〜その6〜


その6 コード〜組み合わされた音の響き〜

やっとコードの話にたどり着きました。
コード、つまり和音のことです。いくつかの音をいっしょに鳴らすときの響きの話になります。
コードというのは基本的には3つの音で成り立ちます。
Cメジャーの音階で考えていきましょう。
Cの音を基本にしてその上に3度ずつの音を2つ重ねます。言い方がちょっとむずかしかったね。
要するに、「C、E、G」、「ド、ミ、ソ」、と重ねるのです。
ピアノがあったら、3つの音を一緒にジャーンと押さえてみてね。ちょっといい響きでしょ。
このときの3つの音の音程は、CとEが長3度、EとGは短3度、CとGは完全5度です。
これをCメジャーコードと言います。けれどメジャーコードの場合は通常はメジャーという言葉をつけずに単純にCコードと呼んでいます。
次にFコード。「F、A、C」、「ファ、ラ、ド」ですね。これは上のドを下に展開させると、「ド、ファ、ラ」です。
次はGコード。「G、E、D」、「ソ、シ、レ」ですね。上のシとレを下に展開させると、「シ、レ、ソ」になります。
FもGも3つの音の音程はCの時と同じですね。
ピアノでコードをひいてみましょう。
C(ドミソ)→F(ドファラ)→C(ドミソ)→G(シレソ)→C(ドミソ)
ほらあ、何となくさまになったでしょ。
簡単なCメジャーの曲だったら、この3つのコードで伴奏することができます。

C    C    C      G
咲いた、咲いた、チュ-リプの花が
C    C    C  GC
並んだ、並んだ、赤白黄色
C   F C  C G  C
どの花見ても、きれいだな。

ただこれではおもしろくないので、ほかにいろんな響きを加えたり、マイナーコードを使ってみたりして響きに変化をつけるのです。




KIYO:かなり出遅れている感じ naokoさん、その6の前まではついて行っている感じです。あくまでも自主申告ですが・・・。その6はピアノを弾いてみないと実感できませんがなんとなくは大丈夫そうです。
少々忙しくしている内にいろんな出来事が起こっていますが乗り遅れは取り戻せそうにないからあきらめてじっくり読むだけにしておきます。

MINE:追いついた!? やっと、じっくりパソコンを開く時間ができたので久々にやってきたら、naokoセンセの音楽講座がどんどん進んでて、「待ってぇ〜 (/_;)」って感じでした(笑)
でも、ちゃんと「その6」までは理解したつもりです。
実際に鍵盤を弾いてみるとよりわかりやすいんでしょうけど、うちにある電池式の小さなキーボードは電池がショートして壊れちゃったし、小学校の時に使っていたピアニカ(息をふぅ〜っと吹き込んで鍵盤を弾くやつ。世代や学校によって呼び方が違うみたいなので一応解説)は、どこかにあるはずなんだけど行方不明・・・
よってnaokoセンセの作った鍵盤を見ながら、音を想像しつつ勉強しています。だから、自分では理解しているつもりでも、なんだかあやしいところです・・・

NAOKO:う〜ん?!大丈夫かなあ。かなり不安だけれど補足があるので先に行きます。




<補足> セブンコード

セブンコードについて説明しておきます。
セブンコードというのは先に説明した3つの音のコードにさらに音を付け加える場合です。
たとえば、Cコードでやってみましょう。
Cコードの上にさらに短3度の音程を付け加えます。B♭の音になりますね。
Cメジャー読みでは、ド、ミ、ソ、シ♭、となります。ほらこれもちょっと素敵な響きでしょ。
B♭は根音となっているCから数えると短7度の音程です。
このコードをC7(シーセブン)と呼んでいます。
長7度の音程を加えることもあります。Cメジャー読みでド、ミ、ソ、シ、ですね。
このときはCM7(シーメジャーセブン)と言います。
もっともっと複雑に組み合わせるいろんなコードが山ほどあります。
そしてこのコードが曲に表情をつけるのです。

さあ、ここまで来ると、言葉の使い分けが少しわかってきたでしょうか。
単にCと言っても、それはCの音のことをいう場合と、ハ長調とかの調子のことをいう場合と、Cコードのことをいう場合とがあるのです。
「オープンG」というときのGはコードのことなんです。
だからね、KIYOさん、ギターの6弦が全部Gの音になったりしたら、コードにならないんで困ってしまいますよ。




NAOKO:実はね、ペースダウンしている間にこれまでの分をhtmlファイルにまとめました。
今日までの分を入れてあとでHPにアップします。
これでいつでも復習可能になるし、目次を見ていただければ今後の予定もわかります。
小難しい音楽理論は次回で終わりです。

KIYO:超初級でしたか・・・ 音楽講座のhtml形式みましたよ。ひとりで笑ってしまいました。なんとも微妙なやり取りとイラストが笑えますね。これもすべて掲示板からですよね。自然な会話になっているし講座が楽しい雰囲気で進んでいるのがよくわかります。それに?がついた時に簡単にもとに戻れるから便利になりました。しかしこれが超初級というのは少しがっかり。息切れしながらやっとついていっているのに超までつくとは・・・。(笑)
でも考えました。本にしたら売れるかも?「shinちゃんのラングレーから音楽を学ぼう!〜オープンGにたどり着くまでの軌跡〜」なんてどうでしょうね。あーでもまだ半分だったんですね。

その6はピアノ弾いてみて、またしてもなんとなく理解しました。しかしピアノの弾く時の指使いが怪しいこと!それにたどたどしい!目と心の中でドレミファソ・・・、と追いかけながら弾いています。そんな私は家族から見ればあやしい。

NAOKO:超初級 そうなんだよね。超初級のつもりで始めたんだけれど、結構高度なことを書いてる。ごめんね。
でも、音楽をやっている人なら、習うでもなく、当然に誰でも知っていることなんだよね。たとえば、新ちゃんも。これは、私たちが日本語の文法を習わなくても平気で日本語をしゃべっているのと似ている。

MINE:恥ずかしながら・・・ とっても初歩的なことを聞いているかもしれないのですが、「オープンG」の『オープン』って何ですか?前から『G』はコードのことだろうなぁとは思っていたのですが「じゃぁ『オープン』コードって??」と・・・
ずっと聞こうと思ってて、聞きそびれて・・・
それとも、もっと先で説明があるのでしょうか?(せっかち?)

NAOKO:「とっても初歩的」ではないよ。だからさあ、言ってるでしょ、「オープンG」は終着点なんだって。だから「オープン」は最後に、タダ〜って登場するのです。でも、たぶん今度MINEさんたちが沖縄に行って新ちゃんに「オープンG」ってこうするんだよ、なんて教えてもらえば、「なんだぁ、こんなことだったの」って言いそうだね。

MINE:それから、html版の講座を復習も含めて見てみました。
掲示板だと、とびとびだから復習にはちょっと不便だけど、こういう感じだと途中から講義に参加する人も参加しやすいですよね。
ただ、私のイラストがKIYOさんよりお姉さん風なのがちょっと気になる感じですが・・・(笑)

NAOKO:このイラストはね、ふるさとのHPの「自己紹介」に使われているのをまねしたのです。だからMINEさんは、ふるさとのとおんなじイラストなんだよ(もちろん「ふるさと」からの盗用ではなく、私のソフトの素材集に同じものがありました)。それでKIYOさんもそうしようと思ったけど、そうするとKIYOさんはいつもペコリと頭を下げてることになっちゃうものね(笑)。それで別のを当てました。
もともとのイラストの選択はKIYOさんでしょ。
KIYOさんに、「私はもっと若くてかわいいゾ〜」と文句を言ってください。

ミッチ:音楽講座、読みましたよ。なんでしょうね、あそこに漂う、微妙におもしろい雰囲気は。(苦笑)
ミッチは、「そうね、そんな女性に成長したいものです。」っていうイラストでした。全然関係ない話しなんだけど、高校生のとき調理実習で「桜餅」を作ってたのね。そうしたら、「すごく似合うねっ!」っていわれました。桜餅を作るのが似合うミッチって・・・。

NAOKO:・・・・・・・・・。