フランス トロアバレー

日程 :1999年1月30日(土)〜2月6日(土)

滞在地:フランス トロアヴァレー(メリベル地区モッタレ)
 トロアヴァレー … その名の通り、ヴァルトランス,メリベル,クールシュ ベルの3つの谷(スキー場)からできている。メリベルは真ん中。1つのス キー場で、志賀全山を合わせたぐらいの規模はラクにある。 総滑走距離は600Km。1週間いても全コースは滑りきれない、と言われている。

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 メリベルの公式web page:http://www.meribel.net/
 ロッキー大崎さんによるメリベルの日本語公式web page:http://perso.wanadoo.fr/france-campagne


【1日目 1/30(土)】

 10:00   成田第一ターミナル。 前日成田泊だったこともあり10時前に は空港入りして、真っ先にツアーカウンターに行くと「到着便が遅れている ので出発はいつになるか解らない」とのこと。 荷物だけ預けて買い出しに。

 10:30   成田集合時間。 再度ツアーカウンターに行くと20人弱のお じ様、おば様方が集まっている。 しかし、荷物のタグを見るとヴァルトラ ンス,クールシュベル,ティーニュ・・・メリベルは結局我々だけでし 轤ゥにさけぶ者一名。(^^; 2名で4300円でした。

 銀行でお金を交換1FFR=20.98円也。 出国手続きをおえさらに暇に。

 14:30   パリからの便がようやく到着。

 15:25 今度は予定通りにタラップから離れテイクオフ。 しばらくする と飲み物のサーブが始まるとすかさず「シャンパン」を頼む者有り。 食事が 出て「シャンパン」のお代わりお代わり・・・(--)(__).oO

機内は空いているので4人がけ席に横になって寝る。

    ---- ここから現地時間(時間は大まか)----

 19:00   パリ着、乗り換えのためシャトルバスでターミナル2Aから2Cへ移 動。 小腹がすいたのでファーストフードをパクつく。

 21:05   定刻通りにテイクオフ。 パリの夜景は綺麗だなと見ていると、 チョコレート−サンドイッチと出てきてお腹は八切れそう、ファーストフード で食べなきゃ良かったと悔やむ。 そうしているまにジュネーブへの着陸体勢 にはいる。 とたんに揺れだす機内。(--; 着陸数分前には大きく下に降下。(--) 肝を冷やしました。

 22:00   何とか無事到着。 タラップから機外に出ると飛ばされそうな強 風が・・・無事について良かった。 入国審査を受ける前にトイレに行って出 てきたらほとんど人が居ない。 一番最後に並んでパスポートを出すと受け取 りもせずに「早く行け」みたいに手を振っている。 何とも・・・

自分の荷物が出てくるのを待っていると「○○○ツーリスト」のタグが付いた 荷物が流れてくる。 持ち主に聞いてみると、別な旅行会社のツアーに参加し た○○○会社の方7名様でした。 世の中狭い。(^^;
荷物を受け取りJTBの現地世話人に案内されバスに乗る。 JTBのヴァルトラン ス,クールシュベル組と途中まで相乗りになりました。 みなさん年輩の方で 特に機内から異彩を放っていた方はトロアバレーへは28年目70歳と聞きさ らに驚く。 28年も来続ける程良いところなのだろうか? 空港を出て15 分ほどでフランスへの国境を通過。 冬季オリンピックのあったアルベールビ ルの街をすぎるとバスは止まった。 程なく迎えのタクシーが現れメリベル組 とバルトランス組はそれぞれタクシーに乗り換え。 このタクシーがとばす飛 ばす。(^^; メリベルの街をすぎホテルのあるモッタレ地区(MOTTARET)に向か ってさらに登る。 途中凍結路面をテールスライドさせながら(^^;なお登る。 

 25:00   ホテル ラ・タレンテイズ(LA TARENTAISE)へ到着。  チェック インをすると日本語で部屋の場所と案内が書かれた袋を渡された。 部屋は幅 の狭いベット2つとテラス、バス・トイレ付きの東向きの部屋であった。 荷 ほどきをしてると現地メリベル観光局のロッキー大崎さんが、部屋に来訪され 明日のスケジュールと注意点等を伝達、先行して手配してもらったリフト5日 券(432FFR)を渡して帰って行かれました。 こんな時間にと思うと頭が下がる 思いでした。
#ジャグジーとサウナがあったなんて・・・水着持っていけば良かった。(;_;)

【2日目 1/31(日) 快晴】

 7:00  起床。 板を借りるためモッタレの観光局前に9時までに行かなけ ればならないがホテルの朝食は8時からである。 ブーツやウエアを準備して 8:05にレストランに行くと・・・まだ鍵がかかっている。(^^; 5分後にまた 来ると開いていたので、朝食をとる。 朝食はコーヒーに焼きたてパン、フレ ーク各種とヨーグルト、オレンジジュースのみ! 他は18FFR〜40FFRぐらいで スクランブルエッグ等を頼めば作ってもらえる。 最終日までメニューは同じ。 食事をしていると、窓の外をパンを持ったお使いの少年や、ピステンが通り過 ぎる。

 8:50  買い物用四連ゴンドラ(SKI NOW '95でモヒカン小林が乗っていた)で モッタレの観光局前に。 程なくロッキー大崎さんが到着し、昨日ジュネーブ 国際空港で会ったグループ会社の方のうち男性2名と一緒に近くのレンタル屋 に移動。 彼らはロシのデュアルテックを私はサロモンの少し古めのカービン グ系の板、ずっきーはダイナスターのカービング系の板を借りる。 交換は自 由&支払いは返却時だそうだ。

 9:00  再びモッタレ観光局前。 JTBのツアーには一日専属ガイド(スクー ルの先生)が付く。 JTBのメリベル組は我々2人だけなのでラッキー! 我 々のところにロッキーさんが連れてきたのは、ソニアさんという綺麗な方。  しかし肩書きは「アルベールビルオリンピックの滑降の前走をつとめた方」と のこと。 しかも片言の日本語が通じるらしい。(^^) この日の日本人のグル ープは、先ほどの7人組(以後グループA)とさらに他の男性4人組(以後グルー プB)の3組。 それぞれ初日のようで一日専属ガイドを付けて3つのスキー 場を回る。 中でもグループAは、ロッキーさんがビデオカメラマンとして同 行するそうな。 雲一つない空の下でのビデオ撮影なんてうらやましい。

3グループともクールシュベルに向かうゴンドラに乗る。 ここでグループB の方がfj.rec.sports.skiでメリベルについて質問していた人であることが判明。 そして、明日グループBと一緒に一日専属ガイドとロッキーさんにビデオ撮影 を頼むことにする。

SAULIRE(2738m)に上がると正面に雲一つない青空にモンブランの山が見える。 これを見ただけでも来た快があったと、早速写真撮影。(^^;  いよいよ滑る ことに。 ソニアさんには下手だと言ったのでゆっくりと大回りで滑ってくれ るが、なかなか止まってくれない。(^^;;  日頃の運動不足もあるが2人とも 2回止まっただけで足がぱんぱんになる。(^^;;  これは一日持たないと思い 「日本人はあまり長い距離を滑らない(おいおい)ので、もう少し短めで止まっ てくれ」と言うと「日本のスキー場は小さいからしょうがないね」と、先ほど の3/2位で止まってくれるようになる。(それでも長い ^^;) 結局4ストッ プでクールシュベルのベースに到着。 「クールシュベル内をもう少し回るか ?」との問いに「次に行きましょう」と答えるもったいない二人。(^^; ゲレンデから見えるクールシュベルの街はかわいいの一言につきる。 木造の 建物にかわいい壁画泊まったら高そうだ。(^^; また驚いたことに一つのベー スからゴンドラが3方向の山に向かって出ている。 贅沢だ。 ゴンドラ−ロープウエーと乗り継いで山頂からモッタレへ。 

我々が到着する直前まで大雪だったと言うことで麓でも新雪1m強。 もちろ ん全山オフピステ天国である。 もちろんゲレンデと呼ばれるところは綺麗に 圧雪が入ってます。 

リフト乗り場は5〜10分程度の列があるがスクールの先生と一緒だと優先乗 車が出来る。 得した気分。 モッタレからゴンドラ−リフトと乗り継いでMONT DE LA CHAMBRE(2850m)経由でバルトランスへ。

 13:00   バルトランスに着いたところで、ソニアさんお勧めのレストラン で食事をすることになる。 注文を取っていると昨日一緒のバスだったクール シュベル組の5人といっしょになる。 さらには隣の席はグループBの予約席 とか。 どうりで何度も携帯で連絡をとっていたはず。(^^; 他の席を見ると スクールのウエアを着た人がたくさん・・・御用達の店なのね。 昼飯は、ラ ム肉とパスタのなんちゃら、ずっきーはボロネーズ、ソニアさんは、巨大な肉 を揚げた奴(凄く旨そう)。 さらに、デザート+コーヒーで3000円/1人也! 高い。(--) アルコールのような食ご酒を飲んでいるとグループBが到着、一 人が昨夜足をつってしまいその痛みがまだ残ってしまって到着が遅れたらしい。 ちなみに気温はモッタレで−12度、山頂で−24度。 でも、風が無くピー カンなので寒くない。 もちろん耳あてもいらない。

 14:30   ゆっくり休んで再出発。 またも「バルトランスで滑りたいとこ ろがある?」との問いに「モッタレに戻りましょう」と答える罰当たり2名。(^^; リフト2本を乗り継いで MONT DE PELCLET(3012m)に。 このクワットリフト は、途中でホテル屋根の上を通り、さらには6人乗りリフトと立体交差している。

モッタレへの下山コースの入り口は長ーいコブ斜面。 「寒い」を連発してど んどん滑るソニアさん。 コブ斜面を見て突然元気が良くなるずっきー。  ソニアに「良いテクニックだね」とお世辞を言われて喜ぶも突然電池切れを起 こす。  緩斜面をしばらく行くと右手にリフトが現れる。 「ちょっとハー ドなコースとイージーなコース、どっちがいい?」と聞かれ「イージーコース !」と答えると緩斜面を直進しだしたソニアさん。 しかし、このあとクロス カントリー並の緩斜面が訪れるのであった。(--; 田中@ボーダーもこのコー ス通ったのかなぁ?と思いながらこぎ続けること十数分ようやくモッタレに到 着。 ソニアさんの話では余りの冷え込みの為に雪質とワックスが全く合わな くて止まってしまったが、いつもなら漕がずにこれるとのこと。(ほんとか?)

 16:30   ソニアさんにホテルの前まで置くってもらって今日のスキーはお しまい。 初日からしてハードだった。

    着替えをして近くのスーパーに買い出しにいく。 チーズとビール、ワイン 等を買い込んでホテルへ。 ちょうど日没の頃なのかモッタレの東の DENT DE BURGIN(2739m)が赤く色づいて綺麗である。

 19:45  夕食である。 スープ、前菜(3品から1つ選択、うち1品は40FFR程 度の追加料金)、メイン(3品から1つ選択、うち1品は60FFR程度の追加料金)、デ ザート(3品から1つ選択)、パンのコースである。 ワインのハーフボトルを頼 んで食事、かなり腹一杯になる。
#テーブル担当のウエイターに目がハートマークになっている者一名。(^^;    21:30  夕食から帰るとまもなく沈没。。。   

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茶所もんへ  ずっきーの部屋へ

Last modified:FEB/12/1999