日本の花
1月  2月  3月
4月  5月  6月
7月  8月  9月
10月 11月 12月
徒然 花(つれづればな)
ラクシーのタイ料理解説  WEBサイト編集記























































[訳]
念のため、吉田兼好の徒然草とは何の関係もない。
 関連サイトを紹介する場合がありますが、あくまでも参考で、推奨ではありません。
 直接リンクはしていませんので、URLをドラッグ・コピーして使ってください。
百合  花博'05
07年5月29日
 日本全国で鹿が過剰に繁殖して生態系に影響を及ぼしている。 鹿が増えると絶滅瀕種を含む植物の葉芽や皮を食べる。 植物を餌または住処としている他の動物が減る。 このような連鎖が連綿と続く。 鼠は鹿と食物でかち合い、その上実を隠す植物も食い荒らされ、猛禽猛獣に食べられ、鼠を餌とするフクロウも減る、という具合である。

 最近、野生動物が増え、田畑を荒らすのは、多分日本人が狩猟をしなくなった為と思う。 狩猟者は年々高齢化と減少でこのまま行くと狩猟はなくなるかもしれない。 特に狩猟を推奨するとか支援するとかという訳ではないが、害獣がの増殖を抑制するのは狩猟ぐらいしかない。
07年5月26日
 ソバ粉はガレットの材料。 フランス語でバゲットは棒という意味で箸も同じ単語、ビスクイはビスケットの事で2度焼きと言う意味、両面を焼くこと。 
07年5月23日






問題児
 problem child 


花形
star


負け犬
dogs


 金のなる木 
cash cow

金のなる木 大きな追加投資く利益出す
花形 市場の成長に合わせた投資必要
問題児 市場に対し投資不足、追加投資か撤退
負け犬 将来性が低く撤退
相対的マーケット・シェア →大
07年5月22日 世界の違法コピー率
 タイ80%、中国82%、日本25% (ソフトウェア業界団体2006年)
07年5月20日
 アンケート結果、「偉くなりたい」希望をもつ日本の若者は8%で米国韓国含む計4カ国の中で一番低かった。 偉いの定義を何処に置くかは不明だが出世と仮定すれば、希望が持てない未来という側面を伴うことは間違いない。 出世だけが幸せでもないという考え方もあるし、美しい国、という考えに重点を置くかもしれない。 係数は別にして出世と収入はほぼ比例関係にある。 万国共通のモノサシがお金と武力とすれば、日本は危機的である。 結婚もしたくないし子供も欲しくないことと併せて考えれば日本人は無くなってゆくのが運命かもしれない。
07年5月18日
 年間180日以上いた国に所得税がおちることになっている。 中国の銀行でいれた元は日本の郵便局で円でおろせる。 レートもそれ程悪くない。 元は上がってるので、そのまま置いといた方が得。
07年5月17日
 バーツ高が続いています。 ここ1-2年の動きを見ていると、投資家が儲けの材料にしているように思えます。

  2007/03/22 3円70銭 31.78  この3ヶ月で最高
  2007/05/15 3円62銭 33.30B(銀行公示)

 こところの円安は海外債権に走った多数の個人投資家によると、さる情報誌に書かれていましたがそんな事で為替が動くでしょうか。 それにしても元レートをこのままにしておくと、先進国の産業構造は取り返しのつかない事態になるような気がします。
07年5月16日
5/16米国では蜂がいなくなったという報道を聞きました。 植物生態に大影響を与え食料は大変な事になるのだそうです。 蜂をなくし、真綿で米国の首を締める細菌テロでしょうか? 米国は世界の食料庫ですから人類共通問題ですよ。 エイズ、O157、鳥インフルエンザ エボラ熱 生物も人間も流行り病に見舞われています。 アンゴルモアの大王が降りてきたのでしょうか? カエルもいなくなっているらしいですね、カビとかで。
07年5月15日 TV由来の生活習慣病を無くせ
 TVで食べ物の番組は沢山あるが、見ていると食べたくなる。 食べもの番組を放送しなければ国民の生活習慣病は減る。
07年5月14日 少子化がもたらす安全思考
 自分の若い頃は、技術が日進月歩でガソリン・エンジンの絶頂期だったと思える。 単位燃料あたりの出力は今よりずっと低いものだった。 自動車購入者はパワーやスピードを連想するスタイルに憧れた。(註) 今日では自動車購入者の志向は変わり、大勢乗れる、乗り降りし易い、または安全が優先で極めて実用に傾倒している。 究極を言えば軽自動車かミニバンに代表される。 某調査機関によれば、最も多い購入者層=若者のお金の使い方がパソコンや電話に向いている、とのことだった。
 しかし自分は少子化による安全思考が大きく関っていると感じる。 パワー=スピード=危険=選択から排除、という図式が深層心理にあると感じる。 子供に危険なスポーツをやらせない親が多いとも聞くし、バイクにのる若者も少ない。 今、第二東名を建設中だが、ひょっとすると、これが開通する頃には、120kmの制限速度は危険だと言って、利用しない若者が多いかもしれない。 
 <文中注釈>

(註)排気ガス規制とか騒音規制とかもなかった。

 当時から考えればファミリーカーですら100馬力を超える今は、世の中全体がパワーに満ちている。

 ところで、自分の考える効率のよい自動車は駆動と操舵は前2輪とフリーの後1輪、計3輪、3輪は抵抗削減やカーブの矛盾が少ない。 ウレタン製ボディで衝突の衝撃が吸収される。 電動縦列2人乗り。 縦列2人は1人乗りのコミューター・ベースだから。 これにより空力抵抗が減り、車幅を狭くできる。  
07年5月13日
 今朝2時ぐらいのチャンネル3のニュースを見ていた。 バーレーンでタイ人女性2人が保護され送還された。 タイの業者にだまされ、厨房の手伝いとかマッサージとかの約束でバーレーンに送り込んだ挙句に性欲産業で働かせた。 2人はバーレーン人の助けでタイの現地大使館を通じてホテルで救助された。 彼女らに依れば、こうした手口で送り込まれ、強制的に性欲産業で働かされているタイ人女性は他にも複数いるという。(想像に難しくないが) バーレーンの現地TVで放送されたと思われる映像が何度か繰り返し放送された。 保護された一人が黒のぴったりした上下服と目出し頭巾を被せられ、現地警察官に抱きかかえられていた。

 このニュースに2人は登場してた。 ブカブカのナイロン繊維ジャンパーを着て目深に帽子を被り口から顎くらいしか見えない状態で、アナウンサーのインタビューに応じた。 内一人はインタビューの中で、バーレーン人はサディストで大変危険だ、と涙ながらに語っていた。
 人身売買事件はどこの国も後を絶たない。 大使館をはじめとする役人は見てみぬふり、と言うのが実態である。 特に日本は取締りの法律すらない、と欧米から非難されて久しいが、別に変わった様子も見られない。

 タイ人の場合、海外労働が当たり前になっているので、田舎に行っても香港、中東、日本などで働いた経験のある人はそこここにいる。 海外労働の予備知識が無いまま海外に送り込まれる。 我々から考えると向こう見ずな場合が多いように思える。
07年5月10日 寒い夜
 GWにもこんな寒い日があった。 5月1日。 あの日はこのあたりでは珍しいタイ人に出会い話しかけた。 電気屋で蛍光灯の電球(細長いのも電球と呼ぶのか?)を買っていた。 先にアジア系外国人女性が5-6人先に入ったのを見かけた。  はっきり聞き取れないがタイ語のリズムに似ていた。 タイ人だからと言ってタイ語で話しているとは限らない。 チェンマイ語かもしれないし、クメール語とかスワイ語、南部タイ語かもしれない。 「タイ人ですか?」自分のタイ語に一寸驚いた様子。 彼女達は綿入り上着など真冬の服装をしていた。 5月というのに寒かった。 自分も冬の服装だ。 「日本は寒くないの?」 「ええ。 もう2年目だから」 タイ人20人が同じ工場で働いているという。 外国人研修生で有名な某社では研修名目で安定した労働力を低賃金で実現している。

  そうかと思えば、某誌記事に依れば、この会社、希望する新入社員は1年間不特定の外国で無料で住まわせてくれる研修があるらしい。 グローバル企業なんで外国慣れした社員を最初から育てるのが目的のようだ。

 今朝のニュースで聞いた。 外国人を研修の名目で日本に呼ぶと、最長3年まで滞在査証がとれる。 しかも最初の1年は最低賃金法が適用外なのである。 これを利用して低賃金で労働させているのはおかしい。 労働基準法を見直し、研修1年目でも最低賃金を適用させる、との事だった。

別れさせ屋 http://aqa-wakare.com/index.php
アジア・タイの写真と壁紙 http://loopthai.com/
newsclip.be タイ発ニュース速報 http://www.newsclip.be/index.php
プーケットに暮らしてみて http://www.Phuket.th.com/~ritsuko  ・・プーケットの暮らしとダイビング情報・Pako's Page
ポスター http://www.allposters.co.jp/
07年4月28日 バイオ・アルコール混合ガソリン販売
 今年の2月8日にバイオ・アルコール燃料の記事を書きましたが、日本でこんなに早くバイオ・アルコール混合燃料が発売されるとは思いませんでした。 かつて、ガソリン安売りが流行したとき、安いガソリンは洗濯屋から回収したアルコールが混合されているので云々と聞きましたが、アルコール混合ガソリンはどうなんでしょうねぇ。

 アルコールが燃料に使われ始めると、心なしか酒に危機を感じます。 酒に回すより燃料の方が値段かいいとか。 それに酒の引き起こす疾患は甚大ですから、酒もタバコ同様に規制されてゆくかもしれません。(註) 

(註) フランスではアルコール死因がタバコの次に多く昨年は4万人と言う。 法規制もあり、過去40年で一人当たりのアルコール消費率が1/2になっている。(NHK報道)
07年4月27日
 人材派遣というビジネスが急成長して久しい。 欲しいときに欲しいだけ労働力買う。 しかし、組織が大きくなればなるほど会社はノウハウや技術を社員に蓄積しなければならない。 一時的な労働力とは違う意味で人が必要なのである。  しかし企業は派遣・請負いで労働力を賄うと正社員よりも経費が安く利益に直結するので止められない。 偽装請負(註1)という法から逃げる手段を使ってまでも一時雇いの従業員を使う。

 この形をグングン進めてゆくと、日本の会社はからノウハウや技術はなくなり、労働に関する法律は細分化し、組合は米国みたいに業種別になる。 経営する人とそうでない人ははっきり分かれ、経営者は短期で利益を上げる事が使命となる。 経営の焦点は時間の掛かる生産技術よりも短期で白黒がつく買い物にシフトする。  景気がよければいいのですが、景気が悪くなると仕事にありつけない者が続出します。 景気を天候に置き換えると、江戸時代に冷害や干ばつで米不足になり、飢饉が起きたときと同じ状態です。 秩序が乱れ社会は混沌とするでしょう。

 日本のビジネス界にもハヤリがある。 社内カンパニー制、目標管理、年俸制、アウトソーシング、派遣社員、トヨタ生産方式などなど。 経営誌が話題に乗り遅れまいと必死に取材して記事書くもんだから、そんな記事ばっかりになって、経営が手詰まりになると経営者は飛びついては失敗する。

 正社員が希薄になり、ノウハウや技術の低下に気づいた会社は既に正社員を急速に増やしているそうだ。

註1)派遣社員は知っていますが、請負社員という言葉とその意味を初めて知りました。
07年4月24日
 昨夜、カメダ何とか言う疑惑判定で話題になったボクシングのチャンピオンがTVに出た。 行儀悪さが気持ち悪いのでチャンネルを変更しよう思ったが、このTVの番組製作者(註)の道徳感を見る事にした。 敬語も丁寧語も何もない彼の要請に、お笑い芸人が彼の前で芸(ネタ)をやるという別の意味の重苦しさがあった。

註)映画は制作でTVは製作と書くらしい。
07年4月20日
 サッチャー前首相が英国に外資を入れて英国を復活させた(註)と言うが、最近の日本は外資がたんまり入り込んで株やら土地やらで荒稼ぎしてるらしいが、日本は外資で景気が復活するのか。 タイも97年の経済危機から外資で立ち直ったからねぇ。 都心の商業地は世界の商業地より割安だって値上がりしてるらしいけど、これが日本のトレンドになるのか。 会社も割安とかで外資が入ったり、外国の証券会社の仲立ちで合弁したりと、外資に甘い汁を吸われているようなイメージを受けるこの頃だが。

註)その代わり英国企業は外国企業に飲み込まれたとも言う。
07年4月3日
 ナショナル・ジオグラフィック・ジャーナルは野生動物や自然の研究番組で世界中で放送されているTV番組である。 弊サイトの付録、「ラクシー・ワールド」製作のヒントになった番組である。 学術的でありつつも美しい映像に心を打たれる。 以前タイではケーブルTVの英語版をよく見た。   今年の2月タイにいたとき、野生動物の噛む力を測定する内容でタイ語版だった。 これはHP作成に使えると思い測定された噛む力をメモしておいた。 昨日、日本のTV放送で正にこの番組を部分的に放送した。 「あ、これ見たことある!」 この番組で一番噛む力が強かったのはワニで2500ポンドだった。 日本の番組ではKg換算されていた。

その他野生動物(ポンド)
噛み付き亀 1000
サメ 1000
ライオン 690
ハイエナ 600
人間 70-90

※記憶がハッキリしないのもある。 悪しからず。
07年4月2日 黄砂
 濃い黄砂の一日。 200m程先でも霞んで見える。 「霞」の文字から「霞ヶ関」を連想、更に話題の「天下り」まで連想する・・ 今から13年前の今ごろ、京都の加茂川下りの舟に乗って楽しかった思い出がある。 加茂川下りでも楽しいのだから、 天下りともなれば、えも言われぬ楽しさでしょう。(註)
註) 故黒沢監督の台本に、「とても文字にかけない」、という終劇前立ち回りの映画があったそうだが、天下りのシーンも「とても文字にできない」でしょうなぁ。 
 話、黄砂に戻って、地図上で距離を測ると5kmでは樹木など濃い色のものは見えるが、白い建物などは見えない。 10kmでは何も見えない。 新聞に拠れば、29日、新疆維吾児(シンチャンウィグル)自治区で発生した強風に煽られてモンゴルに、中国の海岸部でも強風が起こり黄砂を日本に運んできたと書かれていた。 愚弟が高校地理で使った地図帳の新疆の部分を眺めると、タクラマカン砂漠が自治区の殆どを占める。 新疆は省でなく自治区という事にも改めて気づいた。 その西にはカザフ共和国、現在のカザフスタン。 OPEC非加盟国で第2の産油国。

 自治区は・・ モンゴル、チベット、あとは・・自治区の文字を探す。 !寧夏回(ニンシャホイ)族自治区、コワンシーチョワン族自治区だって。 聞いたことない。
07年3月22日 フラッシュ・メモリ
「中国って安いんだよ。 1Gのメモリあるじゃんか。 50元で買えちゃうんだよな」
「1元って15円ぐらいでしたっけ」
「だけど問題あるんだよ」 江崎氏はニヤケる。 「1回しか使えんっちゅうの、ハ・ハ・ハハハ」 
「じゃ、メモリ・スティックじゃなくて、リード・オンリー・メモリ、ROMじゃないですか」
「きっと、あいつら不良品寄せ集めて作ってるんじゃないかなぁ? 中国っちゅうのは、そうゆう技術はすごいんだよなぁ」

 どういう技術か知らないが、このところのフラッシュメモリの値下げは凄くて、もうデジカメの記録媒体に困ることはなくなった。 1回で1000ショットくらい撮ってもどうってことない価格になった。 しかも読み書きの速度まで速まっているってのはDVDもフラッシュに置き換えられるかもしれないなぁ。 ブルー・レイだって指数関数的に伸びるフラッシュの容量からすると、媒体の価格で2-3年で追いつくかもしれん。
07年3月20日 火打石
 人は文明を信望する一方で文明遡上に魅力を感じる。 テントで寝たり、焚き火で調理したりも心理と思う。 火打石はそんな道具の1つだ。

 タイで村人の1人がタバコに火を点けるのに火打石の火を使っている瞬間に出くわした。 火打石の火花を火鉢に飛ばし、火鉢からタバコに火を移してタバコを吸った。 「をお〜」驚嘆の声を上げると、周りの人達が笑った。 火打石はこの人にとって日常的らしい。 タバコに火を移した後、火鉢に蓋をして買い物のナイロン袋に収めた。 今度は蝋燭に火をつける事になった。 火打石の火をどうやって炎にするのかと期待していたら、 火打石の入った袋から自作のオイル・ライターを取り出しておもむろに火をつけた。 粋だねぇ。 

 この情景に似た映画のシーンを思い出した。 「クロッコダイル・ダンディ」 主人公のミック・ダンディーノは現代剃刀で髭を剃っていたが、スーが近づく気配を感じた瞬間に髭剃りを隠して、いつも背中に背負っている大型ナイフにすり替える。 

 話戻って、ビデオ・カメラを向けると、火打石の持ち主はもう一度点火を実演してくれた。 さらには、火打石で点火を体験させてもらった。 自分にもスグに火鉢に火が点いた。 日常的に使っているだけあって点火の簡便さは流石に実用的だ。 石は硬めで角張った堆積岩、錆びた鑢の切れ端で叩きつけるように擦る。 火花が石と一緒に持った火鉢に飛び、火鉢の焦げた細い繊維に着火する。 火鉢は直径3-4cm、高さ5cm程の円筒形だ。 石を打った瞬間に火鉢を振り風を当てて火が拡大しやすくする。 火鉢の繊維は綿? と尋ねたら、何とかの木、と聞いたがその瞬間に忘れた。

 火打石と言えば、昔の日本人は漏れなく知ってるのが 童話カチカチ山。 狸が背負った薪に兎は火を点ける。 カチカチ カチカチ 「何の音だろう?」 狸が尋ねると兎は言う。 「ここはカチカチ山だからね。」 

 マッチを使わなくても火打石なら火がつくのかぁ。 自分も石を拾ってアレコレ試す。 暗闇で石を擦るようにぶつけ合わせると火花のようなものが出る。 いろんな石で試すと、硬い石が一番よく出る。 しかしそれはほんの一瞬で到底炎になりそうもないものだった。 明治生まれの祖母に火打石を使ったことがあるかと尋ねたら、子供の頃火打石で点ける話は聞いたけれど、祖母自身もマッチしか使わなかったらしい。 火打石は多分ライターの点火に使う石みたいなもので、石の種類が特別なんだろうと、思っていた。

 弟が小学生のとき、班別で錐揉み式の火起こし器を作って実験した。 穴の方は錐の方よりも軟らかい木で作るという。 焼けた木の粉が燻って火種ができる。 乾燥させて揉んだヨモギ葉の繊維に火種を移して拡大するそうだ。 この道具は錐を弓に張った紐で回す。 錐に振輪をつける。 手で錐揉みするようにやっても摩擦力が足りず、到底着火には及ばない。 

 パプア・ニューギニアの未開生活を送る部族は紐を植物の皮に摩擦させて火をおこしていた。 この方法で火種はほんの瞬間的にできた。 

 TV番組でいろんな火起し道具を見せた。 このとき実用の火打石をはじめて見た。 それは石と鉄だった。 船底型の鉄板と石を擦り合わせると紹介されて、目からウロコが落ちた。 
07年3月19日 
 揚まんじゅう おいしい
http://www.mikadoya-agemanjyu.co.jp/products/index.html
07年3月16日 ジーンズ
 タイはジーンズの国と言ってもいいと思います。 男女とも若者の大半がジーンズを履いています。 一般流通として、デザインも生地も様々で、日本よりも選択レンジが広いように思います。 2月にバンコックでジーンズを買いました。 タイでは通常裾上げはしません。 ジーンズ屋にそのシステムがない。 自分も裾上げはしませんが、どういう訳か丁度良い長さになっています。

 タイ・ブランドのジーンズは買う度に発見があります。 不良の発見です。 今回はサイズがかなり小さくできていたので2サイズ上げて交換してもらいました。 多分オールド加工段階のものか、ポケットに砂が入っていました。 ファスナー(註)もちょっと引っかかるけど、伸びる生地の肌触りがよい。欧米ブランドを買えば不良はありませんが、面白みがありません。 

 義理の姪がバンコックでジーンズ縫製屋を10年以上経営していたのですが、倒産して丸裸になって田舎に帰りました。 先進各国は05年中国からのジーンズを中心とするパンツ類の輸入枠を撤廃し06年1-5月の中国輸出は前年比で五倍の3億本に伸びたと記事を読んだ事があるので、その影響ではないかと瞬間的に思いました。 その後これらの国では緊急でセイフガードが発令され、輸入を別の国に分散しているようです。 
註)ズボンのファスナーの品質は重要です。  YKKが一番安心できるのですが、これは無印でした。  自分が子供の頃はズボンの前開きがボタンだったのですが、小学校在学中一気にファスナーに置き換わりました。

 その頃はまだ品質が安定しなくて、ズボンに限らずファスナーの故障が多かった。 動かなくなったファスナーには蝋を塗るとよい、ってバサマから教わって、ろうそくを擦り付けました。

 YKKというと、子供の頃、日曜日の夕方6時か6時半からキックボクシングを放映していて、「YKK吉田工業」ってアナウンサーが言ってた。
07年3月13日 低度情報化
 低度情報化・・という題名の本を読みました。 ネット上では低度情報が大部分を占め、ユーザーはそれに満足、コピー&ペーストまでして配信を繰り返すという内容ですが、サイトを作っている自分もかなり当てはまります。 (あたしゃ本文にコピー&ペーストはないよ) そういう低度情報流す自分自身に嫌悪しながらも、検索サイトでヒットする内容はブログが多くなり、情報の密度が低くなったと感じている自分にも嫌悪しています。 低度化は文化の発展段階では必ず起こるもので、最終的には洗練されると思っています。

 自分がWEBを見た最初のOSはウィンドウズ3.1でした。(註) 一部のコンピューターマニアか、先見の明がある人しかサイトを作っていませんでした。 情報はまだ有償が多く、「ここからは有償です」というのが多く、遅いモデムのダウンロードでやっと開いたサイトがこれではガッカリしたものです。 それでも情報源は他の媒体よりも便利な事が多かったのですが、サイトを作る人が増えてくると次第に無償化情報が増え情報にお金をかけなくてもいいようになりました。 無償情報は発信者の責任がなくなり、低度化していったのです。
註)COMPAQってメーカーのPCを友人から5万円で買った。 本体4万円、永年指導料1万円です。 メモリは200M、速度は覚えていませんが120Mかそれ以下と思われます。 本体上面のトラック・ボールと側面についたクリック・ボタンが使いやすかった。 白黒で画面も小さかったのですが、軽くてA4サイズで持ち運びに便利だったので、その後ウィンドウズ95のFMと併用していました。 28.8Kb/Sというモデムを使ってWEBを見る事ができたのですが、画像の表示は時間がかかり、大きな画像は表示半ばで中止する、という使い方が一般的でした。
07年3月9日 航空貨物全量開放検査
 3月12日以降米国アメリカ発着の150ポンド(約69Kg)以上の航空貨物はテロ・安全対策のため、搭載空港で航空機会社が全量開放検査を行うとういう情報が入ってきました。
07年3月5日 カンボジア焼け。
 「あら、もう日焼け」 「えぇ、先週カンボジアで焼けました」
 タイ-カンボジア国境にある寺院の遺跡に行ったとき、日差しが強くて日焼けした腕が赤くなったと思ったら角質化した皮膚が剥がれ落ちてきた。
07年2月25日 お茶
 今、タイは日本茶ブーム、何でもかんでもお茶です。 右は飴、下は歯磨き粉。 歯磨き粉は大変な不味さですが、カテキンの作用でいいかもしれません。 
お茶のジュースもかなりの普及率ですが、砂糖入りです。 昔、日本で竹銘堂(仮名)ってトコから薄茶唐って商品がでてまして、砂糖と茶の粉末ジュースでしたが、それと似ています。
07年2月23日 すつばい
 タイの土産は通常スーパーマーケットで買います。 毎回行くたびに日本語のパッケージが目立ちます。 「すつばい」と袋に大きく書かれた飴玉のシリーズ3種を見つけたときは、その面白さに思わず買おうかと思いました。  「すっぱい」の事です多分。 梅味と柑橘味がありました。

 友人の1人が韓国のホテルで間違いだらけの日本語メニューを見つけて面白いので持ち帰りました。 そのオモシロイ日本語はメニューの至る箇所に現れ、皆で見て楽しみました。 あれこそ良い海外旅行の土産です。

 土産と言っても大抵の日本人は食べ慣れたものが好きです。 自分は珍しい物が土産だと思うのですが、受ける側に合わせてクッキーとかチョコレートを買います。 訪泰の初期の頃はタイ・ラーメン買っていったのですが、大失敗です。 「臭くて食えん」とか「辛いものはダメ」とか食べ物に関しては保守的な人がかなり多いのには、何て好奇心と開拓心がないのかと、がっかりしました。 乾燥果物ですら半分の日本人は食べません。 一言でいえば食いしん坊は自分だけって事かも知れません。
07年2月22日 プラ・ウィハーン
 14年前、タイ人の友人からこのお寺のことを次のように聞いていた。
 「タイとカンボジアの国境が寺院の敷地内にあり、高い階段を上って寺院に辿り着く。 階段はタイ側なので行けるが、寺院自体はカンボジアなので入る事ができない。 寺院はカンボジアの長い内戦で荒れ果てて文化遺産の危機状態になっている。」

 実際には全てカンボジアの領土になっており、カンボジアの国旗が山の上にある寺院に翻っていた。 タイ国境警備の兵士に拠れば、仏暦2504年(現在は2550年)にタイはこの寺院をカンボジアに譲ったという。 カンボジアを向いて建っているという理由から。 この寺院の写真は別途編集予定である。

地雷
 国境に至るタイの最後の町、カンタララックで、おそらく地雷撤去用と見られる重機を見つけた。 以前、地雷撤去の神機登場として報道メディアで見た事がある、地雷を踏んでもパンクしない鋼鉄製ホイールは舗装用のロードローラーと似ているが、悪路走行用に爪がついている。 伝統的な地雷撤去方法は金属探知機で場所を調べ、雷管に触らぬように1つ1つ腫れ物に触るように掘り出す。 重機と鋼鉄車輪なら地雷の爆発くらいものともしない。 しかし値が張るのでカンボジアで簡単に導入できるものでもない。 地雷は安価でゲリラ戦に於いて著しく敵戦意を欠く兵器とされている。 殺さず足を飛ばすことで介護兵と費用が必要、また生きていることで悲壮感と恐怖心を増長させる意味があるらしい。 この地雷が無数に埋められている為に田畑にも迂闊に入れず農業も進まないと読んだ。
07年2月21日
 公共設備施設において都市と地方の格差が少ないほど豊かな国と思える。(註1) タイの田舎はこの5年で急発展した。 主要道路は舗装しなおされ、公立学校の建物は日本よりも美しい感じになっている。 ここまで公共事業が行き届いてきたことは前首相タクシンのおかげ、と多くの地方在住者は思っている。 都鄙格差は中央の吸い上げ(もの・人・金)がある社会システムである以上必ず起こる。 格差によって更に中央への集中が加速し、秩序が保てなくなり崩壊=スラム化するとういうのが映画のシナリオである。 中央が吸い上げたものは繁殖させて源流へ戻す・・言ってみれば鮭の稚魚の放流のような事が必要なのではないかと思うのである。

 タイの小学校に行って丁度朝礼のところに出くわした。 「先生、おはようございます」と小学生が声を揃えて言っていた。 サボタージュの子も沢山いる。 それでもタイの学校に行くとたいへん気持ちがいい。 タイ国旗と王旗が翻っている。
注釈解説

註1)某経営系の雑誌のインタビューでは前田中首相時代から始まった均衡ある発展政策が東京をイナカ化させたと、東京都市機能の発展鈍化を批判する記事もあったが、それが国力という見方もできる。 いくら情報のボーダーレスと言っても情報効率は集中が絶対に有利だ。 が対極にある人の生活という有機的部分は切り離せない。

 タイの公共事業費は半分が個人の懐に落ちると揶揄されているが、それは誰が首相やっても同じで1つの文化と考える方が現実に近いと思える。
07年2月19日  ネズミとカエル
 食肉用家畜として大型鼠、カピバラ(ビーバーに似ている)が注目されていると10年ぐらい前に話題になりました。 自分が食べた事のあるタイの鼠は脂身の少ない鶏肉のような味と食感でしたが、脂は哺乳類のものです。 日本で言えば大きな家鼠くらいの大きさ、タイ東北部では中程度の大きさとの事です。 日本のTV番組でタイで鼠を捕まえるところを見た事があります。 稲刈りのあと、稲藁を干しておくと、藁の中に地鼠が集まってくる。 稲藁を取って小さくして行くと、そこに何十匹もの地鼠が逃げ集まってるので一網打尽にする。 
参考サイト
http://www.ax.sakura.ne.jp/~hy4477/link/zukan/sonota/0002kapibara.htm

 タイでカエルの食べ方は色々あるのですが、唐揚げでまん丸食べたのは初めてです。 タイでは昆虫やら爬虫類はお八つとして、おかずとして食べます。 ウボンラチャタニの近郊の道路脇で昆虫を沢山売っていました。 カエルの姿揚げの写真を撮ったら、「食べてみな」なんて店のオバサンが渡す。 しかも2匹。 胴の部分が3cmくらいです。 1匹食べたらイカのような感じだった。 2匹目を食べると3匹目を渡され、コイツは捨てた。 骨とか内臓は気になりませんでした。 内臓は出してあったかもしれません。 
07年2月17日  初めてのスワナプーン(スワナプーム)
 初めてスワナプーン使いました。 昨年暮れから空港工事の不具合が指摘され続けています。 誘導路に亀裂があるとか、建物にヒビが入っているとか。 丁度窓側の席だったので、一生懸命誘導路に亀裂がないか見てたんですけど見当たりませんでした。 この空港で1つ言える事は着陸の滑走路が短くて割とブレーキがキツかった事です。  使えない部分でもあったのでしょうか。

 出発ゲートの誘導路中央にスシバーがあったのは興ざめでしたが、これもタイの融合文化からすれば、そのうちタイ独特の酸っぱ辛いスシに変わってゆくでしょう。
 ラクシーワールド>タイ・ジオグラフィ>スワナプーン空港
07年2月13日 スワナプーン(スワナプーム国際空港)
 滑走路の亀裂に始まり、幾多の不具合箇所が発見されている問題で、ドンムアン(旧バンコック空港)の再利用が検討もしくは決定されている。 これまでの経過からすれば、ここ暫くはドンムアンとスワンナプーンの併用が続く。 新空港の不具合は来週バンコック入りする自分には直接に関る問題である。 一番気になるのが飛行機の事故である。 バンンコック行きの飛行機事故に遭遇(註1)しているので、事故に再び合うという意識が高い。 二つの空港併用になると、タイに落ちる金は増えていいかもしれないが、そのぶんは旅客や貨物に負担金が上乗せされる。 よって、ハブ空港の利用価値が下がり利用者が減少する。 スワンナプーンに降りる航空券は空港利用料料金が旅客の負担になる。 事実、今回買った切符にも空港利用料として1,000バーツが請求されていた。 燃料追加料金70ドルも加え、エコノミーで通常よりも1万円強割高になっている。
12日までの報道でわかっているのは以下の通り、一部には半年から1年の新空港閉鎖と修理の意見も上がっている。
団体・航空会社 ドンムアン利用 スワンナプーン
国際民間航空協会(IATA) 効率性悪い -
タイ航空の労組 再開反対 -
FedEXタイランド社 - 航空貨物の拠点
DHLタイランド社 - 航空貨物の拠点
航空貨物サービス会社 - 単独使用支持
航空会社代表会議(BAR) 再考を求める -
タイ・エアアジア社 サービス拠点 -
タイ運輸省      主に国内線 -

註1)離陸直後ジェット・エンジン2機のうち1機が停止し引き返した。
07年2月8日 アルコール
 酒好き<------->アル中 間を行ったり来たりする諸兄! 呑むことばかり考えてはいけない。 エネルギーとしてのアルコールについて考えてみた。 地球環境配慮と原油高でアルコールの需要が高まっている。 アルコールは2種類の作り方がある。 石油から作るか、酵母菌などによる醗酵で作るか。 よく話題になるのがバイオ・アルコールで後者だ。(註1) 燃焼させると水になるので二酸化炭素の削減に都合がよい。 その上原料の植物は二酸化炭素を吸って酸素を出してくれる。

 世界のバイオ・アルコールは大部分がブラジルと米国で生産されている。 ブラジルではアルコールを燃料とするレシプロ・エンジン(reciprocal engine)はずっと前から走っている。 米国も州によってはアルコールのガソリン混合を義務付けている。 日本でアルコールを作るとなると、かなり割高で100円/Lぐらい。 米国の30円でブラジルの20円には到底及ばないそうだ。 石油もなかったが、アルコールもできない、やっぱり日本はエネルギーがない国になりつつある。 日本で沢山あるのは石灰石と水と人間くらいだ。 こんなもので燃料ガスか何かデキンもんか? 

 もしも現実的にアルコールがエネルギー需要の多くを締めるようになると、石油産出国はどうなっちゃうか。 ブラジルのアルコール原料はサトウキビ、米国はとうもろこしで、農産物=食料と克ち合う。 穀物屋は、燃料屋に売るか、飼料屋(註2)に売るか天秤に掛けて値上がり。 ギャンブラーにはタマラン市場になる。 アルコールは大規模設備になれば安くできる、となると大企業が独占して、第2のウィンドーズになって、第2のビル=ゲイツを産むのか? 複数社あるから、セブン・シスターズみたいになるのか? 世界の力関係が大きく変わって、ヤッパリ耕地を沢山もって、糖質や澱粉質の植物を多く生産できる国が強くなる。 その農業は企業化し、生産農業に変わる。 自然では不足する窒素肥料が大量に必要になる。 エネルギーの需給関係で穀物の相場が決められることになる。(註3)

 殆どなくなったガソリン・スタンドには、マニアが終結、「アルコールなんてトロくて乗ってらんねぇよなぁ」 なんて言ってビンテージ車と共にタムロする。 そこにパトカー数台とオマワリさんがやって来てメガホンで言う。 「そこのガソリン車の運転者達、君らは包囲された、おとなしくCO2/NOx検査を受けなさい!」 彼らマニアの殆どが二酸化炭素抑制触媒を外している、というタレ込みがあった。 未来の道路交通法はビンテージ・カーに厳しい・・な〜んてなりかねない。 今のうちにガソリン車乗ってパワーを堪能しておこう。

<注釈解説>

註1) 菌が糖質や澱粉質を食べて、アルコールを出す。 しかしアルコールの中で生きている菌はその濃度が高くなると生きていられなくなる。 だから醸造酒はアルコールの濃度は一定以上にならない。 それを蒸留をすれば、濃度はいくらでも高くなる。 蒸留とはアルコールと水の沸点の違いを利用して、低温で沸騰するアルコールの気体を集めて冷やす。 アルコールの沸点が70度ぐらいだから、その付近まで醸造アルコールを過熱すれば、気化したアルコールを集めやすい。

註2)飼料 とうもろこしは家畜の飼料として価値が非常に高い。 家畜の成長に必要な栄養が沢山含まれているそうだ。 日本の牛くん、トンちゃん、ケッコーちゃんも皆、アメリカさんのとうもろこしを食べている。 米国のとうもろこしがなくなると、お肉や卵がなくなる。 昔の日本・・つまり自分が子供の頃、鶏卵は高級品だった。 病気になったときぐらいしか食べさせてもらえない。 目玉焼きは目玉だから卵二つで初めて目玉焼きと言う、なんて友達から聞いて、なんてゼイタク、って思った。 しかし、今では卵などお買い物2000円以上のお客様にプレゼントだ。 そのくらい米国の飼料は我々の食生活を変えてくれた。

註3)表面上のつながりはなくとも原料でつながっているという、正に風が吹くと桶屋が儲かる方式。
07年2月7日
 何とかいう議員が出産の問題で失言があったことを大きく報道され、揚げ足を取るように批判が出ている。 表現のマズさはあったかもしれないが、少子化を真剣に案じる姿が伺える。 少子化の問題を真剣に考えたとき、どうしても女性に頼らざるを得ない。 人の歴史を考えると子孫は家族や村で育てる、というのが自然のように思える。  孫の面倒を祖父母が見て、両親には働いてもらうのが自然。 定年後の趣味を盆栽や詩吟などに孫育てを加えるとよい。 孫を悪者から守り、幼稚園や学校の宿題の手伝いをして、自分も覚える。 孫が適度に成長したとき自分も死んでゆく。
07年2月5日 スワナプーム
バンコック新空港スワナプーム(註1)のあらゆる設備の不具合が露呈し、報道されて来ましたが、いよいよ本格的です。 1/25、27滑走路を閉鎖して亀裂の補修工事が行われました。 暫定的なドンムアン再開を検討するとのこと。 亀裂等の発生が確認されている滑走路や誘導路だけでなく、保税倉庫や旅客ターミナルビルにも及び、旅客ターミナルビル側面ガラスには亀裂が確認されています。 将来的に地盤沈下等により建物その物が崩落する恐れがあるとの発言もあります。 このままではタイ経済や国家の名誉にも影響を与かねません。

 開港は幾度も延伸があり、と突貫工事を重ね工期の延長した事が想像されます。 軍事クーデターで新政権の下でムリに開港された所も少なくないでしょう。 
 スワナプームはタクシン前首相下の汚職の塊、と言われていますが、誰がどう汚職(註2)をしようと誹謗し合うだけで、事態改善が見られない歴史は変わらないでしょう。 この国は隅々まで裏金が行き届いていますから。 スワナプームが国際的な騒ぎになることは、タイ国民が変わるチャンスかもしれません。 って言っても、空港で事故に巻き込まれたくありません!

[2月7日後註]
2/6の政府発表ではドンムアン空港には戻らない事を決定しました。 戻るコストが掛かりすぎる。 一番心配なのが、新空港の事故です。 これまでに旅客機が着陸できず、バンコック上空を旋回しながら着陸待ちという事態が発生している。 離着陸で事故がなければいいのですが。 今月この空港を利用するので心配です。
  <注釈解説>

註1)スワナプーム 日本語の「ム」のようにはっきり言わず、ンと言う方が近い。 子音だけ、無声音。 この地方は昔の呼び名でノン・グーハウといいます。 東京人が木場とか錦糸町言うのと同じで、どこかイナセな感じがします。 コブラの湿地と言う意味で、湿地に作った空港の地盤は弱いかも知れません。 
註2)日章旗の国とやや違うようです。 役人が事業者の中からお好きなところを選ぶ。 その段階で賄賂があることは某国同じです。 その事業者は同業者を黙らせる金を撒く。 タイでは新入職員から裏金を受ける、役人のオイシさを学びます。 公共事業の半分は撒かれた裏金とも聞きますが。
07年2月4日 カメラ
<注釈解説>

註1) 長いレンズのカメラの選択に迷っています。 一眼は明るく、色が出ますが体躯の大さがチャンスを逃します。 コンパクトの大きさで高倍率なら一番いいのですが。  先週、LUMIXの10倍光学ズームの宣伝広告を偶然見つけました。コンパクトな躯体、でかいレンズは明るそうです。
 立春2月4日19時頃の月。 ウチから見える山並みの頂上、送電鉄塔の明かりが僅かに写る。 キャノン2001年モデル2倍ズーム200万画素の限界。 今日、携帯電話で撮ったという知人の結婚式の写真が配信されてきた。 自分のキャノンより良く映るかもしれない。 この月を10倍ズーム(註1)で取ったら、いい絵になるだろうと思うのでした。

 カメラのデザインは、今の=正面向き縦置き箱に鏡筒(レンズ群)を貼り付けた=形に拘る理由が解りません。 単眼鏡のような形にすれば、光学部分に重点を置いた小型一眼カメラができると思うのですが。 15年ぐらい前に「サムライ」と名付けられたカメラがこの形でした。 登場したときは、これからの趨勢はこの形、と勝手な想像していたのですが、瞬間的に姿を消しました。 少なくもソニーのマビカよりも、ポラロイドよりも美しい形だったと思いますが。 フィルムを二分割して使うところに問題があったのかもしれません。

 昨今では、デジタル一眼の売れ行きが伸びているようですが、レンズの進化で全部コンパクト・カメラになるんじゃないでしょうか。 交換レンズは自動車のトランス・ミッションに似ているように思います。 昔はマニュアル・シフトでしたが、今は殆どオートマチックです。 現代人はギヤ・シフトにどんな意味があるか、なんて知りたくもありません。 トランスミッションって何か知らなくても上手く走れる。

 メガネのプラスチック・レンズって、何重にもコートされているそうです。 驚きです。 光の屈折が臨界面で起きるからナルホドですが、見えないので解りようがありません。 最終的なレンズの形はフィルムで、コートによって屈折率を変えるようになるのではないかと思います。 変形できる液状レンズの研究ってのも読んだ事がありますがこれも可能性あります。 人の目の構造に一番近い。 レンズの大きさを抑えれば、前述の単眼鏡の形になどなる必要もなく、携帯電話の付属品でも高スペックです。


<冒頭の徒然花 現代語訳>
ヒマなので一日中コンピューターに向かって心に浮かんだタワ事を、とりとめもなく インプットしたら、妙にへんな気持ちになった。



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