旅の仲間のエルフ語


エレン シラ ルメン オメンティエルボ(旅の仲間上,第3章)

アイナ ヴェドゥイ デュナダン! マエ ゴヴァンネン!(旅の仲間上,第12章)

ノロ リム,ノロ リム,アスファロス!(旅の仲間上,第12章)

アー エルベレス ギルソニエル,..ネフ アイアー, ネフ アイアロン!(旅の仲間下 第1章)

ナウア アン エドライス アメン!(旅の仲間下 第3章)

ナウア ダン イ ンガウアホス!(旅の仲間下 第4章)

Ennyn Durin Aran Moria:(モリアの領主 デュリンの扉)(旅の仲間下 第4章)

アノン エゼレン,エドロ ヒ アメン!... ラメン(旅の仲間下,第4章)

アルウェン ヴァニメルダ, ナマリエ!(旅の仲間(下)第6章の最後)

アイ! ラウリエ ランタアル ラスシ スウリネン....(旅の仲間下第8章)


ギルドールにフロドの旦那がこういいましただ.

エレン シラ ルメン オメンティエルボ(旅の仲間上,第3章)

Elen si'la lu'menn omentielvo(われらのあい出会うとき,一つ星が輝く.)

a star shines on the hour of our meeting

(最終更新日2003年3月23日)

単語:Elen (star) 星


グロールフィンデルの旦那がおら達にあった時,馳夫さんをみてこうしゃべっただ.

アイナ ヴェドゥイ デュナダン! マエ ゴヴァンネン!(旅の仲間上,第12章)

Ai na vedui Du'nadan! Mae govannen!(ああ,やっとデュナダンが見つかった!よく会えた!)

well met

ちゅうことらしいですだ.ちなみにDu'nadanはdu'n-adan,つまりMan of the Westちゅうことですだ(旅の仲間下,第1章).Mae govannenはwell metの意味らしいですだ(Letters#230)

(最終更新日2002年5月1日)


また,グロールフィンデルの旦那がフロドの旦那を馬に乗せて馬に命令してましただ.

ノロ リム,ノロ リム,アスファロス!(旅の仲間上,第12章)

noro lim, noro lim, Asfaloth!(行け,行け,アスファロス)

こいつはその前に共通語で「行け!行け!」といったことを,エルフ語で喋っただけみたいですだ.

だから,Ride on, Ride on, Asfaloth!で「行け!行け!アスファロス」と馬に喋ったようですだ.

いろいろ調べてみると,どうもnoro limについてはよくわからないようですだ.run fast, ride fastの説もあるようですだ.おらが調べた範囲ではトールキン先生が説明しているものは見つからなかっただよ.

(最終更新日2002年11月13日)


エルロンドの館でエルフがエルベレスに捧げる歌を歌ってましただ!おら,あんなにすばらしい歌声を聞いたことなかったです.

アー エルベレス ギルソニエル,

シンブリン ペンナ ミリエル

オー メネル アグラール エレナス!

ナ=カエレド パラン=ディリエル

オー ガラズレミン エノラス,

ファヌイロス レ ニナソン

ネフ アイアー, ネフ アイアロン!(旅の仲間下 第一章)

A Elbereth Gilthoniel,(おお,エルベレスよ,星々を灯すものよ)

silivren penna mi'riel(白き光は to slant down 宝石のような煌めき.)

o menel aglar elenath!(空に輝く天空の星々の)

Na-chaered palan-di'riel(Na-chaered あまねく見つめる)

o galadhremmin ennorath,(木々の枝交わすの中つ国から,)

Fanuilos, le linnathon(Fanuilos,汝に我は歌うであろう)

nef aear, si nef aearon!(海の此方より,今は大海の此方より)

えらい長いですだ.まだぐちゃぐちゃですだ.この詩については,全然自信ないですだで,ごめんくだせえ,間違ってても怒らねえでくだせえまし.この歌は旅の仲間上第3章のギルドールの歌と大いに関係があると思いますだ.

こいつはRGEOの中に訳がありましただ.詳しくはこちらですだ.

(最終更新日2002年11月13日)

単語:a (o感嘆の言葉), gil (star), thoniel (kindler),mi^r(jewel)


モリアにつく前に狼に襲われそうになりましただ.ガンダルフの旦那が呪文を唱えて火をつけただよ.

ナウア アン エドライス アメン!(この一文は 旅の仲間下 第3章でもでてきた)

ナウア ダン イ ンガウアホス!(旅の仲間下 第4章)

Naur an edraith ammen!(我々を助ける炎よ!)

Naur dan i ngaurhoth!(炎が人狼どもをとらえる!)

だいたい意味はあっていると思いますだ.


モリアの門の絵にはくねくねした文字(フェアノール文字)が埋め込まれていますだ.絵の下の方にアルファベットになおしたエルフ語が書かれていますだ.(旅の仲間下 第4章)

Ennyn Durin Aran Moria:(モリアの領主 デュリンの扉)

pedo mellon a minno.(唱えよ 友 そして入れ)

Im Narvi hain echant:(我,ナルビ,これを作りぬ)

Celebrimboro Eregion Teithant i thiw him.(ホリンのケレブリムボル この図を描きぬ)

これはガンダルフの旦那が訳してくださったね.


ガンダルフの旦那がモリアの門をあけようと,一生懸命叫んでましただ

アノン エゼレン,エドロ ヒ アメン!

フェナス ノゴスリム,ラスト ベス ラメン(旅の仲間下,第4章)

Annon edhellen, edro hi ammen!(エルフの入り口よ,我らの...開け!)

Fennas nogothrim, lasto beth lammen!(ドワーフの通り口よ,単語,我が言葉を聞け!)

まだ,よくわかりませんだ.lastはlistenの意味ですだ.ammenの意味はof us またはfor usらしいですだ.ガンダルフの旦那,一人で頑張らないでおら達にも説明してほしいですだ.もう少し考えてみますだ.

このあと,ガンダルフの旦那はエドロ!エドロ!開け!開け!と叫んでましただで,エドロはopenちゅうことですな.

HoMe6 p.463の注釈に訳がありましただ.

Elvish gate open now for as; doorway of the Dwarf-folk listen to the word [beth] of my tongueちゅうことらしいですだ.

(最終更新日2002年11月13日)


馳夫さんが,ロリエンでこんなことつぶやいてましただ.

アルウェン ヴァニメルダ, ナマリエ!(旅の仲間(下)第6章の最後)

Alwen vanimelda, namarie"!(美しきアルウェン,さらば!)

風の便りに聞いたところ「美しきアルウェン,さらば!」ちゅうことらしいですが,vanimeldaはどうして「美しき」になるんですかね?昔,ヌメノールではTar-Vanimelde"っちゅう女王様がいたみたいですが,意味まではわかりませんでしただ.namarie"はFarewellってことですだ.これは旅の仲間(下)第8章のエルフの歌でわかりましただ.vanimarはbeautifulちゅうことらしいので(Letters#230)それが活用したんですかね?

(2002年5月1日)


ロリアンを旅立つときエルフがみんなで歌ってくれましただ.みんな泣きましただよ.

アイ ラウリエ ランタアル ラスシ スウリネン,

(以下略)(旅の仲間下 第8章)詳しくはこちら

Ai! laurie" lantar lassi su'rinen,

Ye'ni u'no'time" ve ra'mar aldaron!

Ye'ni ve linte" yuldar ava'nier

mi oromardi lisse-miruvo'reva

Andu'ne" pella, Vardo tellumar

nu luini yassen tintilar i eleni

o'maryo aireta'ri-li'rinen.

Si' man i yulma nin enquantuva?

An si' Tintalle" Varda Oiolosse"o

ve fanyar ma'ryat Elenta'ri ortane"

ar ilye" tier undula've" lumbule";

ar sindano'riello caita mornie"

i falmalinnar imbe" met, ar hi'sie"

untu'pa Calaciryo mi'ri oiale".

Si' vanwa na', Ro'mello vanwa, Valimar!

Nama'rie"! Nai hiruvalye" Valimar.

nai elye" hiruva. Nama'rie"!

長いですだぁ.でも,この文は大いに参考になる文ですだで,これでいろいろとエルフ語の文法の推測ができますだ.日本語訳は小説にありますだで,ここには英文訳を載せますだ.

Ah! like gold fall the leaves in the wind,

long years numberless as the wings of trees!

The long years have passed like swift draughts of the sweet mead in lofty halls beyond the West,

beneath the blue vaults of Varda wherein the stars tremble in the song of her voice,

holy and queenly.

Who now shall refill the cup for me?

For now the Kindler,

Valda, the Queen of the Stars,

from Mount Everwhite has uplifted her hands like clouds,

and all paths are drowned deep in shadow;

and out of the grey contry darkness lies on the foaming waves between us,

and mist covers the jewels of Calacirya for ever.

Now lost, lost to those from the East is Valimar!

Farewell! Maybe thou shalt find Valimar.

Maybe even thou shaft find it . Farewell!

(2002年8月1日)


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