日本の花
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10月 11月 12月
徒然 花(つれづればな)
ラクシーのタイ料理解説  WEBサイト編集記























































[訳]
念のため、吉田兼好の徒然草とは何の関係もない。
 関連サイトを紹介する場合がありますが、あくまでも参考で、推奨ではありません。
 直接リンクはしていませんので、URLをドラッグ・コピーして使ってください。
06年7月27日 感情がわかる電話サービス
 電話相手の本心を声の調子で割り出し、依頼主にメールで伝える仕組み。 今朝TV放映されてた。 ウソついても本心見透かされちゃう恐ろしいサービスだ。 以前、話相手の感情を色で表すという装置が雑誌に載っていた。 この程度ならまだしも、有料分析となると言い訳もしにくい。  こういう機能は詐欺訪問販売や、オレオレ詐欺の防止に使うと有効かもしれない。

例えば、
鷺山 「サギヤマ工務店と申します。 耐震補強は大丈夫ですか?」
バサマ 「ワタシはネ、独り暮らしなもんで、息子が、『お客さんが来たら、このスイッチさ 入れろ』、ってゆうダヨ。」
鷺山 「耐震補強条例ができまして、補強が義務付け・・・」
そのとき訪問販売判定装置の赤い警告灯が点滅する。 同時に警告メッセージが発せられた。
ケイコク ケイコク! コノ ハンバイニ イツワリアリ。 ケイコク ケイコク!
バサマ 「うるさいダニ、この機械は。 時々こうゆってぇ。 スイッチさ切っとくダ。 ・・それで、何の話しだったかの? あれ、さっきの人どこ行たダァ? この頃よーくお客さんが消えるダヨ。 ボケがひどくなったダ。 イヨイヨあの世から呼ばれるダネ。 ジサマ、待っててケロ。 ナンマイダブツ、ナンマイダブツ。」

 いい機械だなぁ。 我家にも1台欲しい。 機械の助けは若者より我々高齢者にこそ必要だ。 この訪問販売判定装置、高齢者のいる一家に1台あると便利。 でもバカ息子は年老いた両親にウソばかりついていて、会話が聞こえる度に、ケイコク、ケイコク、なんてやられたらシャレにならない。 ・・てか親子の縁切るべきかも。

 この前コヨーテの遠吠えをバウリンガルで翻訳するTV放送があった。 10日くらいかかって野性のコヨーテを見つけ出し、遠吠えにバウリンガルを当てると、「僕は何をしたらいいんだ」と翻訳された。 犬の鳴き声の翻訳できるんだから、時代が進めば人間も言葉使わなくてもウーとかアーとか言うだけで機械が話伝えてくれるかもしれない。

 するってぇと、将来の高齢者はみんなその補助器を首からぶら下げているのか? で、人と会話するときはそれ使う。 「アー」と言っただけで、機械が「おはようございます。 相変わらず若々しいですなぁ。」などと翻訳する。 で、この補助器使うと、喋る必要がないんで、皆アーとかウーとか言っていて、補助器忘れちゃうと、癖でアーウーアウー言って、犬の唸り声みたいになっちゃう。 相手も補助器もってると尚ややこしい。 両方の会話を同時に翻訳しちゃうんで、2台はハモっちゃう。 それを利用すると、独りで合唱できちゃう。 あ〜なんて素晴らしい補助器。
06年7月27日 接客語
  「〜させて頂きます」、などとよく耳にするし目にもする。(が、口にはしない) 本来は謙(へりくだ)った言葉なのに、最近は強制的な内容を伴っているアンバランスさが・・・不満だー!(とZOXYドールのように言う) 接客業でトレンドの過去調言葉 「宜しかったでしょうか?」 と組合せて、「Aセットで宜しかったでしょうかさせて頂きます。」とか何とか言ってみろ、コノヤロ!(とマジャコング選手のように言う) そしたら、「いただきますって、お前が食うのか!」 と言ってやる。

 ついでに、「〜が当たる」ってコピーも不満だー! 「当たる」とは当選を断定する意味に取れるが実際は、「極めて低い確率で当たる場合もある」、が正しい。 あ〜ぁ、これまでに何度「当たる」のキャンペーンに騙されたことか。 真面目に応募シール集めた昔が懐かしい。 純粋な青少年の心を弄ぶ全国のキャンペーン担当者達、改心して正しいコピーを使ってくれ。 そしてボツになった少年時代の僕の応募シールちゃん、なんとか成仏しておくれ。 実は数年前、マウンテンバイク狙ってポカ・コーラ(清涼飲料仮名)の応募しました。・・残念!(←ギター侍どうした?)
06年7月26日 両替
 バンコックでは通常の両替は殆ど銀行の出先やホテルでするが、大きな額では両替商に行く。 今から十数年前、最初にタイに来たとき、バンコックに詳しい駐在員から、「ここが一番いい」と教えてもらった両替商である。 何の商売かわからない店構えは、清楚な銀行に慣れている我々には入りにくい雰囲気である。 古びた長椅子で順を待ち、トンコ番(註1)に一人ずつ小部屋に通される。 自分の身に何が起きるのか、初めは不安を感じた。 この小部屋で肥えた中華系のおばさんが両替してくれる。

 ずっとそこを利用してきたが、昨年の暮れ閉まっていた。 近くの人に別の両替商を紹介され、表通りから少し入る。 そこは黒のスモーク・ガラスに覆われたモノモノしい店構えだった。 痩せくたびれたオヤジが中からドアの開閉を操作して開けた。 日本なら”ヤ”で始まる職業の事務所に似合いそうである。 前の店同様小部屋に通されると、そこにはやはり肥えた中華系のおばさんがいて両替してくれた。

 昔、歴史4000年の隣国のホテルで両替しようとしたら、「イマ↑お金ないヨ。 11時入る。 待つヨイカ?」(註2) なんてことありました。 あの時は自分も手持ちがなくって困りました。 近くに両替もなく、時がくるのをジッとまちました。 ホテルは外国人向けの3ツ星(と聞いてた)でっせ。

<注釈解説>
註1)内外の人の出入りを見張る係り。 軽く言えばドア係。
註2)筆者が好き勝手に中国語を和訳したセリフです。

06年7月24日 コンピューター不調 (LAN)
ウインド渦、迷惑だよなぁ。 「PCI Ethernet Controllerのドライバがありません」、だって。 何にも弄ってないよ。 この横文字は一体何? から調べ始めてドライバのインストール、修復に五時間。 失った時間を返してよ、マイ黒ソフト。 何たってインターネットをはじめ、通信が使えないんで困る。 どうしてLANのドライバが消えちゃうんだろ、ヤダねぇ〜。 

 二、三日前、エレクトロニクスの専門誌見た。 ムシのような部品ばっかり載っていて、極め付けは意味不明の言葉ばっかり出てきて面白くもないんだけど、それしか見るものがなかった。 韓国、台湾(註1)の携帯電話メーカーのフラグシップ・モデル(註2)が掲載されていた。 1000Mピクセル・カメラ付きとか、8Gハード・ディスクつきとか。 フル・キーボードになってるヤツも。 Skype(註3)を携帯ではじめて搭載もあった。 3機種のうち2機種がウインド渦 モバイルというソフトを積んでいる。 ウインド渦止まらなきゃいいけど。 
 この調子で行けば、自動車にもウインド渦が乗るかもしれないなぁ。 医療もウインド渦だし・・人類の存亡はウインド渦に掛かってるなんてなりかねない。

<注釈解説>
註1) こういう世界最高水準の電話をつくれるってのは台湾も韓国も凄い。 Samsun BenQ。  先日も書いたが、日本メーカーの携帯電話のシェアって全メーカー併せても世界の1割程度。 韓国のサムスンは2-3割じゃなかったか? 日本企業はシロモノでは強かったが、それ以上となるとわからんぞ。 今のところ日本は素材にはまだ強いようだが。
註2) そのメーカーの最高技術を搭載した機種。
註3) インターネット電話の一種。 加入者同士は只のみならず、非加入者に対しても強烈に安いってんで、急速に広がっているようだが、利用者の殆どが欧州。 次にブラジルと中国と書かれていた。 日本の食品雑貨小売店で、中国人とブラジル人が入る店はコスト/パフォーマンスが高いのだから、この電話システムもコスト/パフォーマンス高いんでしょうなぁ。
Skype日本の公式サイト
http://www.skype.com/intl/ja/
Skypeの説明(ウィィペディア)
http://wpedia.search.goo.ne.jp/search/130448/Skype/detail.html?mode=0
06年7月20日 人種差別
 我々日本人にとって人種差別は馴染みのないものだった。 だから小学校で教師生活25年の町田先生(仮名)が 「米国には人種差別があって、日本人は黄色人種として5段階(註1)の4番目。」(註1)と言ったことは強く印象に残っている。 先生は続けて言った。 「南部では黒人と白人はレストラン、ベンチも別。」 僕達黄色人種にとって米国は暮らしやすい国ではなさそうだなぁ、と思ったものだった。

 やや成長して友人から聞いた。 「米国滞在の知人の日本人がプールに入ったら、白人は皆プールから上がっちゃったんだって。」 理由は「黄色人種はフケツ」らしい。 あくまでもラシイだが。 全て公民権運動(1964年人種、性、国差別禁止の法)の後の話である。 何処までが真実かは知る由もないが部分的には当たっていると考えられる。 一方そのころ、世の中 「西海岸旅行ブーム」 になっていたし、同級生では米国留学する者もいた。 みんな人種差別大丈夫かなぁ?などといぶかしく思ったものだ。

 その後10年ほどして、南アフリカ共和国のアパルト・ヘイトがグローバル問題化された。 南アに度々行っている叔父(註2)に 「南アでは日本人はどうなのかねぇ」、と聞いてみた。 「白人と黒人では入る港が違う。 日本人は白人として扱ってくれるよ。」 日本人は黄色人種でも立居振舞がよいので区別されるとのこと。 南アには世界で最も好きな風景の一つがあると言うので、あながち悪い扱いもいけていないと想像する。

 アパルトヘイトが話題になって5年か10年の月日(そんな昔の事は時系列で記憶していない)が流れた。 南アはこの制度を撤廃した。 その後、米国では黒人の大臣が出てきた。 米国も有色人種にとって暮らしやすくなってきていると想像する。


<注釈>
註1)アングロサクソン→ドイツ・フランス等の白人→南欧の白人→有色人種→黒人 と言った。 この町田先生、この時点で11冊の著書があった。 どんな類の本を執筆しているのかは興味が無かったが、今考えてもかなり広く深い知識があった。 一方自分は小学校の教科書には、町田先生の話した課外のマメ知識は全て教科書の隙間にメモしておいた。
註)船員だから世界中にゆく。 南アは中継地なのでとくに寄港する。


ratial descrimination
06年7月20日  タイ国王陛下のサイト編集
 タイ国民の敬愛する国王陛下に関わる記事をどう扱ってよいものか考えあぐねる。 以前はTVで国王陛下の役柄の人物などあってはならないことになっていたが、今はどうか。 30年くらい前に、ユル・ブリンナー主演の米国映画「王様と私」がヒットしたが、タイでは国王と王族を冒涜するものとして排斥された。

 タイでは大きな店や企業のロビーには必ず、国王、王妃両陛下の肖像が掲げられており、敬虔なタイ国民は手を合わせる。 そのような両陛下について、知らぬとは言え、無頓着な質問をタイ人にすべきではない。 必ずや憤慨を買うばかりでなく、人間性を疑われる場合すらある。

 数年前、国王陛下が犬と遊ぶ姿がA4大のデジタル写真でタイ人の友人から送られてきた。 写真はある雑誌の表紙のものだった。 そのメールには「敬愛する国王陛下」と書かれていた。

<付録>
国王陛下のことがわかるサイト
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/thailand/cv/r_adulyadej.html
06年7月17日 海の日
 うちで栽培のハス、花が咲いた。 朝の光は花が最も美しく写るようだ。 
花は夜しぼむ →
7月17日夜
7月17日 7月16日
07年7月14日 夏の思い出
 朝から直射日光が暑い。 天気図を見ると低気圧は北に押しやられている。 梅雨は明けたかもしれない。 こんな日差しの中で自動車を運転して風景を見ているといろんな夏の思い出が浮かぶ。(註1) 思い浮かぶ夏の思いでは殆ど小学校時代のものだ。 そして何故か午後の一番暑い時で、全てのシーンは暑さで景色は赤茶けている。 しかも自分が登場する・・ってことは? 思い出は、記憶ではなく後から作り上げらもののようだ。 

<注釈解説>
註1) 運転中は頭が暇でいろいろ思い浮かんだり考えたりするものだ。 考えに集中していると、どこをどう通ったのか覚えていないことすらある。 年とともに段々ひどくなることが心配だ。 
06年7月13日 ねこヒロシ(表記方不明)
 昔、赤塚符塩(仮名)アニメで、ニャロメって猫のキャラクターが流行った。 こやつのセリフには文末に必ず「〜ニャー」と付いた。

 社会科の授業中、教師生活25年の町田先生(仮名)のお耳には「〜ニャー」 と生徒の私語が聞こえた。 授業を中断して僕らの方を向いて低い声で言った。 「これから、『何とかニャー』と言ったらゲンコツだ。」 教壇から拳を下に向けゲンコツで生徒の頭を撲る素振りをした。 暫くの後、お調子者の男子生徒が思わず 「〜ニャー」 と言ってしまった。 彼は予言通りゲンコツを食らった。 自分は意味も無い言葉が流行ることが嫌いな中学生だったので、イイキミだと思っていた。

 ねこヒロシ(註1)、彼なら何回もゲンコツ貰っている。 参考までに、町田先生がポーツマス条約(註2)の説明が不得意だったかどうかは自分の記憶に無い。 全国の社会科のセンセ達、ポーツマス条約はやりずらいでしょなぁ。 「そこは黙読しておくように」、と省略するか、それとも、「みんな一緒に〜ハイ、ポーツマス、ポーツマス」と言うかは自由だ。

<注釈解説>
註1) 「ニャーニャー」言うキャラでTVに登場する、お笑いタレントの事です。
註2) ポーツマス条約 1905年米国で締結された日露戦争の講和条約。 町田センセは日本はロシアに優勢だったものの、国力が尽き、明日打つ鉄砲の弾も無い状態であった。 一方、ロシアは国内が混乱状態にあり(後のロシア革命につながる)、極東のアリのような日本など相手にしてる暇が無かったと我らに教えた。 (良く覚えてましたなぁ、センセの授業)
06年7月11日 タイ語表示のメーラー
 XPでOutlookExpress見るとタイ語で日が表示される。 仏暦何年のxxコム何日とかって。(註) 言語のカスタマイズのところがタイ語になってるといけないらしいことが判明した。 簡単に書いたけど分かるまでには、一度は諦めてタイ語抜いた。 2度目の今回だって20分くらい試行錯誤してる! ウインド渦って奥が深いよなぁ・・ちゅうか素人には持て余すよなぁ。 

 この前、P/Cのウラワザ発見しちゃったもんね。 藤痛(大手P/Cメーカー仮名)のメ(Me)。 電源入れると 「取扱説明書に従ってください」 って地味な表示がされ電源切れない。 起動CDも取説もない。 仕方ないんでプラグ抜く。 弄りまわしてるうちに、電源スイッチ押しながら電源プラグ差し込むとメは動いた! これってウラワザ? (一般的に知られてるかも) 動いたのは良かったけど、電源切れなくなっちゃった。 不得意一番のBIOSオソルおそる弄って完全に切れるようになったのでした。 ウラワザ発見した「自分を褒めてあげたい。」(昔オリンピックの銀メダリストの蟻森(仮名)が言った言葉) 

<注釈解説>
註)タイでは公式にも一般にも仏暦を使う。 今年は2549年。 月の表示は数字でなく、月に名前が着いている。 日本語で言うなら睦月、如月、弥生・・みたいな。 マカラーコム、プルサパーコムとかって、コムが後に付く名前が多い。
06年7月10日 ラチャダムヌン編集
 今日は、タイの食べ物を紹介ます。 お菓子と言えるかどうか珍味です。  「猪肉絲」と呼ばれています。 ってったって、「絲」って字が何と発音していいか分かりません。 「猪肉」までは知ってます。 チューローって言って、日本語で豚肉のことです。 話元に戻って、味付け肉を乾燥させて揉みほぐし肉の繊維を残したものです。 やや甘いスナック味がします。 本文の「味のたんけん」には出すことをはばかりました。 何故なら、これを最初に見たのは台湾だったからです。 中国から華人が持ち込んだのではないかと思われます。 

 タイペイのみやげ物売り場で自分が真っ先にこれを選んだところ、ここに案内
してくれた台湾人が「ラクシーさん、どうして美味しいものワカル?」 と叫んだ事を記憶している。 台湾ではこれは缶入りでしたね。

 そんなことに関係なく、今日はバンコックの夜の風景を1頁アップしました。 タイトルをバンコックの夜とかタイの夜とか書くと、必ず別の意味に捉えるほど「夜文化」が発達した日本ですから、「タイの夜景」にしときました。 ページを増やして行くつもりですが、夜の外出が不得意な自分はちょっと荷の重いサイトになりました。
 写真は光あっての機械です。 光がない夜に、というのはどうも上手く写りません。 自動カメラはシャッター速度を落として、光をたくさん取り込もうとします。 シャッター速度が落ちると手ぶれが如実にでます。 動いているものが撮りにくくなります。

中華料理の中国語はこのサイト↓

http://www.asiashokuhin.com/term/index.html
ここでは猪肉をツーローと書いているが、自分はチューローと言った。
7月7日 七夕(たなばた)に思うこと
 7月7日は”たなばた”、たなぼたと発音が似てる。 ノーベル文学賞の川端とも似ている。 そんな事はどうでもよくて、この梅雨の最中ってのはどうも戴けない。 天の川が見える年なんて殆どない。 本当は旧暦もしくは旧暦の代用で8月7日に行うべきだと思う。 8月7日なら、統計的に最も雨の少ない時期だ。(註1) こんな行事でも無ければ現代人は星空なんかに興味が無い。 星占には詳しくても、北極星や北斗七星すらも知らない。(海外のホテルの星数にも詳しいようだ)
 子供の頃、うちでは毎年七夕行事をしていた。 旧暦の流れで8月7日にする。 母がコヨリをつくり、父は竹をとり、庭の真ん中に立てた。 星空の真上には天の川が見えた。 父母も僕らも、「織姫と彦星がナンチャラ」 何ていうデザートのような話には興味なく、真剣に短冊に願い事を家族で書いて祈った。 短冊を吊るした竹は暫くして父が湖に刺し立てた。 そしてそれは後に来る台風でどこかへ流されて行った。 そんな行事はうちだけで無く、軒並み行われていた。
 今日、そんな思いでを年の近い友人2人に話したところ、彼らも自宅で七夕行事をしたという。 やはり何かを願う大人の行事だったのだろう。 大人の風情ある行事が減って残念だ。

<七夕のサイト>
http://www.sci-museum.kita.osaka.jp/~kazu/tanabata/tanabata.html
<注釈解説>
註1) 統計的に最も雨の少ない時期とメディアで聞いたし、そういう思いでもある。 その思い出とは、スズカ8時間耐久レースである。 毎年7月の最終日曜日または8月最初日曜に開催される。 昔は毎年行ったけど、殆ど雨が降らない。 降っても一日中って事はない。 かつてはモータースポーツ&興行が脚光を浴びていなくて、メインスタンド以外は土だった。 雨が降るとドロドロになった思いでもある。
06年7月6日 大震災のときを思い出す
 昨日の「攻撃」に日本政府の対処は遅すぎる。 本土に着弾の可能性が十分あるのに、なんて呑気。 緊急事態発生後、何時間も経って警告が発っせられた。 神戸の地震で政府の発表と救援が遅れた事態と似ている。(註1)国民は日本政府の危機管理の脆弱ぶりに怒らなくっちゃいけない。 

 折角国民の国防意識が高まったところで、自衛隊も国際的な地位を高めるように強くしたらどうかね。 4000年の歴史の国も、ヨン様の国も、そしてトロイカ(註2)の国も国連を動かすのに賛同してないんだから、口実になる。

 日本は本土に飛んで来た爆弾を迎撃できるのか? 米国は、「迎撃不要と判断した」 と発表したが本当は迎撃できたかどうか。 後からならどうとでも言える。 彼らを期待しちゃいけない。 歴史をよく思い出してみよう。 あの国が先に助けるのは白で、世論が煩い黒はイヤイヤ助け、どちらでもない黄には見向きもしない。 

<注釈解説>
註1) しかも山村首相が自衛隊キライだったばっかりに出動シブって救援が遅れた。 自国を守る組織が嫌いでどうする。
註2) トロイカは馬で引く轌(ソリ)。 ♪ゆ〜きの白樺なーみ木〜♪ なんて文部省唱歌ありましたなぁ。 チャイコフスキー、ボリショイ・サーカス、クレムリン宮殿など美しい文化を生み出す国があんなにヒドイことする(シベリヤ抑留)とはねぇ。 イヤ、美しい事とキビシイ事は比例するのかもしれんなぁ。

06年7月5日 炭疽菌
 皆、この菌の事は覚えていると思う。 九州の北に位置するユーラシア大陸の半島にある北側の国から何か飛んで来たらしいが、それに炭疽菌が乗っていたらどうする? 本土に着弾しなくとも空気吸って死んじゃうし、風で飛んで来る。 東京みたいな密集地なら被害おおきい。 この菌の胞子は環境変化に強く最低40年以上は汚染されるという厄介な菌だ。 昔オーム心理教(宗教団体仮名)が撒いたのは弱い炭疽菌だったが、本気で作れば薬剤に強い菌ができるという。

 この菌を写真で見ると太さ約1ミクロン程度のミミズ状。 頭髪の太さが100ミクロン前後だから目で見えるかもしれない、と思って江崎大王土氏(エンジニアで友人)から奪い取ったマイクロ・メーターで10ミクロンの隙間を作ってみると隙間は肉眼でかろうじて確認できる。 (このマイクロ・メーターの最小メモリは10ミクロン) 太さ方向には肉眼で見えるかどうかわからないが長さ方向には見えそうだ。 測定物を刃と錐で挟む形状のために髪の毛の測定ができなかったので、同じ発音の紙の厚さを測定したところ、120ミクロン程度だった。 因みに現代ではこの測定器のように機械式のものは使われず、デジタル表示式を使う。
06年6月30日 マウスピース
 マウス・ピースてえと、大抵はボクシング用とか、楽器とか連想する。 この間、興味本位で、マウスピース作ってもらった。 歯と歯茎用。 一つめ、座りが悪く失敗。 2つ目は上手くできたが、カバーしない奥から2本が調子悪く使うのを止めた。 3つめは技工士が失敗。 4つめにしてやっとフィットするものが出来上がった。 最初の日だけ、歯に妻楊枝が引っかかった夢を見たものの、無神経なで鈍感な自分は殆ど関係もなく眠れる。

 毎日歯が痛くなるわけでもないので、効果はちょっと分からない。 歯が落ち着く気がするので、嵌めたい気持ちにはなる。 これを嵌めると分かるが、歯は毎日動いている。 ピッタリ嵌るので、動くとその歯が引っ張られる感じになる。
06年6月28日 インド系のお寺再編集 追記(タイのお寺>インド系のお寺)
 最近インドはBRICs(註)の一つとして世界的注目度が上がっている。 IT産業のコスト安は特に注目されているが、日本はこの分野でインドに出遅れている。 自動車はズズキ(仮名:日系自動車メーカー)がインドの56%のシェアと読んで驚きだ。

註1)BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)低賃金労働集約型で今後発展が期待される国群。
06年6月27日 蟻塚キノコ
 タイはキノコの国って言ってもいいかもしれない。 たくさんキノコを食べるし種類も豊富。 キノコ専門のタイ料理本も出ているくらいだ。 キノコってのは不思議な生物。 特定のものにしか寄生しない。 マツタケは赤松、シイタケは樫類、エノキタケは榎などなど。(木の名前が直接出ているキノコしか寄生植物が言えないのも悲しい)

 蟻塚キノコってのも凄い特殊条件のキノコでさぁね。 写真がその蟻塚キノコ。 干して保存したものを水で戻した状態です。 蟻塚って物凄く堅い。 木の棒なんかじゃ刃が立たない。 ツルハシくらいでないと。 蟻の体液で固められるんでしょうねぇ。 蟻の住んでいる巣の中から出てくるという稀な種なので、通常小売されていないそうです。 これはイタチョーの母が採取したものです。
ポッキー 百奇 
グリコ 格力高 
中国語の書き方です。
 例のランニング・シャツに短パン姿で万歳しながら走っている人の商標が裏についていました。 頑張っているようですね、中国でも。

Abercrombie&Fitch
06年6月25日 蹴球
 1人でグラウンドで泣いた中田は 「さすが日本を代表するプレーヤー」 と思いました。 最初は「責任」と直感して。 後には「心中を世界のメディアにアピールする度胸」で。 どんな意味があったのか本人にしかわかりませんが。 W杯がどんな負け方だったのかサポーターの記憶に留めたいです。 

 一つの事が上手い人は全く関係ない別のことも上手いと錯覚する心理現象を、ハロー効果と言います。 これはサッカーにも全く当て嵌まります。 日本人の営業マンが風呂敷に工業製品背負って各国に行商に行く。 「良い品ですよ。 買いませんか?」 と下手なセールストーク。 サッカー勝ってりゃ、バイヤー(買い手)は言う。 「日本、サッカー強いネ。 その品もマーケットで強いかも。」、とか何とか。 国内でも同じ事がいえます。 経済・文化・政治などの波及効果が物凄く大きいってことです。

 監督も日本人がいいんじゃないですか。 何回インタビュー受けても一言も日本語喋らない外人は心が伝わりません。 言葉がどうかでなく、日本人に興味があるかどうかです。 日本くらいの規模の国では、サッカーは国民の総力だと思うんです。 だから外人に頼らず、監督はオレがヤルって気迫欲しいです。 「結果が全てですから。」という日本語の名セリフを残した、オカちゃんはよかった。

サッカーのことって「蹴球」って昔は良く書いたんだけど、この言葉忘れてました。
06年6月25日 ザ・ビートルズの来日記念日
 ザ・ビートルズの来日記念日が6月29日って事で、各メディアがビートルズ特集を打つ。 今年は得に40周年記念らしい。 浴衣姿で飛行機のタラップに立つ4人のフィルムと武道館コンサートでジョン・レノンが、膝の屈伸運動と共に胸のところで弾くギターの映像が目に浮かぶ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%BA
自分は英国発売の13枚LPもってます。 ってかこれしか持ってませんが。 LPと言えば、ソノシートって2005年まで製造されていたと、TVのクイズ番組で知り、驚きです。
06年6月24日 マウス修理
江崎氏にもらったマイクロソフトUSB純正マウス2年くらい使ってたんだけど、よく見るとホイールとクリックが干渉していたんで、割ってクリック板を削ると・・クリックがが気持ちい〜い。
06年6月23日 朝食について考えてみました
 「ウチの中2の娘は夜更かしの毎日。 ギリギリまで寝ていて 『食たべたくな〜い』 と朝食ヌキでダルそうに言って出てゆきます。 何かよい方法はないものでしょうか」 ともち掛けられました。 「はぁ?」と摩邪コング選手(註1)のように言う。 続いて、「1食ぶん経費浮いて丁度いんじゃねぇか。」 という・・事もできないので、「そうですねぇ。 チョットだけ早く起きて少し活動すると朝食が食べたくなる筈ですよ。 自分もそうでしたから。」などとオブラートで5重くらいに包み隠した自分の考えを話したところ、その方は納得してくれました。 

 しかし、本音は全く違います。 朝食ヌキは全然反対しません。  自分も二十歳代まではこの娘と同じように散々 「朝食取れ」、と言われてきました。 ムリ食べると吐きそうになります。 美味しくもないし、体によいとは到底思えません。 「健康な者に病弱な者の気持ちはわかんね!」って怒ったりしたものです。 朝食抜きたい気持ちは105%わかります。(5%は自信) ところがナゼか四十歳代では朝食の時間にはお腹が減るようになっちゃいました。

 朝食ヌキは不健康、太る、頭の回転鈍るなど、TVをはじめとするメディアで言われています。 しかも裏づけデーター付きです。 ここで、摩耶コング選手のように言う。 「よ〜く考えてみろぉ! TVなんてなぁ、所詮、視聴率を気にして番組作ってんだよ。 それを鵜呑みにさせられる文化と教育受けてんのも不幸だよなぁ!」

 朝食抜きたい派の人は小数派です。 複数の被験者の平均値を取って結論出されても全く意味がありません。 オリンピック級の陸上選手9人 + 脂の載った中年会社員1人の計10人で競技記録取って平均値を出すようなものです。 厳密にいうなら、データーというものは抽出の条件を発表し、改竄(かいざん)がない事を第三者によって検証されないといけません。(註2)

 もう一つの反論の根拠は定時摂取の三食です。 この習慣は明治以降だと聞いています。 江戸時代以前の日本人は二食だったそうです。 年中決まった時間に起床したり、勉学や遊びで夜更かしするのも明治以降ではないかと思います。 生物の進化で見たとき、人DNAの歴史は2万年か200万年か知りませんが(註3)、明治以降の100年と比べれば、糸巻きに巻かれた糸とその先端くらい違います。 DNAはこの100年の人間の生活に慣れていないはずです。 日本人の洋食崇拝も糸の先端部分30年です。 欧米型生活も日本人のDNAには好まれていないかもしれません。 

 日本人の歴史の大部分が空腹だったとすれば、三食を決まった時間でとるのではなく、食欲が出たら食べる、あるとき纏めて食べるというのが本来の人の姿かもしれません。 因みにタイでは朝食は朝10〜11時、という人々はたくさんいます。 日の出前に起きて直ぐに田畑で働き、太陽が南中に近づくころ家に帰って朝食になるのです。 タイ仏教ではお坊さんは午前中しか食事が許されません。 彼らは生涯一日一食です。

 これまでは昼に眠ってしまう人が、「単なる怠け」 と思われてきたのですが、これがある種の病気と近年わかってきました。 朝食抜きたい人が悪くない時代が来る・・つまり人間は平均値じゃないと言える日が早くきて欲しいものだと思います。 自分は最近、朝食抜きの日がありません。

<文中注釈>
註1)お笑いタレント。 女子プロレスラー風いでたちと語り調子で、世の中の常識に突っ込みを入れる。 人気TV番組「エンタの神様」では、「続きまして〜、摩邪コンク・セッシュのニュ・ジョ・えす!」のエコー効いたアナウンスと共に腹を突き出して大手振って舞台に登場する姿が美しくも凛々しい。 この番組連続出演のみならず、クイズ番組、バラエティ番組など多数出演。
註2)お店で使う計り(金額に影響する場合)はデーターの一種ですが、国家免許を持った測定者が定期的に正確性をチェックにきます。
註3)アウストラロピテクス(猿人)540万年-150万年前
ネアンデルタール人(ヒト属)約20万年前-約3万年前
クロマニョン人(ヒト属)約4万〜1万年前
06年6月21日 技術大国は昔の話
ワット・ポー(涅槃の寺)2サイトを再編集中。 初作は早い出来上りを目的とした。 HP作成の知識もなかった。 モデムで28K、56kという時代で、HPは軽いことが優先された。 
 当時、ブロード・バンド普及率低くてモデムで ♪ピー ヨロヨロ〜♪ってやってた。 木村卓屋(仮名)がブロード・バンドのTV広告やってた。 「このサイト重い」って「中止」クリックして次のサイト探した。 ISDNいいな、と思ってたら跳んでもない、お上のマヌケだった。 「ブロード・バンドはキムチの国が日本より進んでる」って聞いてガッカリだ。 ワンセグもこの国の方が先だし、外国で使える携帯電話も外国の方が普及していて、VCDやDVDだって外国よりずっと遅れた。 日本は技術大国って言われてたけど、今どうかと思うね。 車の技術も欧州の先端から遅れて、キムチの国に追いつかれて。 コンピューターはCPU著作で固められてハードで歴史4000年の大国に依存して。 中身は知らんよ、外観上は遅らせて見せても中は進んでるのかもしれんよ。 けど消費者にゃ見た目よ、見た目。 若者達、頑張ってくれ。
06年6月18日 地上デジタル波
TVに興味がないんで地上デジタル波のこと知りませんでした。 映像綺麗になっても見ないんじゃしょうがないでさぁね。 チャンネル増えると芸能人も大変になるでしょうネェ。 一つの局で収録すりゃ良かったのに、視聴者が裏番組と二分化したら同じ視聴率にするには2つの収録をしないとならない。
06年6月16日 雨の日と月曜日は
・・っていう歌があった。 カレン・カーペンターの歌声と重ねた録音のコーラスが聞こえる。 雨の日と月曜日は私を凹ませるって歌詞だった。 今、外は大雨になっている。 この季節、ラジオでは雨という言葉を含んだタイトルの極を流す。 昨日はCCRの「雨を見たかい」が聞こえた。 何年も聞いている。 70年代米国ロックの表紙みたいなCCRの声と曲。 さっき聞いた流行の曲は忘れてもこの曲を忘れることはない。
http://getsome.org/guitar/olga/main/c/creedence_clearwater_revival/have_you_ever_seen_the_rain.crd
このサイトは実に親切。 ギター・コードを押す指まで書いてある。
http://www.songmeanings.net/lyric.php?lid=45521
こっちは読書感想文つき
06年6月14日 英語授業の反逆児
 日本の英語教育の中で一番足を引っ張っているのが学校の試験です。 例えばHe主語の現在形動詞にsつけたらXになってる。 何でか〜、って言ったらesが正解だって。  これで些細なミスでも英語が通じないと思っちゃう。

 次に足を引っ張るのが意外な事に発音です。 workと言ってるのにwalkの方に○つけるとXになります。 これで些細なミスでも英語が通じないと思っちゃう。 こんなの全くイヤガラセです。 こう言う試験問題作ったヤツにはピアノで似た和音を聞き分ける試験をやってあげてください。 それもフル・レンジで。 更に般若心経を300回書かせてください。 1字でも違ってたら眠らせず完璧にできるまで書かせてください。  この段階文法や発音の微妙な違いはどうでもいい。 結論は通じればいいから喋らないと・・てとこから始めないと、何年やっても、どんなに政府で勧めてもダメでしょなぁ。 たまたま英米豪に生まれただけの外人に高い給料さらわれるだけですぜ。

 何年も米国に住んでいる大抵の日本人駐在員は、英語の発音はカタカナ英語で、昨今の小学生よりもハズカシイ発音です。 でも、相手の言うことは全部理解してコミュニケーションします。 米国映画のベスト・キッドの共演者ミヤギさん見てください。 日本人の駐在員よりも、もっとカタカナ英語です。 でもダニエル君がどれだけ喋っても全部理解しています。 (もっとも映画のハナシですが)

 ゴルフの練習場にゆくと、自分は結構綺麗なフォームで打ちます。(見えませんから何とでも書けます) どうしてこんなに美しいフォームなのに、同じ所に飛んでかないんだろうと訝しく思う日々です。 後ろでドラーバー打ってるトッツァン、自分の倍くらいの年齢(このときは20代後半だったんです)、柳屋ポマード(註1)で撫で付けた髪はバーコード。 オヤジ服の決定版、黄色と紺の横縞のイタリアン・シャツ(註2)着ています。 彼のスイングを見ると、可笑しい。 ヒットする瞬間に曲げた膝をピーンと伸ばしてバッタみたいです。 あまりに可笑しいスイングなので一息入れるフリして見ている。 ところが、バッタ・スイングでも球は真っ直ぐ飛んでゆく。 そして、次々と同じ地点に落下する。 バッタのトッツァン、今度はアイアンに持ち替えました。 さっきのバッタ・スイングとはまた違う種類のバッタになっています。 これまた可笑しい。 またまた可笑しいスイングなので一息入れるフリして見ている。  ところが、アナザー・バッタ・スイングでも球は次々と同じ地点に落下するばかりでなく、バック・スピンまでかかって、その転がる距離も大抵同じです。 ゴルフのスコアってスイングのフォームじゃないんだよなぁとつくづく思ったのでした。

 ある日本人の英和通訳者のことですが、彼女は日本語が大変上手かったので忘れる事がありません。 日本人だから日本語はうまくて当然、と思われるかもしれないが、瞬間的に通訳して綺麗な日本語というのはなかなかない。 どう、上手いかというと可能性、譲歩、推奨と言った部分を非常に流暢な日本語に置き換える。 速い、迷わない。 他の言語も含め通訳の方にはお会いする機会もあるし、TVでも見聞きするが、日本語の美しさという点では彼女は卓越していました。

<注釈解説>
註1) 昔のオヤジ達が若い頃、髪の毛に塗りつけていたグリス。 強烈な薬草の臭いがする。 流行りはやがて丹頂ポマードに代わったが、整髪量は椿油と柳屋ポマードしかなかった時代に青春を送ったオヤジは柳屋ポマードを一生塗り続ける。 (こんなの今でもあんのか?)
註2)イタリアン・シャツ イタリアンと聞けばどこかカジュアルの帝王のような気がするが、どんな名前がつこうと、ダサイものはダサイ。 70年代に流行った、収縮性のある素材で尖った大きな襟のついた被り物のシャツ。 その多くは胸の部分に横縞が入っていたり、全体が横縞模様になっていたりする。 今でも地方の競輪場や競艇場にゆくとその勇姿を見ることができる・・と想像する。 そうだ! そんな勇姿の写真をとりにゆこう。 望遠持ってないから隠し撮りできん!
06年06月13日 エレベーター
シンドラーと言えば、最近はエレベーターの事故が世間の話題だ。 しかし、事件報道まではシンドラーと言えば、「シンドラーのリスト」という映画の印象の方が強い。 1200人のユダヤ人を虐殺から救ったドイツ人の名前だった。 今日、アルファベットで社名が書かれた、この会社の営業車が停車していた。
06年6月12日 ジコー・ジャパン
 暖めやすく冷めやすい日本人。 あの試合はジコーですか。 今日の試合なのにもう動画配信には殆ど見つからないサッカーのワールド・カップ、日本-豪州戦。 忘れちゃいけませんよ。 これから先サポーターと彼らの子孫がずっと語れ、見られるようによく見えるところに掲示しておいてくださいよ、映像の著作権ある人たち。 悪い夢から覚めたい気持ち分かるが、日本人は負けたことから逃避してそこから学習することを避けたがる。

 米国人なんか、リメンバー・パール・ハーバーって、太平洋戦争でハワイ攻撃されたこと忘れませんよ。 豪州人も太平洋戦争で日本にやられた事忘れてません。 隣の4000年の歴史の国なんかいまだに太平洋戦争のフィルムで日本軍の悪行を流すメモリアル・デイ日がありますよ。 広島と長崎に原爆落とされた事を忘れてませんか。
06年6月11日 面倒な機械はオヤジに振れ
 米国の某写真機メーカーでマネージャーの米国人と話しました。 アンジェロ・ファブリジオ(仮名)と言う名と眉間の形からイタリア系二世と勝手に思い込みました。
アンジェロ どうですか? 買ってくださいよ。
ラクシー あっ、速いですね。
電動で開レンズ蓋の動きが非常に早い。 2眼だった。
アンジェロ ズームないからね。
あまり興味がないカメラだったが、いかにも興味ありげにジロジロ見たりファインダー覗いたりする。
ラクシー 2眼は何のためですか?
アンジェロ 遠いところと近いところ、扱い易さを狙っているんです。
ラクシー 確かに使い易そうですね。 それに軽くコンパクトです。 でもこんなに小さいと、米国では逆に売れないんじゃないでしょうか? ヲークマンであったように。
アンジェロ たしかにアメリカ人は手が大きい。 でもデジカメは大きさに関係なく、機能と価格で選びます。 機能とは使い易さです。 成熟したヲークマンは機能は一つだがデジカメの機能はまだ成熟しきっていない。
ラクシー 使い易さとはどんな機能でしょう?
アンジェロ 簡単にプリントできることが必要です。 奥様方でも扱えないといけない。 家庭では「アナタ、これプリントしといて!」となって、夫は一生懸命PCに取り込んでプリントしたり、アップロードしたりしている。
ラクシー じゃ、ボラロイド(仮名)ですね
商売敵の名を出すのもどうかと0.3秒程考えたが、どうでもないだろうと言う結論で、彼の様子を伺う。
アンジェロ そう。 それで、我々はプリンタとカメラをセットで売ります。
自分はデジカメをアンジェロに返しながら言った。
ラクシー なるほど。 消費者は接続を心配しなくて良く、御社は両方の売上利益が入るという訳ですね。
アンジェロ セットでのカメラの売上はウチが米国No1です。
ラクシー 恐れながら、自分はギャノン(仮名)の2.0Mピクセルで2001年モデルです。 これまでに9000ショット以上取りました。
アンジェロ 「それは凄いですね。」
ラクシー 「画素数は十分ですが、接写のときフォーカスがなかなか合わないのが不満です。」
 米国でも奥様方はやっぱり機械嫌いで、オヤジ任せ。 民族に関係なく、オヤジ達は機械イジリが得意って事にされているんでしょうか? 自分は機械イジリはキライです。 面倒くさい。 電気機器は大抵説明書読まずに先ず使います。 すると、中には動かないのがあります。 何か順に操作しないと動かない。 マユアル読まないと解らないようじゃ、御父さん、家庭でも忙しくなるばかりですなぁ。
06年6月10日 自己責任
 日本人の海外渡航が自由になってそれほど経たない頃、米国では道路の出っ張りに蹴躓いて転ぶと、道路を作った業者の責任になって賠償金取られると聞いた。 不注意を道路のせいにするなんて、とんでもない国!と思った。 当時の日本では不注意による損害は自己責任だった。 その後、日米貿易摩擦が激しくなった。 安い鉄板を売るから米国の製鉄所が経営状態悪くなるとか、車を輸出し過ぎるから貿易赤字になるとか、身勝手なことばっかり言ってきた。 「鉄を安く売れ」と言うのは米国人だし、日本車を買うのも米国人なのに。 原因が自分にありながら、相手に責任と賠償を主張する。  さすがに不注意を道路のせいにする国民、根性悪い、とニュースに立腹したものだ。

 そうこうしているうちにこの国民は、PL法という物を作った会社に責任を押しつける法律が出来上がった。 勿論危険な商品はイケナイが、自己責任を甘く見る国民のせいで、くだらない注意書きを商品につけないといけなくなった。(註1) 更にこの国が嫌いになった。 

 道路を悪者にする出来事から四半世紀が経過した日本では、社会文化が進み、予測可能な危険を招く物を作って事故が起こった場合は、生産者製造者がお咎めを受ける社会に変わった。 米国ほどじゃないが。 なるほど、「予測できる危険を未然に排除」でよい社会になっている。 ところがこのことで、我々は「危険察知能力を放棄」することにまで発展していることに気付く人は少ない。 子ども達は事故に巻き込まれやすくなっている。 親子共に危険の察知能力が衰えている。 このままでは小学校や幼稚園にあるジャングル・ジムは単なる鑑賞用オブジェとか歴史の遺物になり、自分の身長より高いところに上がったことがない子ばかりで、益々危険察知能力が衰えるのは間違いない。

 タイ人は歩くことにおいて危険察知能力が高い。 バンコックのデコボコで、ときに鉄骨が出っ張った道でも、ぞうり履きで巧みに危険を交わして歩く。 かといって、日本人みたいに俯(うつむ)いて歩いていない。 ちゃんと姿勢よく前を見ている。 どこで足元を見ているのだろう、と訝しく思える。 歩くことの例えを書いたがおそらく、他の危険察知能力も我々日本人より高いはずだ。

 というわけで、ジャングル・ジムでケガなど怖れず遊べる幼稚園にして欲しいものだと思いますね。

<注釈>
註1)マクドナルドのオマケの玩具見てみ。 くだらないことイロイロ書いてある。
06年6月8日 偽装委任状
 今、タイの銀行は預金獲得合戦をしています。 貸すカネが足りないのです。 預金と貯金の違いを知ってますか。 預け先の違いです。 預金は銀行、貯金は郵便局です。 銀行預金とは言っても銀行貯金とは言いません。 同じく、郵便貯金と言っても郵便預金と言いません。 また、貯金は掛け引きの勝ち越しなどを指すこともありますが、預金はそう言う意味には使いません。

 そんなことに関係なく、間接的に聞いたタイ人知人の話。 彼女、年なら20代後半、独身で頭の切れる「真面目でよいこ」+美しい。 そんなよいこにも日本昔話に出てくるようなロクでもない兄弟がいた。 その兄弟は彼女の偽装委任状を作り、あろうことか彼女のコツコツ貯めた預金全額を降ろして我が懐に納めた。 両親に心配掛けまいと、彼女はそのことを隠しているという。 彼女とは直接話す機会もあるが、不憫でこのことは聞くこともできない。 日本昔話のようにイジワル兄弟に天罰でも下ればいいが。

 それにしても、そんな簡単に委任状で払い戻しできるシステムってのもオカシイ。 バンコック銀行では、本人が登場しないと委任状があっても払い戻しできないと聞いてるが。 死亡証明でもいいらしい。 日本の銀行のシステムはどうかな? 全額となればアヤシまれるかも知れないが、チビチビ払い戻すんならできるんじゃないかなぁ。 1万円ずつ100回とか。 接客の行員さんと親しくなったら払い戻し金額を2万円に上げてもいいかも。 時々貯金したりすると更に良い。 3歩進んで2歩下がるって水前寺清子の歌(註1)あったけど、3万円下ろして2万円貯金。 100セット繰り返すと100万円引き出せる。 おっと、律儀に100セットやると2万円口座に残る! 最期は貯金しちゃいけない。

<注釈解説>
註1) ♪しンやわっせわ〜あンるいってこンない・・ ってゆう356歩のマーチ。 一世風靡したロングラン・ヒット
 
06年6月7日  生殖活動
 就職活動と生殖活動、似てるな。 どちらも生きるってぇ意味をもつ。 「生殖」というといろんなイメージがある。 「聖職」と同じ発音とはね。 しかし、「生殖」を「進化」という観点から見ると神様の思し召しであり、2つはあながち遠い世界でもない。  結合の方が分裂よりは進化のチャンスが大きい。 生殖によって繁殖する生き物は更に進化する。

 獣でも植物でも昆虫でも繁殖は強い種が次の世代に遺伝子を伝えてゆくことになっている。 より甘い蜜を持った花が受粉し、争いに勝った猿やアシカの雄が遺伝子を残す。 人も男同士が戦っている。 戦いは人間の生殖行動の一種で、戦いが無くなるのは人類の生殖が無くなったとき、即ち滅亡のときなのかもしれない。

 「媚へつらう」・・ネガティブな意味で使われる。 しかしこれも生殖行動の一種で、大抵の生き物がやっている。 同じ生殖行動でも恋愛とか恋は肯定的な意味で使われる。 こうしてみると、人は究極の生殖行動には否定が伴うということか。 
06年6月6日 人身売買
 アフリカを中心として年間何百万人かが人身売買の対象になっていると報道されていた。 人身売買と聞くと、歴史の授業で聞いた、米国の奴隷制度やらギリシャの奴隷を連想するが形はイロイロだ。 東南アジアではもちろん、日本でも1990年代前半までは人身売買が平然と行われてた。 取り締まる法律がないとかで。 それが国連の非難を浴びたことは国民に小さな声で伝えられた。 今の日本でも人身売買があると聞くが実態は知らない。 アフリカの某国の貧困姉妹の生活をTVで放映した。 両親はエイズで死亡、姐は盲目。 収入は物乞いだけ。 金目のものは毛布1枚で、食料がなくなると配給された毛布を売らなくてはいけなくなる。 あの生活を考えると、人買いに買われて行くのとどちらが人間らしい生活ができるか解らない。
06年6月6日 ワット・チェディ・チャイ・モンコーンのサイトアップ
 焦点が定まらないサイトになってしまった。 写真が多すぎた。 が写真が撮りたくなる寺なんで仕方ない。
06年6月5日 デジカメ
 ワット・チェディ・チャイ・モンコーンに到着したとき、既にデジカメのメモリ残量が100枚程度になっていました。 不要なモノは抹消しかなり的を絞って撮ったのですが足りません。 ラチャダー(バンコック)のカウフール(註1)でフラッシュメモリ512MBを買いました。値段は忘れましたが割と安いと思いました。 この旅で他に256KB+64KBで総数約850枚、銀塩で約100枚を取ったのですが、枚数の割りにいい写真がありません。 期間が短すぎるためでしょうか。 それとも乾季だから? あるいは、モノを見る目が高齢化してるんでしょうか?

<注釈解説>
註1)カウフールはフランス系のデパート。 国旗の3色を使った商標。 日本にも出店したが、購買層の縛りこみに失敗し、撤退した。  カウフールの隣の店舗ビルで友人が服屋やってたんです。 カウフールができて、客を奪われ弊店しました。 今は靴屋です。
 
06年6月4日 金色塗料
 ワット・チェディ・チャイ・モンコーンの殆どの彫刻は金色塗料を塗っています。 この金色塗料はビエンチャンのワット・ルアンで見た塗料と同じ物と推察しました。 いい塗料ですね。 本物の金のような色が出ている。 しかも耐食性がありそう。 最近のお寺が綺麗に見えるのはこの塗料のお陰でしょう。 仏教に限らず世界中の寺院に金色は欠かせない。 この塗料の会社は大儲けですね。


<冒頭の徒然花 現代語訳>
ヒマなので一日中コンピューターに向かって心に浮かんだタワ事を、とりとめもなく インプットしたら、妙にへんな気持ちになった。



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