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お父様、お母様方へ−おことわり−この本の構成を担当し数々の解剖図を考案した大朝正次氏の、つい最近の悲劇的な死のニュースをご記憶の方も多いと思います。氏は大阪府の自宅で不可解な他殺体となって発見されました。この事件では同時に、完成間近だった本書の原稿がかなりのページ分を持ち去られ、氏がニューヨークの公立図書館の協力で作成した「グラーキの黙示録」第十二巻写本の和訳も行方不明になっています。我々は大朝正次氏の業績を讃え、それをまとまった形で保存するために、氏の遺作である本書を未完成ながらもここに編集・発表するものです。断片的ではありますが、怪神達とその物語を愛する子ども達には、非常に興味深いものであると信じます。 CAVERN PUBLISHING
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