駿河国駿府へ

静岡県静岡市

いつものように、横浜青葉インターから東名高速に乗り静岡市へ。関西、名古屋
方面の通過点で、静岡市はなかなか訪れる機会が無い。
 今日の静岡市も富士山を見ることができなかった。東海地方を訪ねて富士山が
見えないのは寂しい。特に東海道の清水、由比辺りの富士山は万葉の時代から
絶景ポイントだ。
 静岡市のイメージは、お茶と蜜柑、世代的にピンクレディーかな。登呂遺跡、タミ
ヤ模型・・・・と浮かぶ。そして、静岡、駿府の城下町といえば、桶狭間で織田信長
に滅ぼされた今川義元の領地で、徳川家康が人質として幼少期を過ごした町。
家康は少し不思議なのが、駿府は人質時代を過ごした暗いイメージだったはずな
のに、晩年、立派な城を築き隠居生活を送った。私的なことよりも、江戸を西から
の攻撃から守るために駿府は重要な戦略拠点だったということかな・・・・・・。
 最後の将軍徳川慶喜も明治になってから静岡市で30年も閑居生活を送って
いる。駿府静岡は、徳川将軍にとって始まりと終焉の町であり、町の中心にある
駿府城址を歩いていると、徳川300年の歴史が駆け足で過ぎ去っていく。

駿府城前の遊歩道は「家康公の散歩道」

慶喜の住んでいた屋敷跡は、現在は
浮月楼という料亭だ。

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