震源域の形態 |
陸側のプレートと太平洋プレートの境界面。低角逆断層型 |
前回発生年月日 |
1968/5/16(1968年十勝沖地震*)
青森県を中心に死者52名、負傷者330名、建物全壊673棟 |
発生間隔等 |
前回から評価時点までの経過時間:39.6年
平均発生間隔:約97.0年
地震後経過率:0.41 |
*1968年十勝沖地震:三陸沖北部(青森県東方沖)で発生した地震であり、千島海溝沿いのいわゆる十勝沖地震の発生領域での地震ではありません。
三陸沖北部で発生した地震でありながら十勝沖地震と命名されているのには途惑います。 |
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項 目 |
将来の地震発生確率 |
今後10年以内 |
ほぼ0〜0.4% |
今後30年以内 |
0.2〜10% |
今後50年以内 |
30%〜40% |
地震の規模※ |
M8.0前後 |
評価時点は2009年1月1日現在 |
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震源域の形態 |
陸側の主にプレートと太平洋プレートの境界面。
低角逆断層型。
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被害地震 |
1994年の平成6年三陸はるか沖地震:八戸を中心として被害が発生し、死者3名、負傷者788名、住家全壊72棟 |
発生間隔等 |
平均発生頻度は11.3年に1回程度。 |
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項 目 |
将来の地震発生確率 |
今後10年以内 |
60%程度 |
今後20年以内 |
90%程度 |
今後30年以内 |
- |
地震の規模 |
M7.1〜M7.6 |
ポアッソン過程のため評価時点による確率の変化はない |
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震源域の形態 |
陸側のプレートと太平洋プレートの境界面。
低角逆断層型。 |
被害地震 |
1896年(明治29年)明治三陸地震津波:死者など少なくとも2万人。地震動による被害はなく、津波による被害 |
発生間隔等 |
三陸沖北部から房総沖の海溝寄り全域の平均発生頻度:400年に3回程度
三陸沖北部から房総沖の海溝寄りのうち特定の200kmの領域:530年に1回程度。 |
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項 目 |
将来の地震発生確率 |
今後10年以内 |
7%程度(2%程度) |
今後30年以内 |
20%程度(6%程度) |
今後50年以内 |
30%程度(9%程度) |
地震の規模※ |
Mt8.2前後 |
( )は特定の海域の値
ポアッソン過程のため評価時点による確率の変化はない
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震源域の形態 |
太平洋プレート内部。正断層型。 |
被害地震 |
知られているのは1933年(昭和8年)の昭和三陸地震津波だけ 地震動による被害は少なく津波による被害が甚大 死者・行方不明者3,000名以上 |
発生間隔等 |
三陸沖北部から房総沖の海溝寄り全域の平均発生頻度:400〜750年に1回程度。
【特定海域】三陸沖北部から房総沖の海溝寄りのうち特定の200kmの領域:1600〜3000年に1回。 |
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項 目 |
将来の地震発生確率 |
今後10年以内 |
1〜2%(0.3〜0.6%) |
今後30年以内 |
4〜7%(1〜2%) |
今後50年以内 |
6〜10%(2〜3%) |
地震の規模※ |
M8.2前後 |
( )は特定海域の値
ポアッソン過程のため評価時点による確率の変化はない
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震源域の形態 |
陸側のプレートと太平洋プレートの境界面。
低角逆断層型。 |
前回発生年月日 |
1897/8/5
津波により三陸沿岸に小被害 |
発生間隔等 |
前回から評価時点までの経過時間:111.4年
平均発生間隔は105年程度。
地震後経過率:約1.07
宮城沖地震と連動する場合がある |
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項 目 |
将来の地震発生確率 |
今後10年以内 |
30〜40%程度 |
今後30年以内 |
80〜90%程度 |
今後50年以内 |
90%〜98% |
地震の規模※ |
M7.7前後
(M8前後) |
( )は表Eの宮城県沖地震と連動した場合
評価時点は2009年1月1日現在
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震源域の形態 |
陸側のプレートと太平洋プレートの境界面。低角逆断層型.。
複数の大地震が2日程度の間に続発(群発地震) |
被害地震 |
1938年(昭和13年)の福島県東方沖地震
死者1名、負傷者9名 |
発生間隔等 |
平均発生頻度:400年に1回以下。 |
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項 目 |
将来の地震発生確率 |
今後10年以内 |
2%程度以下 |
今後30年以内 |
7%程度以下 |
今後50年以内 |
10%程度以下 |
地震の規模※ |
M7.4前後
複数続発 |
ポアッソン過程のため評価時点による確率の変化はない |
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震源域の形態 |
陸側のプレートと太平洋プレートの境界面。低角逆断層型。
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被害地震 |
最大の地震は1982年M7.0であるが被害なし |
発生間隔等 |
平均発生頻度:21.2年に1回程度。
最新発生時期:0.7年前 |
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項目 |
将来の地震発生確率 |
今後10年以内 |
ほぼ0%〜0.2% |
今後20年以内 |
90%程度以上
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今後30年以内 |
- |
地震の規模※ |
M6.8程度 |
評価時点は2009年1月1日現在 |
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※ 地震の規模Mの「程度」は、「前後」よりばらつき大きいことを示す。
三陸沖中部については発生確率を評価するだけの資料がない(発生の可能性はかなり低い)ため、確率の評価は行われていません。
また、房総沖については大きな被害がなかったことから発生確率の評価は行われていません。
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