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立山黒部アルペンルート

−2003年7月29日−1日目−

京急バス1.京急バス

2泊3日で立山黒部アルペンルートへ行きました。 アルペンルートを選んだ理由の1つ目は、たくさんの乗り物に乗れること。 2つ目は、山に行きたかったからです。 横須賀に住んでるので周りが海だらけで、海はもうケッコウ。 7月29日の関東は梅雨明けしていないけど、北陸地方は梅雨明け宣言が出ていました。 富山の天気は期待できるけど、横須賀は小雨の朝でした。 初日の朝はラッシュアワーを避けて行く計画を立て、8時頃のバスで出発です。 今までの旅行ではほとんど朝早い出発なので、 路線バスでの出発なんてめずらしい。

京急電車2.3.京急電車

YRP野比(8:21)→堀ノ内乗換(8:33)→品川(9:28)

ちょうど来た電車は堀の内行きで、堀の内で乗り換えになりました。 京急線は2100系電車が一番好きです (発車時のモーター音が独特で、我が家ではドレミファ列車と呼んでいます)。 座席数が多いし、子供と2席並んで座れば、 子供が遊んでも周りにあまり迷惑をかけないからです。 でも朝夕のラッシュ時にはほとんど見かけないのが残念です。 この日もどっちもいい電車ではありませんでした。 平日なので朝の京急は通勤客がいたのですが、 さすがにYRP野比駅で8時ぐらいの時間帯になるとすいています。 夏休みなので、通学の高校生もいません。 何とか座ることができました。 子供をかかえてなので、座れてホッとしました。

山手線4.山手線

品川→東京

品川駅で、一旦、京急の改札から外に出て、JRの改札から入りました。 連絡口を使わなかった理由は、京急は4歳児分は無料で乗ったけど、 JRは特急の座席予約のため、小人料金を払っていて、 連絡口を使うと面倒な事になりそうだったからです。 品川駅に新幹線の駅ができるそうですが、 どうせなら、東北新幹線も一部は品川発にしてほしいものです。 品川からは山手線で東京駅まで行きました。 『乗換案内』で見ると横須賀線を使えとか東海道線を使えとか出てきますが、 山手線が本数が多くて一番乗りやすいです(他より数分遅いみたいだけど)。

Maxとき313号5.上越新幹線:Maxとき313号

東京(10:12)→越後湯沢(11:30)

東京駅で少し時間がありました。 向かいのホームには古い緑の東北新幹線(ディズニーの絵が描いてあった)や 秋田新幹線を連結した東北新幹線の新しい車両や新型MAXやいろいろ出入りしていました。 東京駅で上越新幹線に乗りました。 7号車の乗車口のちょうどその辺りにの床に0kmPOINTと描いてありました。 ここが起点なのでしょうか?それともデザイン? 東北新幹線は何度も乗ってるけど、上越新幹線は初めてです。 MAXに乗るのも初めてです。 2階建ての車内は天井がとても低いです。 揺れている車内で階段の上り下りはちょっと危ない。 売店に行ったら、ほとんど何も売っていませんでした。 時間帯が悪かったのかな? 高崎の駅を出てから窓の外を見ていたら、長野新幹線の分岐点から 長野に向けて新幹線の線路が延びていました。 長野新幹線も上越新幹線も高架で、途中に高い建物もないので、 遠くまで良く見えました。 途中で、場所は忘れたけど、建設中の駅のようなものを見かけました。最も、子供が騒いでいるのに付き合っていたら、 景色をほとんど見れませんでした。 あっという間に越後湯沢に着きました。

はくたか8号6.JR:はくたか8号

越後湯沢(11:48)→魚津(13:32)

越後湯沢で駅弁を買い込みました。 『いくらたらこめし』『雪国の五目弁当』『ほくほくべんとう』『駒子べんとう』 旅行で駅弁は付き物だけど、 和食系が多いので、子供に評判は良くないんだよね。 おまけに、コンビニ弁当と比べると割高だよなぁと思ってしまいます。 最近コンビニ弁当もデフレになってるので、余計感じます。 デパートで駅弁フェアで売れてるのは不思議。 でもまあ、旅の気分みたいなのもありますから仕方ないか。 乗り込んでから電車が発車するまで少し時間があったけど、 待てない子供達はすぐ食べだしました。 4歳の子はあまりご飯を食べないほうで、 『いくらたらこめし』のいくらだけを食べて、 『駒子べんとう』のフライを1個つまんで、 ご飯にしょうゆをかけてちょっとたべて「もういらない」。 お菓子は食べるんだよなぁ。ハァ〜(-_-)。

はくたかはほくほく線を抜けて、日本海側を富山方面に走ります。 聞いた話では、六日町駅から犀潟駅までのほくほく線はJRではなく、 しかも法律上は新幹線扱いの区間で、 在来線で最高の160kmの速度が出るそうです。 どこで速かったかはわからなかったけど、ほとんど高架とトンネルでした。 電車のアナウンスで『ほくほく線は民鉄で・・・』みたいに言っていました。 JRは民営でないのかな(笑)。

ほくほく線を抜けて少し行くと日本海が見えてきました。 親知らずの辺りが最も海に近づきます。 北アルプスが迫っているので、この辺り右手は海、左手は険しい山になります。 残念ながら曇り気味で、遠くまでは見えませんでしたが、 穏やかな夏の日本海でした。

特急うなづき7号7.富山地方鉄道:特急うなづき7号

新魚津(14:04)→宇奈月温泉(14:41)

JRの魚津駅と地鉄の新魚津駅は隣り合っています。 でも連絡口はありません。 錆びた連絡橋の痕跡があったので、昔はJRの駅から直接いけたのだと思います。 新魚津駅の入り口は、珍しい事に、 JRと地鉄の下をくぐる連絡地下道の途中にあります。 待ち時間は長かったけど、 息抜きに子供を歩かせていましたが、 駅の周辺はたいしたものがありません。 乗り換え時間が30分近くあり、長いなぁと思っていましたが、 ダイヤを見て納得、1時間に1本か2本かしか電車がありませんでした。 しかし、それでも特急を走らせて、しかも指定席を設けているのは、 なぜなのでしょう。 電車はどこかの私鉄の特急の中古みたいでした。

黒部峡谷鉄道8.9.黒部峡谷鉄道

宇奈月(14:56)→欅平(16:18)
欅平(16:43)→宇奈月(17:58)

黒部峡谷鉄道はダムのために作られた作業用の鉄道です。 だから、とても小さいし、単線です。 客車のトロッコはまだしも、車輪の大きい機関車は、 運転手が縮こまって座っていました。 沿線の景色がいいから観光用になっていますが、 10の駅のうち観光客が乗り降り出来るのは4つだけです。 他の駅は作業員が乗り降りしたり、列車がすれ違ったりしていました。 平日だったからか、観光客を乗せた電車だけでなく、 作業用の電車(作業員が乗っていたり、荷物を積んでいたりする) と何台もすれ違いました。 作業員が乗ってる電車にも車掌が乗っていましたが、 なんか気楽そうにトロッコのベンチにまたがって座っていました。 黒部峡谷鉄道は今でも現役のダムのための鉄道の様です。

冬季歩道 最初鉄道のトンネルの出入り口付近に人が通れるぐらいの穴が開いているのは なんでだろうと思っていましたが、 この穴はは雪が高く積もった冬季の鉄道が運宮中に 関西電力の作業員がダムまで行くための通路だそうです。 鉄道のトンネル以外の部分は、黒部峡谷鉄道に沿って山側に、 この人が通れる程度の通路が宇奈月から欅平までずっと作ってあります。 鉄道の脇の通路にコンクリートのドームをかぶせた様な所や、コンクリートの崖の内側や、 ショートカットのトンネルなど、パターンはいくつかありました。 大きな川を渡る所にはトンネルがないので、 ここは雪の中を橋を渡っていくのだと思います。

沿線は3つぐらいダムがありました。あるダムは、 ほとんど湖がありませんでした。土砂で埋まってしまったようです。 発電所も何箇所かありました。 発電所の1つはヨーロッパの中世のお城の様な形をしていて、 かなり観光を意識しています。 途中の観光名所ではアナウンスがあると共に、看板が立っていました。 親切(笑)。 でも携帯電話のカメラではカメラ起動が遅いのと、 シャッター速度が遅いために、うまく撮れませんでした(残念)。 黒部峡谷は本当に深い谷で、列車から川ははるか下に見えるのに、 列車から上を見ると遥か上に山が見えます。 数百メートルもありそうな垂直の岩肌や、 岩が崩れ落ちる途中の様な谷だか滝だかが何箇所もあります。 ここで地震や土砂崩れに見舞われたら、生還できないかも。

トロッコ客車トロッコ列車は開けっ放しなので、 いちお子供を内側にしていましたが、 子供が退屈したらどうしようかと、気にしていました。 ところが、幸いというか、揺れながら風が当たってるうちに眠くなったみたいで、 1歳の子は寝てしまいました。 残り2人もおとなしく乗っていました。 おかげでじっくり景色を堪能できました。 特別車に乗らなくてよかった。

最初の乗り降りできる停車駅は黒薙(くろなぎ)駅です。 ここではほとんど乗り降りがありませんでした。 駅も切符の販売がなく、小さな駅舎に 乗車証明書を受取って下車駅で清算してくださいと貼っていました。 ここはほとんど黒薙温泉に行く人だけが乗り降りするのでしょう。 駅の山側に急階段と看板があり、その先が黒薙温泉だそうです。 ガイドブックによると駅から15分ぐらい歩くようです。 黒薙から宇奈月までは温泉を引くためのパイプが通っていて、 黒部峡谷鉄道の対岸に見えます。

次の乗り降りできる停車駅は鐘釣駅で、 ここでは沢山の人が降りました。 旗を持ってる人が何人も叫んでいたので、 添乗員付きのツアーが何組もあったようです。 時間的に考えると、ここで宿泊かもしれません。 それともお欅平まで行くと観光時間がなくなるから、降りたのかな? 鐘釣駅は上りと下り(どっちが上りかしらないけど)の2つのホームがあります。 面白いのはポイントがホームの途中にあるため、 長い列車ではどっちも発車する前に一度後ろに下がることです。 峡谷の狭いスペースでなんとかやりくりするとこうなってしまうのでしょうか。

奥鐘橋終着駅は欅平駅です。線路はもっと続いているみたいだけど、観光客は行けません。 欅平駅のホームはとても長く、降りてから改札までだいぶありました。 乗るときは改札のすぐ近くで乗車します。 奥のほうは複線になっています。 見ていたら、機関車を切り離し、反対側に付け直していました。 機関車の付け直しと、列車の入れ替えなどのために、長いホームがあるようです。 電車が出るまで20分ぐらいしかないので、奥鐘橋までしか行けませんでした。 奥鐘橋は床が木製で赤い手すりで、見栄えはいいです。 下を見ると谷が深いので怖いです。 その先の人喰岩は、よく2時間ドラマで出てくるようなところです。 ドラマ的にはここは殺人事件の名所かも。

欅平駅を出たところで記念写真を撮ろうと思ったら、 いきなりカメラが故障しました。 ディスプレイにHELPと出たまま、 フィルムの巻き戻しも出来ないし、電源さえ切れません。 こんなトラブルに見舞われるとは、困った。 幸い、後で、電池を入れなおしたら、フィルムの巻き戻しが出来て、 新しいフィルムを入れたら生き返りました。 どうやらフィルムに問題があったようです。

送迎バス10.送迎バス

宇奈月駅から送迎バスで宿泊場所の宇奈月温泉ホテル桃源に行きました。 入り口が6階なので、かなり崖に建っています。 部屋で食事ができたので、子供連れには助かります。 感じとしては、対応はいいけど、設備などは少し古く、 会社の忘年会で使うような所でした。 露天風呂から上に橋が見え、対岸のホテルも近く見えました。 つまり丸見えみたいです(見たい人はいないと思うけど)。 女湯も同じ様だそうです。

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地図

『駒子べんとう』と『いくらたらこめし』に書いてあったせりふ

しおざわ「コシヒカリ」が美味しいわけ?

しおざわコシヒカリは霜降り?
お米は中心部の「胚乳」と外側の「糠(ぬか)層」に大きく分けられます。実はこの糠層がアミノ酸を多く含むうまみのもと!良質米はこの糠層が霜降り牛肉のように胚乳に深く入り込んでいる事がことが県中央研究所の調べでわかりました。
また「でんぷん細胞」の中のでんぷん粒も小さく、炊いたときに細胞膜を壊す事が少ない事もわかったそうです。
実はこれらは従来の食味計だけでは表しきれないそうで・・・「しおざわコシヒカリ」の奥深い美味しさにはこんな秘密があったんですね!

コシヒカリの生い立ち
コシヒカリは昭和19年、農林一号と農林二十二号を親として生み出されました。最高の食味といあわれる中で、そのデリケートな性質ゆえ栽培は大変難しく、当初は栽培が広まることはありませんでした。このコシヒカリを多くの困難を乗り越えて育て上げたのが当地塩沢町の農家でした。以来塩沢町ではコシヒカリの栽培が広まり、米作りへの熱意と魚沼の自然に恵まれた「日本一の美味しいお米」としての不動の地位を築くまでになりました。

「しおざわ」だからこそ
当地「しおざわ」には、なにより困難に立ち向かいながら「コシヒカリ」を育て上げた農家の情熱がありました。でもそれあではありません・・・この魚沼の郷、しおざわの自然風土も大きく貢献しています。周囲を越後山脈・魚沼丘陵にかこまれ、清流「魚野川・登川」によって形成された魚沼盆地は、粘土質の地味豊かな地域です。とりわけ「しおざわ」は土に稲作が適していて、盆地ならではの昼夜の温度差・朝晩の冷え込みがお米をいっそう美味しく育て上げます。しかも豪雪地帯として名高い当地では、雪解けの清冽で豊富な水が一面の田んぼを豊かに潤します。

何故疑問符を付けるんだ?


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