以下のコンテンツはトラペゾヘドロン様による、"The Creature Companion" (Chaosium Inc. 1998)におけるモンスター・データの翻訳です。
ありがとうございました。

CHILDREN OF Y'GOLONAC：
イゴーロナクの子供、下級の奉仕種族

――ラムジー・キャンベル『冷たき刻印』
発音：Y'golonac……[ee-GOE-laun-ahk]

　◆イゴーロナクの子供は、小型で醜く眼のない人間型の生き物のような姿をしています。ボロボロの衣類に身を包んだ盲目で白痴の子供たちは、彼らの父イゴーロナクが再び自由に地上を闊歩するその日を、闇の中で群れをなして待ち受けています。

　盲目であるため、イゴーロナクの子供たちは高い聴覚と嗅覚を有しています。

　グレート・オールド・ワンのイゴーロナクは『クトゥルフの呼び声』改訂版ルールブックのP.105に記載さています。

　グレート・オールド・ワンと同様、イゴーロナクの子供たちの両方の掌には口が開いています。これら奇形のものどもは、ラウンド毎に三つの口――それぞれの両手の口と顔にある口――で噛みつくことができます。この殆ど精神のない怪物たちは犠牲者に群がり、集団で攻撃をおこないます。

イゴーロナクの子供、ボロを纏った眼のない闇のもの

平均ダメージ・ボーナス：-1D6
武器：噛みつき 30%、ダメージ 1D2+db
装甲：なし。
呪文：なし。
技能：聞き耳 80%、嗅ぐ 80%
正気度喪失：イゴーロナクの子供を見て失う正気度ポイントは0/1D4です。