千葉県の九十九里浜に近い茂原付近を
ドライブしていると、いつも気になるものが
ある。新茂原から三井化学付近に点在す
る掩体壕だ。この辺りに戦時中にあった
茂原海軍飛行場の名残であり、敵からの
爆撃に対し戦闘機、艦上機を守るシエル
ターである。
田圃や住宅地に残るコンクリート製の
戦跡がとても違和感があり、様々な事を
考えさせる・・・・・。
茂原海軍航空隊
昭和16年に茂原市東郷地区に海軍が飛行場を建設。1200m×80mの滑走路と約20基
の掩体壕が造られた。現在の三井化学が飛行場の後であり、茂原中学に兵舎、萩原小学校
に航空隊本部(252航空隊)が置かれた。
茂原飛行場は、昭和18年頃に海軍が滑走路の様々な舗装方式をテストしたことでも有名。
田圃の中に残る小型の掩体壕はゼロ戦
用らしい
陸軍調布航空隊
陸軍航空仕官学校
千葉県茂原市