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マイナスイオン

〜 清浄な森の中の空気 〜


都会の雑踏の中にいると、身体のだるさや不定愁訴と呼ばれる不調を感じ、森などの緑の多い場所や川や海などでは心身がすっきりしたという経験は、誰しも一度や二度はありますね。

最近、色々な研究から、これらの現象にはイオンが関係していることが判ってきました。 イオンとは電気を帯びているわずか1/1000mmという小さな微粒子で、プラスイオンとマイナスイオンがあります。 身体や気持ちが元気ではつらつとしている状態にはマイナスイオンが深く関わっており、人体の活性化に大切なイオンと言われています。

森の中では空気中のマイナスイオンが多く、特に滝や小川、噴水の近くなど細かい水しぶきが激しく発生している所ではマイナスイオンの占める割合が多くなっています。 これは水が飛び散るエネルギーで空気中の電荷をマイナスにすることで生じるためです。

マイナスイオンを多く含む空気を体内に取り込むと、脳波のα波が増え副交感神経に作用して身体のリラックス効果が得られるなど、人に快適感を与えることがわかってきました。 しかし今のところ、マイナスイオンで何故リラックスするのか、というメカニズムについては科学的には解明されていないというのも事実であり、「マイナスイオン」という呼び方も日本特有のもののようです。

森林には新鮮な空気が漂い、人間の嗅覚は本能と直結しているため、香りとマイナスイオンの両面で心理的・生理的なリラックス効果があります。
ですから、滝という自然が作り出したマイナスイオン発生装置が、森の緑を守り、同時に人間の身体に安らぎと癒し感を増強しているのです。

さて、現在の家庭環境はどうでしょう。家庭の空気イオンの状況はといえば、大気汚染、電磁波の問題、あるいはパソコンやOA機器の普及に伴い、私たちの周りにはプラスイオンが多くなる要因が増えてきています。 不活性化をもたらすプラスイオンは都市の雑踏で多く検出されます。
また、湿気の少ないカラッと晴れた日はマイナスイオンが多く、梅雨時のように湿度の多いときはプラスオンが多くなります。パソコンやOA機器のまわり、締め切ったお風呂などにもプラスイオンが多くなります。

マイナスイオンは、人間の皮膚の電気抵抗の低い部分(=ツボ)から体内に入り、弱った細胞を活性させ自己治癒力を高めるので、疲労回復、肩凝り、筋肉痛、神経痛、血液障害、不眠症、慢性便秘、内臓疾患、成人病、婦人病などに効果があるとされています。

イオンの種類 プラスイオン マイナスイオン
痛  み 頭  痛 鎮  痛
繊毛運動 沈  滞 活  発
粘液分泌 減  退 旺  盛
感  覚 不  快 爽  快
血  圧 亢  進 降  下
脈  拍 増  加 減  少
交感神経 昼間活性   
メントール 鎮痛、清涼、局所刺激 ハッカ
副交感神経    夜間活性
水粒・空気イオンの身体への影響
<岩ア輝雄 温泉と健康 1995>

私たちの身の周りに存在するマイナスイオン、ホコリやチリなどへ吸着し減少しますので、常にお部屋はクリーンな状態を保ちましょう。また、仕事やネットサーフィンの間も時々空気を入れ換えて、マイナスイオンの補給を心がけたいものです。





森林浴5つの効果
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