば海、祝島中学校では今年もシーカヤックの授業が行われました

東の浜での今年最初の練習では、1年ぶりにカヤックに乗るにもかかわらず、
2人ともカヤック歴3年の見事な腕前を披露していました
これから何日か練習を重ねた後、最後の仕上げに今年も祝島を一周するそうです
(7/15追記:無事祝島一周を達成したそうです)

また、この日の夕方には東の浜に飛び込み台が設置されました
これが東の浜に浮かぶと、いよいよ海水浴のシーズンです
                                       (撮影 7/9)



神舞準備
神舞で、仮神殿の前に立てられる鳥居や燈篭などの準備が始まっています
船大工の新庄さんが、前回使ったものを修理したり新しく作るなどして準備を進めています
                                       (撮影 7/9)



ウニの口開け
今年のウニの口開けは7/1でした
祝島では、ウニ採りは漁協の正組合員とその家族は無料で、
それ以外は一人千円の歩金を収めればウニを取ることができます

ウニを採る人は口開け時間の昼の12時に、いっせいに海に入っていきました
やはり初日なので人もウニも多かったようですが、
この日はあびき(波)があって採りにくかったそうです

家に帰ると、今度は海岸でウニの「しご」です
「しご」をすると、ウニの内臓目当てに今年もどこからともなくボラがやってきました
最後に残るこの赤い綺麗な身を楽しみに、毎年多くの人がウニ採りに出るのです

今年のウニ獲りは、一潮(大潮が1度)だけとなっています
例年は二潮なのですが、最近ウニが少なくなってきたという声もあって、
ウニの保護のために一潮だけの解禁となりました

(ウニ採りの詳しい様子は「ウニ採り」(スナメリ倶楽部)にもあります)
                                       (撮影 7/1)





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