2003年の雑記

TOPに戻る

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月  <<2002年 2004年>>

5月31日(土)『月姫』と出会った頃のこと(2)
 台風とかもろもろの理由で、本日予定していた現場が中止になったので、昼まで寝てました。連日の5時台起きから一時開放されて気が抜けたら身体中が筋肉痛…。
 というわけで先週の続き。

 さて、そんなわけで2年前、『月姫』をやり始めた私であったが、ソフトを送ってきた高將治氏には一つの目論見があった。
 “『月姫』の小説を書くので挿絵を描いてくれ”…元々はお祭りディスク(後の『歌月十夜』)へ投稿するためのプロットだったそうだが、間に合わなかったので同人誌として出すことにしたとか。
 いつもコミケ直前にならないと原稿を書き始めない彼にしては随分やる気に溢れているように感じられたので、一愛読者としても協力したいと思った。とはいえ、こちらは本業で手一杯で同人活動をほとんど休止してしまってから約5年が経過しており、まともに絵が描けない状態だった(また、その反動で絵が描きたくて仕方なくなっていた時期でもあった)。
(余談:また絵を描きたいと思っていた私の背中を押したのがTV『こみパ』であったのは君と僕との秘密だ)

 『月姫』は実に私好みの作品であった。デモを見たときに気になっていた奈須きのこ氏の“癖のある文体”も、慣れると病み付きになったし、武内崇氏の絵柄も噂で聞いていたよりずっと上手く自分好みだった。そして表ルートを終えた頃、挿絵の件をOKするとともに、試しに描いてみた落描きを送ったところ、高氏より月姫SSの前半部のテキストが送られてきた(ちなみにこの落描きはオフセット完全版の際に口絵として使用されてしまった)。ところが……

 小説の導入部が、未プレイのシナリオ「琥珀バッド・エンド」後だった!
 
必要な挿絵のリストが膨大な数になっていた!(2〜3枚と言ったのにぃぃぃ)

 ぶーぶー文句を言いながらも、慣れない手つきでなんとか3枚の挿絵を仕上げ、五寸釘ファンクラブ初の長編小説本『FAR SIDE MOON』をコミックマーケット60において出品することができたのだった。20部以上売れたのは当サークルとしては画期的なことであり、同人活動を細々とでも続けてみるのもいいかなと私は思い始めていた。この夏コミでは、作画資料のつもりで月姫本を買い漁ってみたのですが、その中の『月姫AFTER』(RIOAH/らいあさん作)を読んで、こんなよい本が出てくる作品ジャンルなら自分ももっと何かやってみたい…とやる気が沸いてきたのだった。
 『FAR SIDE MOON』は、挿絵を増やして完全版として出したいという高氏の希望とか、誤字脱字と印刷品質をなんとかしたいという私の希望とかいろいろあって、10月の再販を経て次のコミックマーケット61にてオフセット完全版をお披露目することができた。


 さて、あれから2年経ち、『月姫』はアンソロジーコミックやグッズなど商業展開されるようになりTVアニメ化まで決定し、産みの親であるTYPE-MOONは次回作『Fate/stay night』の製作途中で商業ベースへと移行・同人活動を終了した。月姫ブームは未だ衰えていない。
 一方、当サークルはというと、昨年夏に初の18禁小説本『エロ学派』を出したのを最後に月姫 関係の作品は出しておりません。月姫SSのプロットが貯まっていると頼もしいことを言っていた高將治氏の、書くための動機そのものが低下しているのが現状であり、私は時々他サークルさんの小説本の挿絵を描かせてもらったりしております。一体次の夏コミはどーなるのやら…。

 そんな折、高將治氏が私に読むように薦めてきた作品とは……以下次号!


5月27日(火)いろいろ書きたいことはあるが
 24日の続き…はひとまず置いといて。
 明日は久しぶりの現場。5時台起き&土曜も現場の生活が続きそうなので早めに寝ます。3時ですが。


5月24日(土)『月姫』と出会った頃のこと
 ずいぶん久しぶりの雑記更新です。

 平成13年春。その頃の私は、
 『月姫』という同人ゲームがネットで評判になっているらしい。

 …という程度の知識に基づき、同人ソフト売り場で平積みになっているのを横目で見るだけであった。そんな私にこのゲームをやれとしきりに薦めてくる人物がいた。評論系同人誌サークル「五寸釘ファンクラブ」の代表を務める高將治氏である。
 その頃、GW恒例の高橋留美子ファンクラブ「一刻会」の全国集会が代々木区の某施設において開催され、その晩、眠い目をこすりながら無理矢理『月姫』のデモを観賞させられたのが、私と『月姫』との出会いだった。
 「2枚あるから1枚やる」と言われても「そのうち時間があったらやる」と曖昧な返事を繰り返す実に失礼な私であったが、『月姫』をやり始めるためのキッカケは意外に早く訪れた。

 平成13年5月20日、アリスソフト作品オンリー同人誌即売会「アリスの小部屋3」が大阪市内で催された。わざわざこのために東京からやってきた高氏に付き合い、ここでなぜか売っていた月姫本(高野ういさんの「星月夜」)を購入し、その内容もさることながら
「同人の同人」という存在にある種の感動を覚えたことから、漸く重い腰を上げ『月姫』をプレイし始めたのであった。

(余談だが、久々に参加した小規模即売会は、私の知っているそれとはかなり様相が異なっていた。長蛇の一般参加列。会場直後に完売する大手サークル(ちなみに、くろがねぎんさんの「猫娘亭」)。…恥ずかしながら、中小のイベントはマッタリしたものだという認識しかなかったので(事実1年前同じ場所で行われた「アリスの小部屋2」はそうだった)、夏・冬のコミケで見られるような光景に圧倒されるしかなかった)

《つづく …のか?

 今日は久しぶりにプチオフ会。豆腐懐石料理を堪能してきました。また食べたい。

宣伝…『睨月 巻之四』入荷(1週間経っちゃったけど)


5月6日(火)3連休の過ごし方
 3連休終わってしまった…。昼間は週刊誌の整理だの家の用事だのそれなりにやることがあったのですが、3日とも晩飯後に動画データのエンコードが終わるのを待つ間に読書していたら寝てしまうとゆー勿体ない過ごし方をしてしまったのでした…。週刊誌の山が腰まで×2山くらい減ったので、即売会に行って同人誌を山ほど買い込んでくるよりは有意義だったとゆーことにしておこう。もう無理矢理にでも。

 『月箱』が届いたので、とりあえず『きのこ名作実験場』と『げっちゃ2』だけやってみました。システムが吉里吉里に変わって、ちょっと新鮮な感じ。で、『げっちゃ2』で悶絶しまくり。買ってよかったざんす。


5月3日(土)月箱店頭発売日,シエル先輩誕生日
 もう5月。新入社員でもないのに、例年この時期は無気力モード…。
 今年のGWは暦通りなので、この3連休が唯一の連休になっちゃいました。
 5/4,5の月姫オンリー即売会に行きたかったのですが、サークル出してないので無理して行く必要もないし、部屋の片付けとかもしたいので大人しくしています。4日のMoonPhase2には、私が表紙描いた本も出ているらしいです。
 五寸釘ファンクラブですが、夏まで新刊の予定はありません。主催から依頼が全然来ないので変だなーと思っていたら、どうも書くモチベーションが低下しているようで…。とかゆー自分も原稿ほとんど描いてませんが。
 前にとらのあなで通販しようとして品切れで悔しい思いをしたひびき玲音さんのラフイラスト本「LOVE&ROUGH」ですが、てくの屋に入荷していたので購入できました。内容はマリみて関係が半分以上で、最近マリみてにハマッた人なら買いです。前の本は中古で2万円とかついてるので無理ぽ。

 新しいカウンタは、とりあえずちゃんと動いてるようです。サーバー落ちる心配しなくてよくなりました。
 先輩誕生日おめー。カレー食べたくなった。


TOPに戻る