2007年2008年は何回かの通院はあったものの、今までに比べると平穏な日々を過ごしていました。
特に2008年は発症後、一番いいと思われるような体調が続きました。
2007年1月8日
今日は今年初めてのアガサの通院。去年の暮れに連れて行かなくちゃいけなかったんだけれど年末の忙しさで今日になってしまいました。
アーちゃん、快調です。体重は20日で500グラム増え、4.2キロまで戻りました。血液検査も全て正常値。今まで定期的に飲んでいたステロイドは止める事になりました。これからは、もしも症状が出たらまずは血液検査をして、その結果で治療法を決める事になります。次回、体調不良の際にはもう一度膵臓の検査をして、その結果で膵炎の可能性が出てきた場合には、膵炎の薬の服用になりそうです。膵臓は一度ダメージを受けると回復が難しいので、薬を服用した方が良いだろうという先生の見解です。症状が出ないのが一番だけれど、今までのアガサの状態からすると2ヶ月持てば良いかな。
2月12日
アガサの状態はさほど変わらず悪くはありませんが。。。
アガサの独り言です。きっとこんな風に思っているんでしょうね。
アガサねぇ、先週から吐く事が多くなっちゃったの。 でもさぁ、元気はあったのよ。 ところがねぇ、吐く=病気って言うのがインプットされちゃったのかご飯を食べる気にならなくてねぇ。
ママもいつもと様子が違うからチョットお医者さんに行くのを待ってみようかって言ってたんだけどぉ。。。
昨日、ついに病院に連れて行かれたわけ。 それがさぁ、聞いてよ!何時もはママが連れて行ってくれるのに、お仕事あるからってパパとおねぇだったの。
パパはともかく、おねぇが問題なのよ。 おねぇその2は問題ナシなのね、なんせ私の下僕だから。 チョット具合が悪そうな顔をして「アーちゃんもうダメかも知れない」なんて声で鳴いたら、直ぐに膝の上に乗せてくれるのよ。
チョット寒い時は膝の上だったら暖かいから寝るのに良いのよね。
ところがさぁ、おねぇその1はわたしら猫たちに一番厳しいんだわさぁ。 どう言う訳だかあの気に入らないジョージだけはベタベタ甘えてるんだけどさ。
そのおねぇその1が一緒に行った訳。 ジョーダンじゃないわよ!そりゃねぇ具合の悪い素振りはしたわよ。 だからって何もおねぇその1が行く事ないじゃん。
頭に来て病院でフーシャー言ってやったわ。 そしたら院長が「今日は元気だね!」だって。((((〃¬_¬)フン 昨日は帰ってから不貞腐れて誰にも顔を見せてやんなかったの。
以上アガサの愚痴で御座いました。
血液検査の結果は異常なし。 多分、毛玉ではないかと。
昨日は点滴と抗生剤・栄養剤の注射を打って貰い、様子を見てます。
5月27日
先週後半からまた、アガサの不調が始まりました。 最初は嘔吐に毛が入っていたので「毛玉で吐いたのかな?」と。 元気もまあまああったし、嘔吐の回数もそんなに多くはない。
そこでしばらく様子を見ていましたがやはり不安になり、午前中病院に行きました。
体重はさほど変わらず。 吐き気止めと抗生物質の注射をし、皮下輸液をして貰い帰宅。 血液検査の結果が重篤であれば今日中に電話をくれるそうです。
アガサの様子を見ていると今回は何だろう? 好酸球の症状にしては嘔吐の回数が少ない、肝臓にしては元気、となると一番嫌な膵臓? 帰宅後は久しぶりの体調不良と通院でグッタリと寝ています。
今日の輸液が効いて血液検査の結果もそんなに悪くないと良いなぁ。
5月28日
検査結果に特に異状はなく今回の不調は2月と同じ毛玉による嘔吐の可能性大です。
アガサはこうすけが大好きでよく体を舐めているのだけれど、そのこうすけが今抜け毛が酷いので多分そのせいではないかと思われます。 金曜日は私が抱っこしても全く抵抗しなくて大人しく抱っこされていたから、こりゃマズイと思ったのですが、いざ病院に行くときになると逃げ回ってオマケに抱っこしたら引っ掛かれた(ノ_・、)グスン
病院でも点滴中に3人がかりで抑えていたので、その時点で「こりゃおかしいな?」とは思っていました。他の子だったら病院に行かないんだろうけれど、3つの病気を持っているアガサはやっぱり心配で直ぐに連れて行ってしまいます。
8月29日
先週から嘔吐することがあったアガサさん。 でも、先週のは間違いなく毛玉です。 それでもちょっと不安になったらしく、彼女の下僕の娘にベタベタです。それが良くなったなと思ったら今週またまた嘔吐。
今回は毛玉じゃない感じ。でも、元気そうなんですよね。 原因は多分。。。
先週、猫のご飯をネットで買ったんですがそれが4500円。 5000円以上だと送料が掛からないので麻の爪とぎを一緒に買ったんです。 それにまたたびが付いてきて我が家の猫たちは大騒ぎ。アガサもそれに加わってハイテンションだったんです。
今回の嘔吐は多分、それが原因かと。
だって嘔吐したのが全部食べた物。 何時もみたいに胃液が入ったり血液が混ざったりないんです。 主人も「テンション上がりすぎて食べ過ぎたんじゃないの?」
すっかり病気気分になってしまったアガサさん。
「ドライは食べられないから猫缶買ってきて」 「リビングじゃ食べたくないから2階に持って来て」 とまぁ、煩いこと。 娘も「ベタベタくっついてきて鬱陶しい」と言ってます。
とりあえず昨日から嘔吐なし。 病院は大丈夫かな?
12月29日
数日前から嘔吐が始まったアガサさん 、最初の嘔吐は完全に毛玉です。
そこで様子見をしていたのですが、一昨日病院に連れて行きました。 嘔吐する割には元気で状態は見た目、そんなに悪くはない。 でも食欲が戻らないんです。とりあえず一昨日は血液検査とビタミン剤・腎機能促進などの皮下補液をして貰いました。
血液検査の結果は好酸球も正常値、その他の数値も多少高いものはあるけれど これと言って原因になりそうなものはなし。昨日は朝から嘔吐もないし多少食欲が出てきたかなと思ったのですが。。。
夕方、娘が仕事帰りにアガサの大好物、アジの干物を買って来ました。 お正月価格になっているのか2枚500円なり。
娘、「アジってこんなに高かったっけ?」 それでもアガサの為と購入。
夕飯時に焼いたところ、匂いにつられてやって来たけど、ちょっと口をつける程度で食べないんですよね。食べたい気はあるけれど吐き気が邪魔して食べられない感じ。
今日、再び病院へ行きました。 アガサの状態に院長も??? 触診しても異常はなし、血液検査も異常はなし。
院長と膵炎に関しての話もしました。猫の膵臓の検査は去年10月位から始まったばかりで院長はイマイチ信用していないようです。臨床医としては検査結果で行う治療効果が一定じゃないからと言う事らしい。それに高いんですよね、膵炎の血液検査。1回1万円なんです。それでもうちの病院で検体を出すのが30から40あるから相当数検体が集まっている筈なのに
、その割には臨床的に問題アリと言う事らしいです。
ワンちゃんの検査例なんて何でこうなるのかと検査センターに問い合わせまでしたと言ってました。そのワンちゃんは通常は大学病院に行っているのだけれど
、飼い主さんの時間のない時だけ、うちの病院に来ているらしい。
大学病院で状態が悪い時に検査をすると数値が上がり膵炎と判定されるのだけれど、同じ状態でうちの病院で検査をしても数値は正常値。
同じ検体で同じ状態で同じ検査センターで何故こうも違うのか?と言う事らしい。
30分以上、院長と話しとりあえず今日も皮下補液をして貰いました。
これでダメなら膵炎の検査なんだけれど膵炎って分かっても特効薬がないんですよね。院長も積極的には勧めないし、アガサを何回も病院に連れて行くのも考えてしまうし
、今日の補液が効いてくれれば検査もしなくて済むんですけれどね。
今の状態で一番考えられるのはアガサの性格からいって、最初の嘔吐がきっかけで心因性の吐き気・食欲不振かな?闘病生活が長いアガサは嘔吐⇒病気⇒食欲不振になっちゃうんです。
なんとか復活してくれるといいのだけれど。
2008年8月11日
先週半ば、アガサがいやにベタベタして来ました。 夕飯の支度をしていると足にスリスリ。 ご飯かお水かと用意しても食べる様子なし。翌日、今度は娘が「アガサが煩いんだけど。何言ってるんだか分かんないよ」と。
この時点で気が付くべきでした。最近のアガサの好調にすっかり気を抜いていました。あーちゃん、気持ちが悪かったのよね。 だから「ラキサトーンを頂戴」って言ってたのよね。
こうすけがいなくなってから毛玉を吐く事が多くなったアガサはそれでも、ラキサトーンを舐めさせると大体1日で治まっていました。好酸球増多症の発症だと1日10数回の嘔吐ですけれど、毛玉の嘔吐は1日数回で済みます。
症状も全く違います。 だからこの時点でラキサトーンを舐めさせていたら病院に行かずに済んだかも。(≧≦) ゴメンヨー
土曜日から胃液の中に血が混じるようになり、それでも状態はさほど悪くないのでもう1日様子を見たけれど。。。今日、病院に行って来ました。
院長と治療をどうするか相談し、とりあえず血液検査だけはする事に。
その後、皮下補腋と抗生物質、栄養剤、吐き気止めの注射を打って貰いました。 待っている間に出た血液の一般検査の結果は、腎臓、肝臓に関する数値が高い。高いと言っても極端ではなく、標準よりも多少高い程度です。
院長に検査結果で一番気になるものを聞いたらヘマトクリット値が一番気になると。 これは何らかの原因で抹消まで血液が行っていないので、赤血球が増えている可能性もあるそうです。ヘマトクリット値が高いので色々と調べていたら最初は腎臓や肝臓と思われていた原因が、実は心臓にあったなんて事もあるらしい。
一般には脱水症状を起こしている時になるらしいですけれどね。
好酸球数については今日の夕方に電話をする事になっています。
一昨年10月に絶不調があってから1年半、ずっと体調が良かったので、すっかりアガサが病気持ちって事を忘れていました。何が起こってもおかしくないアガサなのだから気を付けなくちゃね。
アガサの前に診察室に入っていた猫さん、FIPだそう。
飼い主さん、「腹水も胸水も溜まっていてもうダメかと思ったけれど、この病院で助けて貰ったんですよね。だから、もっと良くなって欲しい」と仰っていました。
FIP・・・致死率の高い病気で飼い主さんの気持ちを思うとたまりません。 ガサと同じ10歳。病気を発症するまでは9キロあった体重が5キロなくなってしまったと仰っていました。
元気になってくれるといいなぁ。
*******************************
塗末検査の結果が出ました。
案の定、好酸球は異状なしだったけれどリンパ球が高かった。 正常値だと30%は行かない数値なのにアガサは6000を超え40%ほどになっていたそうです。
他の数値に異常はなく、このリンパ球の多い状態は去年5月と同じです。去年5月の場合は6000までは行かなかったけれどそれでも、4000は超えていたとの院長の話でした。
この時も今回と同じような治療を1回しただけで治まっています。 好酸球に異常なしと言う事でステロイドは使えなくなりました。 もしも、肝臓や膵臓に異常があるのならばステロイドを使うと症状を悪化させてしまうから。
今回は内臓腫瘍を心配した院長が丹念にお腹を触診してくれました。 それも全く異常なし。 一番心配しているのがリンパ腫なんだけれど、それにしては症状が頻繁には出ていないし。。。
ラキサトーンも1~2回飲ませただけで治まるのも不思議。結局、このまま治まったら定期的にラキサトーンを飲ませるのが最良かもとの結論になりました。
好酸球増多症は血液の病気なので体のどこに発症してもおかしくなく、心臓に発症したら心発作で助からないと最初から言われていました。覚悟はしているけれど、でも、何とかして辛い思いだけはさせたくない。
帰宅後のアガサは嘔吐もなくまぁ元気です。 これで食欲が出てくれれば良いんだけれどなぁ。
|