作成:2015/5
関東大震災の跡と痕を訪ねて
番号 : 藤沢市 FS-05
写真1 寒川社入口 門柱には「寒川社」とある
写真2
鳥居の奥に社殿があり、その右隣の樹下に大震災紀念碑がある
写真3
社殿と大震災記念碑 大震災記念碑は樹間に隠れて見え難い
写真4
大震災記念碑 一段高い位置にある
写真5
篆書で書かれた題字(篆額)で、右から読んで大震災記念
撮影:2015/4
< 案内板より >
祭神
品陀別命(ホンダワケノミコト 応神天皇)
寒川比古命 寒川比女命
< 宮原について 案内板より >
宮原(ミヤバラ)
高座郡寒川町宮山にある相模国一宮寒川神社の社地であった原野を開拓したところから、この地名が付いたといわれている。
村の中央を南北に中原街道が通り、北町に大山街道の近道がとおっていた。往時には旅人の往来も多く、当時のようすを思い起こさせる屋号も多く残っている。
藤沢市
現在の高座郡寒川町宮原は、当時の高座郡御所見村宮原であり、この記念碑は宮原の在郷軍人会と青年会によって建てられました。
記念碑には次のような記述があります。
御所見村の死者数*1は4名で、その内の1人が宮原でした。御所見村の死亡率(死者/人口×100)は0.1であり、高座郡の中でも人的被害が少ない方です。(参考:高座郡最大の死亡率は藤澤町の0.6)
*1死者数 諸井孝文,武村雅之 関東地震(1923年9月1日)による被害要因別死者数の推定 日本地震工学会論文集 第4巻 第4号 2004の付表より