フランス トロアバレー

日程 :1999年1月30日(土)〜2月6日(土)

滞在地:フランス トロアヴァレー(メリベル地区モッタレ)
 トロアヴァレー … その名の通り、ヴァルトランス,メリベル,クールシュ ベルの3つの谷(スキー場)からできている。メリベルは真ん中。1つのス キー場で、志賀全山を合わせたぐらいの規模はラクにある。 総滑走距離は600Km。1週間いても全コースは滑りきれない、と言われている。

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 メリベルの公式web page:http://www.meribel.net/
 ロッキー大崎さんによるメリベルの日本語公式web page:http://perso.wanadoo.fr/france-campagne


【5日目 2/3(水) 快晴】

 10:00  だんだん出発時間が遅くなる。(^^; 今日もいい天気なのでバルト ランスのまだ行ったことのない山頂 CIME CARON(3195m)を目指していつものルー トで出発。 弱々の滑りである。

バルトランスからゴンドラ−ロープウエーと乗り継ぐが待ち行列が長い。 結 局ゴンドラは20分待ち程度、ロープウエーも同じぐらい並んだ。 それでも ロープウエーの中は蔵王ロープウエーに比べりゃすいている。(^^; と思った が、現地人には狭いらしくドアが閉まるとロープウエー車内のあちこちから一 斉にあがる「めぇー」の声、羊小屋並の狭さと言う意味なのか?

ようやく CIME CARON(3195m)にたどり着くと、その絶景にしばし言葉を失う。 ビデオ回して写真を撮って下山、すでに昼過ぎである。 途中グループAうち2人とロッキーさん、○○○ツーリストの方、ヨーロッパ ツアーのコーディネーターの外人さん一行と遭遇、彼らは非常に元気である。

昼食は初日と同じ店のテラスでとることにする。 このテラスには毛並みのい い大きな黒い犬が放し飼いにされている。 客のテーブルの前にじっと座り何 かもらえるのを待っている。 はじめはかわいいなぁと思ってみていたが、我 々のテーブルに食事が運ばれてくると犬も来た。(^^; 間の悪いことに昼には 遅い時間で、他の客はほとんどドリンクばかり。 見かねた店員がやさしく追 い払うと何食わぬ顔でテラスを一周してきてまた座る。(^^; かわいいのだが 気になって・・・(^^;

 15:30  モッタレへ戻ることにして初日と同じルートをとる。 あの長い 緩斜面を行きたくなかったので、途中リフトに乗りソニアさんがちょっとハー ドと言っていたコースへ。 楽である。 はじめからこのルートにしておけば 良かった。

ほどなく宿について部屋に戻るも、17:30からのナイタースラローム大会に出 るためすぐに出発。 グループBの4人と合流してると明日パリに出立する グループAの人たちも見に来るが18時を回っても大会はいっこうに始まら ない。 無料で飲めると聞いていたホットワインも無い。 一行がだまされ たかと思い始めた頃MCが音響設備の準備を始め、圧雪車が整備を始めた。 コースはデュアルスラロームの6旗門。 参加者16名中日本人は5人、フ ァンスキー1名、ヘルメットキッズ1名。 このキッズ誠にうまい! 大会 が始まり日本人は1回戦、2勝3敗。 勝ち抜いたのはTOSHI、YOSHIの二人。 我々は惨敗。 2回戦で日本人全滅。(T_T) しかし、楽しかった。 ちなみ にキッズは4位、ホットワインの無料サービスはありませんでした。 

  

初の4日連続のスキーで左膝が炎症を起こして腫れている。

夕食をしにレストランに行くといつもフロントにいるお姉さんが新人ウエイタ ーに指示を飛ばしている。 うちの担当の兄ちゃんも今日は休みのようで新人 君が・・・なかなか下げに来ない。 とっても間延びした食事になってしまった。

ここに限らずヨーロッパのリゾートはみんなそうかもしれないが、レストラン で会う人の顔ぶれが全く変わらない。 おじいさん、おばあさんが多いが中に は、家族6人ぐらい出来ている家もある。 一週間なり泊まった費用を考える ととうてい日本では出来ないことだと思った。(--;

 22:00  夕食から帰るとまもなく沈没。。。(^^;

【6日目 2/4(木) 晴】

 9:30  最終日の予定は MONT VALLON(2952m)にあがってナショナルパークを 眺めて(ソニアさんの薦め)からあこがれのトドになろうと思っていたが、昨日 グループBから「今日、氷河を見に行ってきたよ。 とっても良かった。」との 話を聞き急遽バルトランスの POINTE DE THORENS(3266m)近くまで行くことにし 出発。 早く出たおかげで順調にバルトランスに到着。 リフト3本を乗り継 いで氷河へ。 青くて綺麗だ! 板を脱いで氷河の割れ目に入り写真を撮る。

バルトランスまでの下りは「日本じゃなかなか出来ないねぇ」と言いながら大 パラで飛ばす。 気持ちいい!! 

早めの昼食をとることにして昨日の店の向かいのテラスへ。 ちょっと高めだ が旨い。 

ゴンドラで最後の目的地 MONT VALLON(2952m)に上がる。 さすがに高層に薄雲 が出てるがモンブランやその他の山々が綺麗に見える。 ナショナルパークの 山の稜線には青く分厚い氷河が見え全くの別天地。 昨日登った CIME CARON (3195m)が遙か彼方に見える。 改めて「広いなぁ」と実感。

 15:00 モッタレの上のレストランのテラスでお茶。 結局トドにはなれなか った。。。(;_;) 

板を返しにレンタルやに行く。 2本で1140FFRとのことで、ボーっとしながら 財布から1200FFR出して手渡すと。 おじさんが「OK!」と明細書を1100FFRに 書き直している。 どうやら1100FFRしか渡さなかったらしい。(^^; 急いで40FFR を出すと笑顔で「いいからいいから」と・・・ありがとう。m(..)m

ホテルに戻り着替えをしてからモッタレの商店街(小さい)にお土産を買いに行く。 ショーウインドーを覗いていると「それ、なかなかいいよ」とロッキーさん。 オフピステツアーの帰りに板をチューンに出しに来たらしい しばし歓談して 分かれる。

 21:30  食事が終わり荷物つめとなる。 「もう一週間いようよ」ととなり で騒いでる奴が居る。 電話が鳴りロッキーさんからチェックアウトの手順と 明日の打ち合わせを行う。 電話を切ると今度はフロントからフランス語で電 話。 何を言ってるか解らないが、たぶん精算のことだろうとフロントに行く と伝票を渡された。(^^; レストランで頼んだワインやビール、スクランブル エッグ等の請求書であるが、どう見てもビール*2またはスクランブルエッグ のどちらかがチャージされてない。 どちらも新人君が注文をつりに来たとき である。 気にせず精算。(^^;;;;;;; 

【7日目 2/5(金) 曇り】

  5:00  起床。 昨日の電話の通り部屋の前にはフランスパン2本とジャム、 ポットに入ったコーヒーが置かれている。 それを食べてながらカーテンを開 けると DENT DE BURGIN(2739) の上に星が見える。 ひとしきり感傷に浸り荷 物つめ開始。 6:10頃「タクシーが待ってるよ」と眠そうな顔をしたロッキー さんがやってくる。 荷物を持ってロビーに向かうとフロントは真っ暗。 鍵 を置きタクシーへ。 運ちゃんは行きと同じ人だ。 荷物を積み込みロッキー さんに見送られながら予定通り(6:20)ホテルを出発。 最後までよく面倒を見 てくれたロッキーさんに感謝である。 ロッキーさんがいるうちは、トロアバ レーはメリベル以外には行かないだろうと思った。

出発直前から外はにわかにガスって来て視界20m程度であるが、運ちゃんは 飛ばす。(^^; 行きと同じバスの集合場所に着いた頃には二人とも乗り物酔い 状態である。(--; 。 行きも一緒だったクールシュベル組5人もまもなくタ クシーで到着。 それから30分ほど待ってようやくバスが到着。 ティーニュ からの団体2組5名が乗っている。 途中コーヒータイムをとりながらみぞれ 混じりの道をジュネーブへ。

 10:00  ジュネーブ国際空港到着。 行きと同じJTBの現地世話人に出迎え をうける。 「エールフランスは荷物の重量制限が厳しいから、20kgを越えそ うな方は、解らないように手回り品の中に隠してください」とのアドバイス。

さて出国手続きである。 スイスの出国は相変わらずパスポートも受け取らな い。(^^; 無事通過して20mも行くと今度はフランスの入国審査である。 こちらは入念に見てからパスポートを返してもらえる。 ここを通過すると初 めてエールフランスのカウンターが現れる。 JTBの現地世話人に手伝ってもら って(ほとんどやってくれた)パリ−成田便の窓側の席を押さえてもらう。

 11:00  定刻になってもタラップが離れない。 するとガリ事務総長似の 身なりのいい紳士が乗ってきた。 コックピットからみんな出てきて握手を交 わしている。 この紳士が座ると、コックピットに戻りチェックを始めるパイ ロット。(--; 早くせー!! テイクオフは11:30。

 12:40  またもばたばた揺れながらパリ到着。 A-320は揺れやすいのか? 到着ターミナルは2F、成田便は2Cから出発である。 ターミナル移動のた めかなりの早足で歩くこと15分(バスに乗れば良かった)ようやく到着。 13:30発なのにまだ搭乗が始まっていない。 急いでお土産を買いに走る。 支払いが終わった頃アナウスがあり搭乗が始まる。 置き止めのためバスで移 動。 パリはあっという間にお別れとなりました。

機内で飲み物がサーブされると2人で「シャンパン」と頼むこと連続3回、映 画が始まる前に沈没。 3時間後に起きるとさらに未開封の「シャンパン」が 有った。(^^; 機内食はJALより旨かった。 また、中央のキッチン(?)が喫煙 所兼BARとして開放されていて、ソフトドリンクとビールは勝手に飲める。 ま た日清のシーフードヌードルが有り自由に食べられるので、ついつい3つも食 べてしまいました。(^^;

我々は汚いかっこをしているが、パリからの乗客は綺麗に着飾っている。  でも、なんか学生らしき異様な姿の集団もいる。 太ったなすびの様なのもい る。(^^; 行きと違って混んでるので与えられた席以外には移動できそうもな い。 

【8日目 2/6(土) 晴】

  9:00  ほぼ定刻通りに到着。 荷物を受け取り解散。(^^;

   17:00  新幹線で仙台に着いたらメリベルよりも寒く感じたのはなぜだろう?

 23:00  風呂上がりに体重計に乗ると・・・4kgも太っていた。(--; あれだけ運動して汗かいて、それでも太ったと言うことは、やはり無酸素運動 だったのか?  

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茶所もんへ  ずっきーの部屋へ

Last modified:FEB/12/1999