関東大震災の跡と痕を訪ねて

番号 : 東京 T-24

千代田区神田駿河台 --- 震災紀念碑 ---

  • 所在地:東京都千代田区神田駿河台三丁目
  • 碑銘:震災紀念
  • 形状など:石板
  • 建立年月日:大正13年9月1日
  • 交通:営団千代田線「新御茶ノ水」からすぐ
  • 都営新宿線「小川町」および丸ノ内線「淡路町」から徒歩数分以内
紀念碑全景

写真1 紀念碑全景

「紀念碑」には、鉄筋コンクリート4階建ての東京商工学校が焼けずに残って震災後の施設として大いに役立ったこと、イチョウ(防火の象徴)を植えて感謝の気持ちを表し、この碑を建てたことなどが記されています。

記念碑はビルとビルの間の狭い空間にあり、石碑に記述されているイチョウの木はありません。

東京商工学校は焼失範囲内に残った焼け残りであり、「大地震ニヨル東京火災調査報告 中村清二」によると、このような焼け残りは約140箇所あったと報告されています。

紀念碑

写真2 震災紀念と彫られている

 ⇒ 震災紀念碑の碑文を見る